想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

めんどくさがやりやの いいわけ。

2015-02-26 13:29:48 | 日記

親の老後の面倒は 迷惑行為に値するのか

私も考えてみましたー

母の時は まあ 病気だから仕方ないっちゃ仕方ないけど

看病の負担が家族内で偏ったね

父は仕事優先(仕事しなきゃ病院代払えない)

妹は 学生(勉強が本文)

私は 半社会人ということで

バイトを辞め 家では父の世話(なにもできない男)

そして貯金も減り(働かなくても 食べるから)

睡眠時間が減り 体調を崩し アルコール依存が悪化し

「なんで 私だけ?」とは思ったけど 迷惑だとは

当時は思わなかった 毛ほども

それは 母に対する愛ゆえだと思う(歪んだ愛だったが)

あまりに気の毒な半生を送ってきた人に対する 憐憫の情でもあった

私たちと家族になってしまい

迷惑だったのは 母だろう

だから 限界まで 看病したし したかったし 迷惑なんて思わない

でも 長引くのは辛かった

本人が 私を忘れていたり

汚物を投げつけてきたり ののしられたり

そんなだったら きっと 気持ちは真逆になると 思う

多分「死んでくれ」と願うだろう

きれいごとは云わない

そんな毎日が家で続いて お金がなくなって 自由もなくて

自分がしんどかったら 人間 「それでも愛する母ちゃんだから」なんて 思うもの?

嫌でしょ 嫌だというのが正直な気持ちでしょ 

つまり 迷惑なのよ

私は 自分の下の世話が自分でできなくなり

娘から職を奪い 金を奪い 健康を奪い 笑顔を奪うなら

「迷惑な人間」となった と 自分に云うつもりだ

娘から 生命を削りとりながら生きるなんて ごめんだ

自殺を推薦するつもりはないが(これは私のポリシーだから)

人に迷惑かけるなら 命を絶つ それを実践したひとがいた

私の 義父だ

残してゆく妻に 十分な財産を残し

葬儀は密葬でという要望

警察の連絡先 命を絶つ場所 時刻(誰が飛んできても 決して間に合わない時間)

直前に 息子二人に電話をかけ 妻に「ありがとう」とメールを送り 

ひとり 逝った 全て 綿密に計算された旅立ちだった

義父は 隠れ鬱の可能性があったとも聞いたが

病気のことで(癌を疑われていて)

妻には迷惑をかけないと日頃から云っていたひとだから

「迷惑だけは…」という 強い思念があったのだと 私は感じた

でも自殺をしたら 司法解剖でお金はかかるし

警察も動くし 損害賠償は発生するし 保険もおりない

残された家族は 非情に強い衝撃を受ける

哀しみは どんな形であれ哀しみであって

時間がそれを浄化するのものだが

でも これは 極論だとも思う


人間 迷惑掛けずに生きてるひとっていない

産まれてから ずっと誰かに迷惑をかけている

死ぬまで迷惑をかける それが 人間だ

死ぬのに迷惑をかけないというのは まさに野生動物だけだと思う

義父の死は 人の死を超越しているかのようだった

そして 私はそれに陶酔する 本格的な馬鹿だ

大事なのは 感謝することではあるまいか

ありがとう おまえがいてくれて 助かる

こんな体になってしまったが これも幸せだと思える

愛しているよ いつも ご苦労様

そんな言霊が 介護者を癒すのだ

だから 本当に迷惑な人間っていうのは

そんな当たり前のことも 云えなくなったとき

心にも そんな言葉がなくなったとき

弱気になって 泣けばいいし

たまには癇癪起こせばいい

でも 感謝に立ち戻れれば その人は 迷惑なひとなんかじゃない

神様みたいな ひと だ

他人のことは いくらでも考察できる

だから 今私はそんなきれいなことも云えるが

娘を愛しすぎてしまったから 私は愚かなことばかり考える

哀しみは 時間がどうにかするだろう

私が突然いなくなっても

せいせいとして生きてくれ

人が神様からもらった時間には限りがある

私があなたのその時間を食いつぶす権利なんて ないんだ …

人間は 表と裏

ふたつを持って ひとつなんだよ …



今回 タブーに触れてしまった

気分を害したひとがいたら 心から詫びる

自分の生き死には 人の数だけあると思うから

病気になったから迷惑とか 簡単にふるいにかけないで欲しい


人間なんて 生きてるだけで みんな迷惑です。

みんな みんなです。













 









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けんりのゆくえ。

2015-02-25 20:25:35 | 日記

3月半ばまで 仕事がないそうです

腹くくれ


墓の管理の事で 八王子の事務所から

度々電話が入っている

昨年は こちらのどの銀行からも管理費を送れず

また 郵便局もなぜかダメで

市役所の担当直々に現金書留で送って

墓の管理費だけでも捻出するのに苦労したのに

その上 書留のお金まで払って やれやれと思ってたのに

あれからもう一年?!

もう 墓を管理しきれないし

掃除だって行けないし

母の13回忌も終わったし

ぶっちゃけ あの墓は いらないんじゃないかと

今日は 本気で考えた 今も本気だ

大体 肝据えて入ってるの祖母くらいだし

その後入る予定の人 妹 伯母 くらいなんだよね

なんで 私がお金払ってるのか 判らない

だって 私は その墓に 入る気ないし?

八王子だぜ

死んでまた 八王子に引っ越すのかよ 勘弁しろよ

八王子と云う土地と 私は縁を切りたいんだ

ちなみに O家の墓(元嫁ぎ先)は 宗派に関係なく

誰でも入れるから入っていいよって おかーさんが云ってくれているんだが

だってkも入るんだろ? やーめーろーよー

死んでまた顔合わせるの 勘弁しろよ

で ここも入るつもりではなく

最期の我儘として 海に散骨を希望している

それで 時々 そらに 思い出してもらえばいい

だから私に墓は必要ない

じいに至っては 一度 八王子の墓を拒否してまで

ババアとふたり この里山のどこかに墓を建てると面倒なことを云い出し

ババアとの未来がなくなった今 きっと

仕方ないから 八王子の墓に … と考えていると思うのだ

仕方なく墓に入るなんて 母を冒涜するようなことは 私がさせない

今度 「散骨しないか? 自然に帰らないか?」

と 聞いてみるつもりだ

死んだらババアが引き取るとかいいだしたら

のしつけてくれてやる

でも 墓の管理はできないし

面倒なことは 一切関わらない

好きにすればいい

ただ 母の骨は この里山の何処かに ひっそりと撒きたいのだ

連れが別の女と別の墓に入って

お姑さんと 遠い八王子に 管理もされずに

伯母と 妹がくるのを待ってるなんて かわいそうだ

でも 伯母は 母ととても仲が良かったから

伯母には相談する もちろん 妹にも

できれば 母の気持ちも知りたいので

霊感のある人も間にいれよう

そして あの墓に入る予定でいるひとに 権利を譲る

私は 身を引こう

もう 無理だ …

そこに墓があるだけで 良心の呵責を感じる



今日は シセルの音楽を聴きながら 刺し子をした

いい天気だったので 布団を干した

私は時々 児童書を読む

ソーニャ・ハーネットの「銀のロバ」を読んだ

ひんやりした春の朝 海に近い森の中で

ふたりの少女は 盲目の兵士に出会う …

ふたりの少女は純朴で 心から兵士を庇う

そして 奇跡のような 結末に至る

森の匂いがするような 美しい 哀しい寓話だった

「木曜日に生まれた子供」も是非 借りてこよう。







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ぴあの の おと。

2015-02-24 16:30:47 | 日記

異常なし でしたー

思った通りで 放っておいていいのかとか

何が起きていたのか とか

何も聞けず

「また痛くなったら 来て」 と云われ

終わり 5分とかからなかった

指の方は 昨日よりも さらに こわばりが出てる感じだけど

痛くないから 何でもできる

また痛くなったら 麻酔打ちに行けばいい?

ああ そうですよね

まあいつもそんなもんですわ

午後まで待って心療内科

吐き気は 相変わらず 毎日薄っすらあったり

食べられなかったり

(診察中は もう今にも吐きそうだったんだけど)

30日分もらった

頭痛は 神経からくるものは効かないって云うし

全く効かなくもないけど

プラシーボ効果でもいいから 出してもらったが

多分 我慢してー 耐えてー 毎日を乗り越えてゆくよ

ストレスの原因から離れればいい

はいはい 離れましたよ

でも また 一か月後 始まるけど

どうしようもないね 代わりがいないんだから

じいの入院前 妹に電話して

生活費の援助を頼んだ

なんか もらい事故して金が入ったから 送ると云ってたが 音沙汰なし

事故がなかったら 

「ごめんー」で 終わってたのかな

K にも 二年前の約束だけは守らせようと

しつこく 「あすは25日」とメールしといたが

返信なし パチンコで忙しいか

気分が冴えない日が続く

気分爽快の毎日を もう思い出せない

じいが入院して すぐ治まるかと思った頭痛も 意外に根強い

もう癖になったのか(ビョーキじゃないよ 癖だよ 単なる)

じいには「ほら 何でもないじゃん」って云われるのが

目に見えるようだよ

下手すりゃ仮病扱いだよ

悪者扱いだよー 腹立つ 本人は 泣くほど辛いのに

取りあえず デトックスもはじまったので

三日くらい

肝据えて 休んでみる

最低限のことしか しない


「給食のおにいさん 卒業」 を 病院で読み終えた

異常なしです はい おしまい

その言葉に 縋りつきたくなった気分が 弱気にさせた

「投げないで 苦しいんだよ …」

で ポタポタ 涙がでた

夢を追って 給食のおにいさんでなくなった彼

夢を追うことは 楽しい事ばかりでなく すぐ 壁にぶつかる

食欲も失うほど 心が折れる

でも 終わらせない

終わらせない

私はもう 終わらせたい と 泣いた

大した病気もせず育ったことは 幸運だったが

痛かったり 苦しかったり そんなことは全部 神経からくるもの で

済まされてきた気がする

それが いつの間にか治ってるんだから

やはり神経なんだろう

心の持ちようなんだろう

乗り越えなきゃならないんだろう

いつまで 乗り越えなきゃならないのか

もう しんどい

超えても 超えても やってくる …

その時

病院のエントランスホールにある ピアノが鳴った

ボランティアのひとが 生演奏で 3曲弾いてくれた

本から気持ちが離れて 身体が ふわっとなった

時々 ヘルパーさんから感じる 謎のオーラみたいな

脳髄を溶かすような 心地良さに襲われた

気持ちがいい

そうか

音楽 聴いてみようか 

ふと 思い当った。








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にゅういんかんりょう。

2015-02-19 21:47:59 | 日記

じいの 一か月のレスパイト入院が はじまりました

いつものようにご飯食べさせて

入院が午後だったので

束の間 コタツで寝ていたら

夢魔に取り憑かれて 眼が開かないの

そんで なんか今日大事な用事があったんだけど

これじゃ無理 明日にしようなんて考えて …

ハッとしたら そうだ 入院なんだ

頑張らねば あと少し

午後からになってしまったので

最終バスまで1時間しかなく

まあいつもと変わらない入院なので

手際よく終わり 解放

バスのなか ひたすら ぼけーっとしてました

魂抜けてしまった感じ

今回は 頭の状態が酷くなり(私が)

右手の不調で 散々でした

で 右手の調子が なんだかマシになってきたんだわ

なんと はさみが使えたの!

痛いとこに当たるんだけど 耐えられない程ではなく

あの痛い麻酔のお蔭なのか

通りすがりの 腱鞘炎らしきものだったのか

今度結果聞いたら

「異常なしでした」

って 云われそう

こっちも 「なんか 治りました」って なりそう

まあそれが一番だよね

膠原病なんて 大変だし

リウマチって 痛いらしいから …

身体が 「頑張りすぎですよー」って サインなのかも

頭に関してはそうだ

今日は朝から絶え間なく頭鳴が続いていましたが

あまり 意識しないようにしてた



ご飯を食べながら 娘と

「永遠の0」3夜目を観て 涙滂沱した

娘も「宮部さん かっこいい」って



明日は 少し 外に出てみようかな。




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ずんどこ。

2015-02-18 19:46:02 | 日記

氷川君の ズンドコ節を 歌っていました

夢の中で

目覚めると また 右手が痛みはじめていた

そのリズムが

ズンズンズン ズンドコ ズンズンズン …

くっそう…と思いつつ 

枕元に用意しておいた 鎮痛剤を飲み

朝 娘のご飯も用意できず

じいのご飯の時間 まだ 痛くて

それでも我慢してやっているのに

じいは 不機嫌になって

途中で 「もう いらねえ」

酷い

我慢して 用意したのに

ハンストかよ

勝手にしろ

ケアに行ってしまうと

また ベッドに戻って

痛みが遠のいてゆくのを感じつつ

眠っていました

今夜は ちゃんと ご飯作ったよ

明日の入院の準備もしたし

もう 早く入院してくれって感じです。

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