もう 私は
娘の現場復帰を 諦めていた
「勝手に期待して 失望されて もう 来ないでいい」
と 云われてしまった 娘
その10代の怒りに 私も 相当参ってしまっていた
この子は とにかく内気で
大きな声など 簡単には出せない
娘に期待するなら ある程度の時間が 必要になる
そう云ったのに
「今日 頑張って声を出せないなら 貴女はダメです」
と 云われ
話が違うじゃないかと 私は内心焦った
褒められて伸びるひと 時間が必要なひと 経験が必要なひと
人間のタイプは みなそれぞれ 違う
娘が 「小さい頃から来てたから 要領を得ているね 助かるよ」
と云われながら働いた日数は7日くらいじゃなかった?
その後 急に 「今日 ダメなら もうダメです」
って 脅迫に近いよ 私には 幼稚ないじめにしか感じなかった
でも 実際そう言い渡されて 10代の少女は ぺしゃんこになった
大人に嫌悪を抱くほどに
親とも 口をききたくないほどに
ここまで 追い込まれて もう 娘は続けられないだろうと
そう思い シフト管理している仲間に 話をした
そうしたら スタッフの皆さんが 「頑張っていたよ!」と云ってくださった
私が知りえない場所で 娘は 私の想像以上に 頑張っていたこと
結論を出すのは 早すぎはしまいかと みんなが云ってくれた
店長が 冷静に叔父と話をし
今 店長代理で頑張っている 若いお母さんが
「私が そらちゃんと 話してみる」 と ラインで 真摯に話をしてくれた
そして 私も信じられないのだが
娘は 再び現場に挑もうと 伝えたらしいのだ
もう この感動は 私の魂に 永遠に刻み付けられたと思うほど 感動した
感謝した 私は こんなに素晴らしい仲間に囲まれていたのだという 認識
本当に ありがとうございます
どんなに 私たちが救われたか 伝えきれない
感情の起伏が激しすぎて
午前を回っても 寝付かれなかった
ありがとう ございます 皆さん … 。
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