賛美の心

こちらでは賛美、礼拝、心を主の前において静まり、まことの心で神様を賛美することだけです。

職場の問題を解決する-お酒を諦める( I )

2019-08-04 18:08:45 | 職場の人間関係

 私たちの生活において、人々はお酒なしでは生きられないことが多々あります:人は他人から助けを求める時は、彼らをおごって一緒にお酒を飲む必要があります。部下が上司と食事をする時、彼らはお酒を飲む必要があります。友人と親戚たちもお互いの良い関係を保つためにお酒を飲みます。お酒は私たちの生活と仕事においてほぼ必需品であると言えるでしょう。

 「酒を飲まなければ人生が無駄になる」や「酒を飲まなけれは将来性は見込めない」という諺すらあるほどです。私は大人になった後、町に働きに出ました。次第に、私は次のことを知りました:「人は他の人たちから助けが欲しければ、彼らに夕食をおごってプレゼントを渡す必要がある。彼らは食事とお酒に満足してくれれば、期待通りに動いてくれる。」

酒を飲む,人間関係,神の恵み

 私の伯父はある会社のマネージャーをしていました。一度、彼に仕事を見つけるのを手伝ってもらおうと、私は両親と一緒に彼の家を訪れたことがありました。私たちが食事をしていた時、彼はお酒を取り出して私に一緒に飲もうと言ってきました。実は、私はお酒を全く飲まないし、アルコールの匂いを嗅ぐだけで気分が悪くなっていたのです。私が少しだけ飲んだのを見た彼はこう説得してきました、「お前は仕事をしに行くのに、酒を飲まなくていいわけないだろう?将来出張に行くとき、お前が酒を飲まなかったら他の人たちの顔が立たないだろ。そうしたらお前は彼らの心を傷つけることになる。後で酒を飲む練習をしないとな。考えてみろ、今日の俺があるのは全て酒を飲んで他の人たちとの関係を維持してきたからだ。」彼の説得を受けながら、私は嫌々コップを飲み干しました。

 後に、私は機械製造会社で働くようになりました。それから間もなく、私たちはマネージャーから夕食に誘われました。私の同僚がこう言いました、「マネージャーは特に酒好きだから、これは私たちが認めてもらういいチャンスだ。」これを聞いた私はこう思いました、「私は大してお酒が飲めないのに。でもマネージャーと一緒に飲まなかったら彼は私のことをどう思うだろう?」私たちが食事をしようとしていた時、まだ全員が座ってもいないのに、ある同僚が私たち全員のジョッキをリキュールでいっぱいにしました。私の他の同僚が小声で私にこう言いました、「今日はマネージャーのおごりだから。彼の面目を立てないといけないよ。飲めないんだったら、ちびちび飲んでたらいいよ。」その後、全員が私たちのマネージャーと乾杯しました。私は飲んでいなかったので、マネージャーが先に飲んで私と乾杯してくれましたが、私はとても恥ずかしくなりました。私は飲まないと彼が不満になることを恐れたので、嫌々ながら一口飲むしかありませんでした。

 次の瞬間、私の同僚が私と乾杯しにやってきました。またその次の瞬間、他の同僚が乾杯しになってきました。全員と乾杯した後、私は頭痛がするようになり、ほっぺがとても熱くなっていました。私はなんとかコップに入っていたリキュールを飲み干しました。その瞬間、ある同僚がまた私にリキュールをつごうとしました。私はコップを手でふさいで飲むことをきっぱりと拒否しました。しかし、他の同僚がこう言いました、「全員飲むんだよ。どうしてお前は飲まないんだ?酒を飲まないと人生が無駄になるぞ。俺たちはいい友達なら、一緒に一気飲みする。言葉を交わす程度の友達なら、酒はたださっと一口飲むだけ。俺たちに深い友情があるなら、いくら飲んでも飲み足らない。さあ、飲むかどうかはお前次第だ。」彼はこう言った後、私のコップにビールをつぎました。その時、私はもう断ることができませんでした。しかし、私は一口飲んだとたん吐き気がしました。私はそれを無理やり抑えながらトイレに走りました。私は数回吐こうとしましたが、何も出てきませんでした。なので、私は指を喉に差し込むと吐くことができました。私はお腹が空になるまで吐き、とても惨めな気分になりました。私がトイレを出ると、私の同僚たちは全員酔っぱらっていましたが、それでもまだ乾杯していました。私はこう思いました、「マネージャーの機嫌を取るために、この人たちは体を痛めつけてでも我慢してお酒を飲んでいる。でも私はお酒を飲まないから、私が将来成長する見込みはないとマネージャーに思われてしまうのだろうか?」こうして、私は自分のコップに残っていたビールを無理やり飲み干しました。。。

 その後すぐ、私たちの部署の部門リーダーが仕事でミスを犯し、会社がクライアントに10万元以上の補償金を支払うことになりました。従って、会社は彼を解雇するつもりでした。しかし、彼は頻繁にマネージャーと一緒にお酒を飲んでいたので、マネージャーとはとても良い関係にありました。従って、マネージャーは彼がこの問題を解決するのを手伝い、会社側もただ彼の職務内容に調整を加えただけでした。私はこう思いました、「彼は本当に大きなミスを犯したのに、マネージャーは彼がそれを解決する手助けまでした。この’人間関係’というのは極めて大切だ。どうやら私はお酒を飲む練習をきっちりと行うする必要があるみたいだ。お酒が飲めなければ私は何の将来性も見込めない!」私はお酒をもっと飲めるようになろうと、仕事の後にスーパーマーケットに行って赤ワインを1ケース購入し、毎晩それを少しずつ飲むことにしました。私は、「こうやってしばらく練習すれば、もっとお酒が飲めるようになるだろう。そうしたら、次回みんなとお酒を飲む時はそんなに苦しまないで済む」、と思いました。

 一度、私の同僚が電話で夕食に行こうと誘ってきました。彼はマネージャーも来ているからそこに早く行くようにと私に言いました。お酒を飲むテーブルで、私は自発的にマネージャーと乾杯し、彼は満足気に頷きました。そして私は小型のグラスに入ったリキュールを飲みました。私の胃はむかむかしましたが、私は心の中でとても嬉しくなりました。その後、私たちは繰り返し乾杯し、私はどれだけ飲んだか分からなくなっていました。彼らと別れた後、私は自転車に乗って遠くに出ることなく我慢できず吐き出しました、家に帰る道中でまた吐きました。帰宅してからもまた吐きました。お腹は空っぽになった感じがして、私はかなり目眩がしました。私はベッドに倒れ込み、寝返りを打っても寝られず、こう考えました、「私はまだ若いけど、このまま飲み続けたら健康を崩してしまわないだろうか?私はまるでお酒を飲んで他の人たちとの関係を保つゲームをしているかのように自分の体を扱ってしまっている。これは正に苦しみ以外の何でもないじゃないか!私は彼らの言う通りにお酒を飲まないと、本当に大した将来を手にすることができないのだろうか?」

 後に、私は神の福音を受け入れ、神のこの御言葉を見にしました:「ひどく汚れた国に生まれ合わせて、人は社会に駄目にされ、封建的倫理の影響を受け、『高等教育機関』で教えを受けてきた。後ろ向きの考え方、堕落した倫理観、さもしい人生観、卑劣な哲学、全く価値のない存在、下劣な生活様式と習慣──これらはすべて人の心をひどく侵害し、その良心をひどくむしばみ、攻撃してきた…こうした社会動向は、心身の健全さが欠如し、真理とは何かを知らず、肯定的なものと否定的なものの判断が出来ない人間に、そうしたサタンに由来する社会動向や人生観、人生哲学、価値観を、次々と進んで受け入れさせる。この種の人々は、どのような人生を送るべきかに関してサタンが述べた言葉や、サタンにより『授けられた』生活の道を受け入れる。この種の人々には強さ、能力、またことさらに拒否する意識が欠乏している。」

 神の御言葉を通じて私を覚まし、自分は常に「酒を飲まなければ人生が無駄になる」や「酒を飲まなけれは将来性は見込めない」といった誤った考え方の影響を受け、お酒は他の人たちとの関係を保つために極めて重要な保証であると思っていたのです。それ故に、私は素晴らしい将来を手にしようとお酒を使ってマネージャーを喜ばせて彼に給与を上げてもらい、私を昇進してもらおうと思い、自分のレベルを上げるためにどのような努力しようかということは考えていなかったのです。私は同僚、親戚、そして友人たちと良い関係を築くために無理やりお酒を飲み、完全に疲れ果ててしまうほど自らを痛めつけていたのです。私はお酒を飲むことがもたらしたのは苦しみ意外の何でもないことは分かっており、とても止めたかったのですが、他の人たちからのけ者にされたり、見下されるのを恐れていたのです。今、私は自分が苦しい思いをしていたのは全てサタンの思考と考え方に拘束されて、増々体力を消耗していくような生活をするよう仕向けられていたからであったことが分かりました。私はこう思いました:「私の周りにいる人たちの多くは胃出血を起こしてでもリーダーにごまをすったり、顧客と商談したり、友人の気持ちを傷つけないようにしている」。さらに、彼らは、’お互いに深い愛情を持っているなら、胃から出血しても構わない’、’私たちの心を傷つけるくらいなら体を傷つけた方がましだ’ そして’私たちの関係を壊してしまうくらいなら酒を飲んで胃穿孔を起こした方がましだ’ 等ということを口にします。これら全ては、サタンが私たちに「与える」生き方は邪悪であり、私たちを傷つけ、没落させるだけであることをよりはっきりと示しているのです。神の御言葉は私にこう決意させてくださりました:「私はもうこれまでのサタンの人生観に頼って自らを痛めつけるのは止めます。」