ダメ人間アワー

別れた恋人同士でお送りしておりましたが、色々あって結婚しちゃいました。
おバカブログは続きます。

映画デー

2009-11-05 03:42:46 | プー 日記
ポォーウ! プーです。

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を観てきた。

特にマイコーのファンというわけではない。ヤフー映画のレビューがあまりにも高得点だったから。

いや実はね、大川隆法の「仏陀再誕」のレビューを見に行ったのよ。宗教が作った映画って、公開直後からレビューが真っ二つに分かれて面白いのよ。信者は「素晴らしい!」って星5個(満点)つけるし、普通の人は「ひどい」と星1個つける。その両極端のレビュー見て笑おうと思ったら、マイコーの映画のレビューがすごい高得点になってる。

水曜日はイオンモール日の出のマイカルシネマズが、ペア2000円なの。2人で同じ映画観れば、ひとり1000円。はずれてもいいかなとNobi女史と観に行ってきた。

いっつもガラガラの日の出マイカル、割引の水曜日だからか割と混んでた。それでも客席の3~4割しか埋まっていない。この映画館、設備もいいしスタッフも感じいいし、いっつもガラガラだし、とてもいい映画館です。



映画の構成は、ロンドン公演に向けてのリハーサル映像を繋げたもの。マイケル・ジャクソンに全く興味が無い人にとっては「別に・・」と感じる映画かもしれない。

プーは一時期マイコー聴いてた事もあり、なかなか入りこめて観れた。ヤフー映画で皆さんがレビューしているように「ただただ感動」とまではいかなかったけど。

実はプー、マイコーがロンドン公演の発表した時「本当にできるのか?」と思ってしまった人です。何しろ50歳だし、健康面も問題ありそうな感じだし。

ごめんなさい誤解してました。

リハーサルという事で全力ではないであろうマイコーの歌とダンス。それでも凄かった。コーラスの人達、バンドの人達、ダンスの人達、みんな凄い。かっこいい。若くて才能があるであろうそういうスタッフとリハーサルを繰り返すマイコー、一番かっこいいのですよ。

年齢を感じさせないパワーでショーを作り上げていこうとしていたマイコー。リハーサル映像だけでも、それは素晴らしいものでした。彼の音楽を少しでも好きだった人なら、それを感じると思う。

そして、素晴らしい公演になったであろうロンドン公演、あそこまで作り上げていたのにそれが実現できなかった事が、ただただ残念に感じる。

マイコーはキング・オブ・ポップとして完全に健在であった事、でも復活公演を実現できなかった事がとにかく悔やまれる、という二つに尽きるのです。そういう映画でした。


風呂行った帰りにツタヤ寄って、DVD借りてきた。観よう観ようと思っているうちに公開が終わっちゃった「ワルキューレ」。



ヒトラーを暗殺しようとしたドイツ将校のお話。最近流行りの「本当にあった話」映画です。トム・クルーズが主演だけどすごく硬派な匂いがプンプンしてて、これは観ないとと思って。

やはり硬派だった。暗殺は失敗に終わると誰もが前知識を持っているわけなんだけど、それでもドキドキ冷や冷やしてしまう。そしてヒトラーによってとんでもない方向に走っていくドイツという祖国を正しい方向に導こうとする、反逆者達を描いた真面目な映画でした。トム・クルーズもなかなかの好演です。

ヒトラーをはじめ、ドイツ人が全員英語で会話しているのがやはり気になりますが、アメリカ映画だからしょうがない。途中で慣れます。

「サスペンス・アクション超大作!」とか謳われてるけど、いい意味でもっともっと硬派な映画です。緊張感の途切れない秀作なのでした。


残念ながら明日からまた仕事なので、おやすみなさい。