長野県東御市にある「八ヶ岳発酵研究所」は
地元長野の豚肉を中心に、兵庫や鹿児島といった
有名産地の肉を使い高品質な生ハムを製造しています
「八重原ハム」というブランド名で展開する彼らの目標は
「日本産生ハム」の確立で
日本国内に根付いた発酵技術を取り入れた製法によって
伝統と革新を融合させた新しい食文化を作り出しています
八ヶ岳発酵研究所は、かつて山間部の小学校分校だった建物を
工房に改装し、地域振興にも大きく貢献しています
地域資源を有効活用し、地元と共に成長する企業です
代表を務める阿部達也さんは
長野県飯山市の食文化に根付く「保存食」と「豚肉」に注目し
これをきっかけに生ハム作りへの関心を深めていきました
生ハムに対する情熱を持ち、秋田での生ハム作りに参加したり
都内のスペインバルを巡って本場の味を学んだりと
行動力で自らの道を切り開いてきたようです
彼はいつか「自分でもこんなおいしい生ハムを作りたい」と
夢を描くようになり
ホリエモンこと堀江貴文さんの前でビジネスピッチを行う機会を得て
結果は失敗に終わりましたが、ホリエモンさんから背中を押していただき
事業を本格化させることができました
良く考えると生ハムは肉の漬物みたいなものなので
漬物や味噌といった発酵食品文化が深く根付いている
日本において対応はしやすいのではと思う
今後、全国でその味が広まり、
さらに日本食文化の一翼を担う存在に
なることを期待したいです
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