朝食は6時半予約。沢山食べて、チェックアウトまでもうひと眠りするのが気持ち良い。
沢山食べました。そして、部屋に戻り2時間程二度寝。お風呂はチェックアウトして別の日帰り温泉に寄る予定だったので入らず、荷物をまとめて宿を後にします。
日帰り温泉は駅近くの総湯。510円で入れました。黒部川の石を使った浴槽に、天然掛け流し温泉。43〜45度の熱い湯。サウナがないので1時間といれませんでした。休憩所が広いと書かれていたので、寝っ転がっていようと目論んでいましたが、そんな空気感じゃなく、マダムたちも結構いたので、カメムシの出る涼所で近所のランチができる店をチェックして温泉を出ました。
しかしながら。飲食店は軒並み、団体客で予約済み。金沢おでん🍢も、ブラックラーメンも、白エビのかき揚げ定食も食べられず…😅。宇奈月温泉駅と宇奈月駅の間を何往復もしながら、やっとテイクアウトのしらす焼き弁当をゲット。このお弁当は実は昨日、トロッコ列車を降りてから偶然見つけて、食べたいなと思っていたので、ラッキー✌️。夕飯にするつもりで購入しました。ランチを探し求めていましたが、実際は朝食を沢山食べていたのでお腹も空いておらず、温泉上がりのジュースを飲んで、後は電車の時間までぶらぶらします。山彦橋という、高い橋を渡る遊歩道がありましたが、また途中で足が竦み、展望台から眼下に広がる黒部川を眺めました。
渡れなかった、山彦橋。
そして、やたら大発生しているカメムシ! なんか臭い! ずっと臭い!
黒部川電気記念館も見学しました。娘が関西電力に関係している職についているので、少し勉強しておくかなと。ここ、無料で見学できるのですが、おすすめします。戦後の電力不足を解消するため、くろよん建設に挑んだ人たちの壮絶な仕事を知ることができるのです。先ずは険しい黒部渓谷に足場を作り、道具を人の手で運ぶことから始まった計画。当時の計画草案者である電力会社の人も、沢山の命を背負って立った訳ですから、相当の胆力が必要だったはず。もちろん、現場で働いた人は命がけ。私は足が竦んで動けなかったような頑丈で安全な橋などあるはずはなく…。当時のモノクロの映像を見ると、いかに過酷な仕事かがわかり、先人たちの命がけの努力のおかげで、今の便利な生活が成り立っているのだという事が理解できます。くろよん建設の事が知れて良かった。
帰りは新幹線の黒部宇奈月温泉駅まで、富山地方鉄道🚃で移動。長閑な車窓に癒されて、この時間が永遠に続くと良いのに…と思ってもあっという間に到着。上田駅まで一瞬でした。(体感)
これで、今年のひとり旅はおしまいです。また、来年、今度はどこに行こうかな。