想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

いかないで。

2015-09-30 15:08:16 | 日記

今 私のまわりで 何人が この世を旅立とうとしているだろうか

じいこと 私の 父

友人の 母上

オジキの 奥さん

それから … 

何故 哀しい事が 続くのですか?

気付いたら このところ 私の周りには

悪魔  死神  妖 … ひとでないものが 蔓延っていた

そういうものに取り囲まれて 安らいでいた自分

「どういう意味?」って ?

考えなくていいです 私の問題です

とうとう 恐ろしい小説 書きはじめてしまったしね

全てのベクトルが 彼岸へと通じていた

赤い花が 私の眼の深いところに宿って 枯れない

こんなに 近い場所にあるなんて 知らなかった

ひとの命が 恐ろしく短く 儚いことも 

仕事帰り オジキの話を聞いた

「今日 家族が病院に集まることになった」

「痛みは コントロールできてるの?」と ありがちなことを聞いた

涙をこらえるのに 必死だった

死にたがる私のもとに 何度も駆けつけてくれた 優しい人だった

「ひとは そう簡単には 死ねないんだよ!」って 叱ってくれたひとだった

本当の父親が部屋に隠れてやりすごしたことを この人が代わってしてくれた

叱ってくれて 教えてくれて 赦してくれた

まるで 母親がいたらそうしたであろうことを してくれた

家で一人になってからは もう 涙が止まらない

オジキは云った

「オヤジさんのことで悩みがあったら 俺に 云えよ」と

自分の伴侶を 失おうとしているのに

残される者は こんな状態でも 生きていかなきゃならない

友人も 辛かろう

大好きな母であるだけに

私も 本当に辛かったよ …

毎日 病院に行って 笑顔で接するために 私は アルコールに頼ってしまったけど

母が望んだような娘でなかった自分を 呪った

私 結婚して 子供を産むよ

お母さん 見ていて

その子を 抱いてあげて

きっと 私に そっくりな その子を

見た目ではなく 中身が そっくりな 一匹オオカミのその子を

本当に オオカミみたいな かわいい子供だよ

育てるのが 大変 …

お母さん 手伝ってよ …

私は 人として 恥じない生き方をしようとした

母を失った衝撃で 我に返ったはずなのに

結局 私は 『理想』を 失った




そして 無力に泣く 私がここにいる

嫌になる

無力すぎる 自分が ここに いる。















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こころの びょういん。

2015-09-29 14:57:03 | 日記

もう 10年以上通ってて 

正確には 判らない …

確か 精神的にもうボロボロのクソみたいになったのは

青梅に居た頃

娘が 2歳くらいだったかな

だから13年…?

かかりつけの病院が 呼吸器専門で 喘息で通ってたんだけど

転がりこんだのが その先生のとこで

いい医師で 真剣に診てくれた

あの時

そう あの時 診察するのに 椅子に座れない程 ボロボロで

床に座り込んだまま 診察してもらった

診察が終わったら 死のうと考えてた

恐ろしいもので そらのことも 頭になく

とにかく 自分は もう必要のない人

なにもなくなってしまったと 絶望していた

それで 先生は 総合病院に電話してくれて

すぐ 車で精神科に向かった

その後の記憶が しばらくない

何度も 手首切って 首を切って 安定剤とアルコールを

浴びるほど飲んで 

よく 生還したと 今になって 想う …

一時 回復に向かったけど 結果離婚することになって

気を張りすぎたのだろう

働くのが もう 限界まできて また 動けなくなった

トイレ歩行しかできず

あの頃 そらはどうやって食べていたんだろう 記憶がない 恐ろしい

でも 死にたい私は 中々 死ねないのだった

重い病を患っても ひとは 中々強い 本当に強いと思う

生きたいと云う想いが きっと どこかに あるのでしょうね

今は 希死念慮も 大人しくなってくれた

私は よく笑う そらによく笑わされる

こんな かわいらしい生き物を 私が扱っていいのかなとも思う

心から 命に 感謝してる

だから 大切なひとの 大切なひとにも 生きて欲しいと思う

でも かえってそれが 本当に幸せなのか

疑問だらけの 難病もある



じいは ALSのじいは ついに 飲みこみに支障が出てきた様子だ

来月 誤飲の検査がある

誤飲が決定的になれば もう この家に戻ることも ないかもしれない

私の監視下で 窒息されてはたまらない

父とは このまま終わるのかな

心が遠く離れたまま 親子らしいことも ないままに?

振りあげた拳を 下ろせないまま

まだ 突き落としてやろうかと 想う気持ちが 恐ろしいよ

父は私をどう思ってるのだろう

外面はいいのに 家族には冷酷で 否定的で 認めない

それは かつての時代 私が飄々と生きていて 

努力家の父が そんな私である人間を認めたくなくて…

そこに 根源があるのだろうかと 考える

今の私は 何をやってもダメだから

あの日 云えなかった 云いたかったことが 云いたくて仕方ないのではあるまいか

「だから お前は ダメなんだよ!!」って

ザマーミロ!! って 

努力なしに 人は のし上がれないんだよ!! って

私はもう 器用じゃないよ 父が認めるほどの人間じゃないよ

調子に乗って 騒ぐような人間じゃない

だから 

ただの 家族に戻ろう?

… そんなことも 云えないでいる …


今日は バス待ちの時間が長くて ずっと そんなことを考えていた

まだ 金木犀が香っていた

一緒に冬を越すスミレを買った

オレンジと えんじ色

お足元に ビタミンを

色彩も いつか なにかの足しになるかも知れない。


















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あきの かぜの なか。

2015-09-28 17:00:24 | 日記

今日は 学園祭を終えた娘と一緒に お休みでした

私は 商いがあったので 九時前には起きていましたが

役場にも行って 足りない書類やっと入手し

担当者に投函

終わった …

帰りは タクシー代を浮かせるために 歩き

農協で 立派なズッキーニ2本100円で買って

6000歩くらい 歩きました

まだ どこからか 金木犀の余香が…

いい天気だったので 稲刈りが目立ちました

田んぼ持ってるひとは 大変ですね

でも 少しづつ 米買うのも 結構大変よ?

娘は 夜遅くまで起きてたらしいのに

ちゃんと起きて 勉強していました

そんな娘を ランチに誘いました

近所のいつもの中華屋なんだけど

むすめはいつも チャーハン

私は 餃子を半分食べてもらって 中華丼のセット

ご飯抜きなんで なるべく上の方をすくって食べました

受験校 結局 どうするの? って聞くと

「公立 頑張る」って …

それはとても助かるけれど 公立となると 相当の頑張りが必要

周りは塾も通ってるっていうし 追いつけるかな

う~ん … 娘を信じるしかない

明日は 心療内科だ

商い もうしくじれない

今日は大きく利益だしたのに 

二回目でしくじり 

まあ カメラの仕事くらいは 稼ぎました

惜しかったな… 



あと ふつか。


















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やっと きゅうそく…

2015-09-27 16:41:56 | 日記

今日は お客さんに声をかけるので

声を張り上げるのに 痛かった

肋骨の痛み 首の骨の痛み…

最後は 胸を押さえながら 痛みをコントロールしなきゃ 

やりきれない…

明日は 休み

でも じいの書類関係で 役場周り

明日で 決着つけてやる

難病患者抱えていると とにかく 書類の仕事が多い

しかも 病院にも サインしなきゃならない ことが 多い

回らない私の頭で これは 実に難儀だ

父は 難病ALS

少しづつ 病は進行する

でも そんな父親を放っておかないと

娘を育てらない

元旦那は 離婚してから 定住することもなく あてにならない …

何年 住所不定でいるのか 理解不能

ひとりなら もっと 自由にできるんじゃない?

聞きたいけど 聞かない

とにかく パチンコを やめろ!

私は 何故 神様を 恐れる?




今 命を終えようとしている人たちが 数人いる

その人は

私にとって 大切なひとだ

ふと その人を 想って泣きそうになる

今日は こらえきれずに 落涙してしまった

逝かないでよ

これからも ずっとそばにいてよ

あなたが いなくなったら 私 どうしたらいいのよ…

生きて 生きて 生きてよ …

私も 生きて 生きて 生きるよ…

大切な人の そばに ずっと いてよ…

でも 

命は消えないことは 知っている

ただ 形を 変えるだけ

母を失って それは 理解したよ?

でも 

抱きしめたくなる時は どうしたらいいの?

すがりつきたくなる時は どうしたらいい?

私 もっと 強くならなきゃね

強くなりたい

物語を 伝えたい

そらの幸せを 願いたい

地球の 未來を 願いたい

力に なりたい

力に なりたい …。





























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おと。

2015-09-25 19:51:00 | 日記

最近 娘と youtubeで コンサートや音楽を聴く

娘が クラシックに目覚めた

本物を見に行きたいな と云う

そんな娘に 幼い頃は ピアノを習わせようとしていた

ヤ●ハに通って 最初はリズム体操などしていて

いよいよ オルガンを弾くってところで

私たち夫婦が離婚して 全てダメになった

本当は 自分がピアノを弾きたかったのだ

幼い頃 仲のいい友人はピアノやオルガンを習っていたが

家は 食べるのがやっとの貧乏な家庭で ピアノなど 買えるはずも 

習うこともできない

そして お稽古にひとりで通うのが嫌だっていう友人に付き添って

教室に通った

友人が稽古についている時は 私は無責任に 独りにされる

ただ 羨ましく 悔しい想いで待っている

友人は寂しい想いもせずに稽古に通い 私が彼女の代わりに惨めな想いをした

本当に嫌だった 悔しかった 独りの待合室で 独りで泣いた

だから 娘が音楽に興味を示してくれたことが 嬉しい

娘は 明日の紫苑祭で 舞台を降りる

3年間 トランペットにうちこんで 夢中になって ここまでやってきた

昨夜は 後輩全員に手紙を書いていた

今日 それを 渡してきたという

そして 後輩たちから 色紙をもらってきた



『先輩は 静かで 時に面白くて 優しくて かっこよかった』

『先輩は かわいらしいのに ペットでしっかり演奏できて 素晴らしかった』



こんな 個性的な女の子ですけど

副部長として 本当に 部のことを大切に頑張ってたね

高校では 交通の事情で部活ができない

それが悔しいよ

もっと 音楽を楽しんで欲しかったよ

「帰宅部でいいんだ」

なんて云うけど 本当は もっと続けたいんでしょう?

ごめんね 

クラブも 塾も 通えずに

これから どんなことが起こるのかな

ただ 私の想いは満たされました

どうもありがとう

今まで ご苦労様。




コメント (2)
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