10/1から新型コロナウイルスに対する定期接種が
全国で開始され、「レプリコンワクチン」と呼ばれる
新しいタイプのワクチンが導入されました
これまでのmRNAワクチンと同様に、体内で抗体を生成して
ウイルスから体を守る仕組みを持っていますが
レプリコンワクチンには一つ大きな特徴があります
それは、接種後に細胞内でmRNAが自己複製され、
感染を抑えるための中和抗体の量を
長期間維持できる可能性がある点です
レプリコンワクチンの仕組み
レプリコンワクチンは、ファイザーやモデルナが
開発した従来のmRNAワクチンと基本的な仕組みは同じです
体内にmRNAを送り込み、ウイルスに対抗するための
抗体を作り出すというものです
しかし、今回のレプリコンワクチンには
mRNAを複製するための酵素「レプリカーゼ」を生成する
設計が組み込まれており、これが特徴的な点です
この酵素により、接種されたmRNAは体内で自己増殖し
少量のmRNAで効果を発揮できるようになっています
従来のワクチンと比較して、必要なmRNAの量が約6分の1から
10分の1に抑えられ、これにより接種の効率も向上しているのです。
安全性への懸念と社会の反応
臨床試験でレプリコンワクチンの有効性は確認されていますが
それにもかかわらず、安全性に懐疑的な声も少なくありません
特に、mRNAが体内で自己複製するという点に対して
不安を感じる人々がいます
一部の店舗では「自己増殖型ワクチン接種者の入店禁止」と
いった措置を取るところも現れ始めています。
こうした反応は、新しい技術やワクチンに対して
少なからず出てくる「未知のもの」に対する恐れや不安が
背景にあるのではないかと感じます
実際に、ファイザーやモデルナのワクチンが
最初に導入されたときにも、同じような懐疑的な声が
あったことを思い出します
私の立場:接種予定
ワクチン接種は個々の選択ですが
私たち一人一人が冷静に情報を集め
最善の決断を下すことが大切です
レプリコンワクチンがもたらす新たな可能性を
信じつつ、私も接種をしたいと思います
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