想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

迫りくるもの。

2013-07-23 12:40:23 | 日記

〔新月魔法〕

昨日あたりから、じわじわ効いてきた。
失ったと想っていたものが戻ってきたり、
それでどれだけの時間をやりすごせるか判らない。
ありがたいなあ。

選挙による株価の変動は、
思ったほどではなかったが、
私の場合、25日がネック。
まあ、ダメならダメで、持っていればいいわけだから。
多分、世界がひっくり返らない限りは安全圏だと思うのだ。

どうにか。
どうにか、娘の将来につなげないと。

昨夜、失う夢をみた。
何かを失う夢。
何かは思い出せないけれど、

まるで、やっと自覚に至る、今日を予感するかのように。

少しずつ、何かが狂い始めていた。


〔不調〕

姪っ子が、ついに体調を崩した。
私が作って差し出す食事に手をつけなくなって、
どれくらいたつだろう。
夕飯は全く食べない。
朝食は、半分くらい。
持ってゆく水筒のお茶も残してくる。
毎日こんなに暑いのに。

一週間?
10日?

妹は、接骨院には連れて行っていたが、
内科に行くべきだと話したのは、一昨日くらいだったか?
どれだけ食べないか。
見ていないから判らないのだ。
朝も寝ていて見てない。夜もいないから、見ていない。
昨日、夜家にいたから、
彼女がどれだけ食べないのか、把握したのだろう。


そして今日、体調を崩して早退してきた姪っ子を、
やっと、病院に連れて行った。

この頃、笑ってくれない。
食べてくれない。
どこかへ行ってしまっているような、背中。

中学卒業まで、ここに置いておくべきじゃないのか。
という話はもうとうにしていて、
やはり母親と一緒に行くという気持ちは確かだったから、
今さらそれも云えないし。

でも、転校って、ストレスになるよね。

私の所為だ。

私がこんなだから。

これは、大人の責任だ。

何故、こんなことになったのだろう。

ごめん。
ごめんね。

転校は嫌だって、泣いたんだよね。
ここにいさせないようにしちゃったのは、



私の所為。

私が、妹を赦せなくて、
父を看てくれない妹を赦せなくて、
耐えられなくて、

云ってしまった。


「出ていけ」と。

一度放った言葉は、取り消せない。

介護も、育児も、家事も、仕事も、
全て受け入れるほどの思考でいられたら、
このたびの騒ぎもなく、
引っ越しの話も出ずに、

また別の結論に達せただろう。

今ひとつ、大人になりきらなかった、私の責任。
それに、
いつまで、自分を偽っていられるの?

しっぺ返しに、
私は失うのだ。あの子を。

娘と同じように、時間を共に過ごした、あの子。

いなくなってしまう。
もうじきに。



















小説・秒速5センチメートル (文庫ダ・ヴィンチ)
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