ダメ人間アワー

別れた恋人同士でお送りしておりましたが、色々あって結婚しちゃいました。
おバカブログは続きます。

草津クリスマス①

2008-12-25 01:52:07 | プー 日記
プーです。

彼女であったNobi女史と別れて7ヶ月半、復縁に向けて日々コツコツとおデートを重ねてきました。が、未だに復縁できておらず、そのままクリスマスを迎える事になりました。

誕生日やらクリスマスやらのイベントを迎える度に、昨年の恋人同士だった時の同じ日についてのブログと比較し、切ない気分になったりするのです。ちなみに昨年のクリスマスはこちら。意外と地味だった昨年のクリスマスに、今年はただの友達という関係で勝負を挑みます。

今年のクリスマスは、地味に「温泉でシッポリ」企画です。こちとらバリバリの日本人でさぁ。キリストさんの誕生日なんて関係無い。寒い冬は赤い服着たヒゲじいさんなんか無視して、温泉で暖まるのです。そもそも二人の休みが重なっているのが23~24日。あまりクリスマスとは関係無い感じでもあるし。

温泉と言えば、草津!草津良いとこ一度はおいで、と言うではないか。てゆーか、なんとなく目的地を草津に決定、いつも通りじゃらんネットの口コミの良い宿をチョイスします。今回はNobi女史に全く相談せずに決定。宿どころか草津行くって事さえ、衝動的に俺が決めてしまった。今までお泊り旅行といえば伊豆、伊豆、伊豆の繰り返しであり、なんとなくマンネリムードが漂ってきていた。安くてナイスな宿がたくさんある伊豆は魅力的なのだが、伊豆の観光スポットは行きつくしてしまった感がある。今回は「サンタ無視」→「温泉重視」→「できれば雪見風呂」→「1泊2日で無理のない距離」→「草津」という連想ゲームで決めたのであった。

さて、23日当日。プー、痛恨の寝坊です。8時にセットした目覚ましを完全無視、10時46分の「そろそろ起きないかい?」というNobi女史のメールも完全無視。目が覚めたら11時半だった。びっくりした。1週間休みが無くヘロヘロだったなんて言い訳にもならず、ダッシュでNobi女史をお迎えに上がります。せっかくの旅行なのに、昼出発になってすまぬ。

そういえば、この旅行のために、ニューアイテムをゲットしました。「クリスマス無視」というコンセプトは実はさっき考えたのですが、図らずも打倒クリスマスなアイテムである。


木魚だ。プーの車にはすでにタンバリンが常備してある。職場の同僚を車に乗せた時に「なんでこの車にはタンバリンがあるんだ?」と不思議がられたが、もっと場違いなアイテムを追加してしまった。俺にとっては宗教的な意味はまったく無く、打楽器としての木魚なのだ。音楽に合わせてポクポク叩いたら絶対楽しいって。

とりあえずNobi女史に木魚とばい(木魚を叩く棒。「しもく」とも呼ばれる)を渡して出発。ほら、Nobi女史少し楽しそう。

ポクポクと木魚音を響かせながら、車は青梅ICから圏央道に乗り、Nobi女史が木魚叩くのに飽きる頃には関越道を疾走していました。

草津は意外と交通の不便な場所にあり、車だと関越道の渋川伊香保IC、または上信越道の碓井軽井沢ICから下道を50キロ以上走らなければならない。11時半まで寝ている場合ではないのだ。急がねばならないのだ。

今回は関越道の渋川伊香保ICからのルート。なぜなら、日本三大うどんのひとつ、水沢うどんを食べたかったから。両親が長野県人なのにうどん好きなプー。うどんを食うために香川県までバイクで行った事があるくらいである。讃岐うどんは美味かった。水沢うどんはどうだろう。

伊香保の近く、水沢地区にうどん屋が密集している場所がある。うどんロードだ。とりあえず「始祖 清水屋」と「元祖 田丸屋」で悩んだが、ガイドブックにより詳しく紹介されていた清水屋に決定。突撃。

うどんのメニューは大盛り1365円・中盛り1155円・小盛り630円のみ。プーは中盛りをオーダー。Nobi女史は小盛り。そして、出てきたうどんを見て驚く。


写真では伝わりにくいと思うが、すげー少ない。出された時に笑いそうになったぐらいだ。写真撮るの忘れたが、小盛りはすごい。子供にほんのちょっと取り分けてあげた、ぐらいの量だ。

ただ、高いだけあって美味い。透明感のある麺は、柔らかいのにコシがある。ごまだれもさっぱりしていて美味い。しかし、少な過ぎるのである。少なさのインパクトにすべて負けてしまう。

完全に庶民のファストフードになっている讃岐うどんと、観光客向けに局地的に展開する水沢うどん。どっちも美味いんだけど、俺はやっぱ安くてどこでも食べられる、讃岐うどんの方が好きだなぁ。池袋西武の屋上のうどん屋、また食べたいなぁ。あそこは本場に負けない讃岐うどんが食えるのだ。

うどんの量にショックを受けたまま、車は草津へ向けて出発。途中、道路に溝を刻み、走ると音楽が聴こえるポイントを通過。すごく小さな音で草津節が聴こえる。お子様なプーとNobi女史は大喜びなのであった。

そんなこんなで草津に到着、チェックイン前に西の河原露天風呂に入ってきた。小雪の降る中、駐車場から10分ほど歩き、西の河原公園の一番奥に巨大露天風呂がある。女湯は少し狭いらしいが、男湯は25mプールぐらいあったぞ。初めて入る草津の湯は、ピリピリと傷にしみる強酸の湯。口に含むと酸っぱい。胃液に似た酸っぱさだ。不味い。でもなんだか効き目がありそう。脱衣所を出てすぐのかけ湯でうがいをしたら、かけ湯も温泉で意味無し。

ホカホカになって今回の宿にチェックイン。


きんだいペンション。日本で5番目に開業したペンションということで、建物も部屋もレトロだ。しかーし、貸切の温泉が5つもあるのだ。今回も別れた女と混浴ツアーなのである。しかも5回も混浴なのだ。5回生殺しなのだ。

とりあえず混浴欲を抑えながら夕食を食べて、草津温泉街の中心、湯畑を見に行く。


湯の花を採取する施設らしいんだけど、なんだか湯気モクモクですごい。よくわからないけど迫力がある。写真の木の樋からお湯がドバドバ流れ落ちるところ、「千と千尋の神隠し」でドバドバ音として使われたとのこと。確かにすごいドバドバ音なのであった。


風呂入り過ぎで眠いので、続きは次回に。混浴画像は無いので期待は禁物。