『Mont Ventoux ヴァントゥー山』
プロヴァンスを語る際に
山と川とが
重要な役を果たす
川は
『ローヌ河』とその3本の支流
『デュランス川』
『ヴェルドン川』
山は
『ヴァントゥー山』
『アルピーユ山塊』
『リュベロン山塊』
ちなみに
プロヴァンスには
Massif (マッシフ : 山塊=小山脈・山群)が17
Montagne (モンターニュ : 山=単独峰)が10座あまり
Mont (モン : 山=単独の大きな山)が主だったもので4〜5座
ある
川に関しては
再度機会を作ってご紹介したいと思っています
従って
今回は『山』です
北から順に
『Mont Ventoux ヴァントゥー山』
からご紹介しよう
ローヌ河が
二つの分かれるアヴィニヨンの北北東の『オランジュ』から
さらに北東『ヴェゾン・ラ・ロメーヌ』あたりから東南にある大きな高山
標高1912mで
北側の頂上付近は夏でも冠雪
冬はスノー・スポーツ
夏は自転車の山岳ロードレースで賑わう
この『ヴァントゥ山』の周辺には
『Haute-Provence 高地プロヴァンス』らしい
魅力あふれる小さな村々が
点在する
幾つかご紹介しよう
※ ※
『Bédoin ベドゥアン村』
村から見たヴァントゥ山
※ ※
『Crillon-le-Brave クリヨン・ル・ブラーヴ村』
『Eglise Notre-Dame des Acces ノートルダム・デ・ザクセ教会』
ここの領主は
代々優れた人物が続き
王家の重要な地位を占めたりして
パリでも有数の高級ホテル『Hôtel de Crillon クリヨン・ホテル』
に名前が残っている
村からヴァントゥ山を望む
※ ※
『Le Barroux ル・バルゥ村』
『ル・バルゥ城』
『Eglise Notre-Dame de Brune ノートルダム・ド・ブリュンヌ教会』
※ ※
『Cartantra カルパントラ町』
『Ancienne Cathédrale Sainte-Trinitée 旧聖三位一体大聖堂』
のロマネスク時代部分
大聖堂ゴシックの部分『ユダヤ人の扉口』
旧司教館
『Château de Dubesson デュベッソン城』
※ ※
『Crestet クルステ村』
『クルステ村』から『ヴァントゥー山』を望む
『Eglise Saint-Sauveur 聖救世主教会』
『Château de Crestet クルステ城』
共同洗濯場
※ ※
『Entrechaux アントルショー村』
『Eglise Notre-Dame de Nazareth ナザレノのノートルダム教会』
『Eglise Immaculée Conception Saint-Lauren 無原罪のお宿り・サン・ローラン教会』
※ ※
『Gigondas ジゴンダス村』
『Côte de Provence コート・ド・プロヴァンス』
という「原産地呼称法」で守られた
名高いワインの産地の村
※ ※
『Mazan マザン村』
『Château de Mazan マザン城』
この城は
ずっと以前は『シャトー・ド・サッド』という名で
南仏の名家で数多くの爵位を併せ持ち
各領地に城を持っていた
『サド侯爵家』の持ち城の一つであったそうな
『Chapelle des Pénitens 贖罪巡礼団の礼拝堂』
ロマネスク時代の『Eglise Notre-Dame de nazareth ナザレのノートルダム教会』
中世の「屋内公益市場」
村から見た『ヴァントゥ山』
頂上の気象観測所のポールまでしっかりと見える
※ ※
『Perne-les-Fontaines ペルン・レ・フォンテーヌ村』
『Porte Noire et Chapelle 黒の城門と礼拝堂』
礼拝堂は城門の城壁に付属する左の2つの窓がある部分
『Eglise Notre-Dame de Nazareth ナザレのノートルダム教会』
『Place Notre-Dame ノートルダム広場』
教会側面の扉口前の広場が
住民たちの憩いの場
市場の前の広場の噴水
ディテール
村の名前はこの噴水に由来する
※ ※
『Séguret セギュレ村』
城壁に名残と城門の一つ 共同洗濯場
家屋に組み込まれてしまった噴水
昔の洗濯場
※ ※
『Vanasque ヴァナスク村』
ロマネスク時代の洗礼堂
『プロヴァンスの山』シリーズは
続きます
= = = = = = = = = = = = = = = = = =
【お願い】
皆様のご意見を「コメント」からお送りください
※
旅行の実際に興味のおありの方は以下のサイトもどうぞ
https://veritas21.com 『こんな旅がしてみたい 誰も真似のできない旅のプランナー』