教える事の難しさ

プーです

寒さでテンションが下がったため、23日のサーフィンは中止になりました。歳をとると遊びに対する根性が無くなってくる。これではいかん。でもやっぱ寒いのヤダもん。
　
数日前に営業帰りにブックオフでフラフラしていたら衝撃的なDVDを発見した。
「BURTON learn to ride」
スノーボードメーカーであるバートンが開いているスノーボードスクールのカリキュラムDVDらしいのだが、謳い文句がすごい。このスクール、90分のレッスンで90パーセントの受講者が連続ターンできるようになっているらしい。
　
確かに俺っち運動オンチよ。でも滑れるようになりたくて、初回のスクールを含めて毎回一生懸命練習したさ。でも連続ターンまでのべ4日間もかかった。30時間くらい？

その後、みんなが驚くスピードでスノボ上達したんだけど、でも連続ターンまで4日間。それを90分でやってしまうのかバートン。すげーよバートン。ミッヒ・アルビンだよショーン・ホワイトだよ。キスマークとは違うのだよ童夢君。
ちなみに俺っちの板はミッヒ・アルビンのシグネイチャーモデルなんだが、デッキの後部に描かれているお化けが、暗闇で光る。スノボが暗闇で光る意味があるのか？そもそも暗闇で板を見る機会なんてないぞ。俺もわざわざ部屋を真っ暗にして確認してみたけど、1回見れば十分よそんなの。そういう無意味さって好き。

とにかくそういうバカな板を作ってるバートンのスクールはすごい。そしてNobiをますますスノボ嫌いにしてしまった俺ってダメ。

自分の経験を元に教えてあげられると思ったんだけど、うまく教えてあげるのって難しい。元々、俺って何かを人に教えるのが下手。自分でできる事と、それを人に教える事は全く別。熱意だけじゃダメなのよねー。

俺が通ってた中学・高校は結構な偏差値で、各地の小学校の上位レベルの生徒が集まっていた。お受験の是非はともかく、運良くそういう所に入れちゃったんだけど、入ってからが大変。全然ついていけないのよ。おかげで高校4年間も通っちゃった。いやん。

落ちこぼれてみるとわかるんだけど、こういう学校ってある程度のレベル（もともとの学力とか勉強のやり方とか勉強の好きさ加減）に達している人は更に伸びるんだろうけど、そのレベルに達していない人は落ちこぼれる一方なのね。そういう生徒を引き上げる力はないの。だって、なんでできないのかを教師が理解してくれないんだもん。高校で成績がよくて、現役でいい大学に入り、そのまま教師になった人達だからね。

お陰様で、4年間かけてギリギリ卒業してから人並みの学力に戻すの大変だった。てゆーか1年で英語の偏差値をまともにしてくれた代ゼミはすごい。吉川先生お元気ですか？

Nobiがもう1回だけ我慢してスノボ行ってくれるなら、バートンのスクールに入れてあげよう。調べてみたらいっぱいあるじゃんバートンのスクール。やっぱたんばらがいいかな。キャラクターの名前がタンバリンだからね。