佐沼教室 きょうの出来事

パソナコンじゅく佐沼教室は初心者向けのパソコン教室で
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東日本大震災からもうすぐ14年 復興の現実

2025年03月09日 13時32分06秒 | 災害・事故

もうすぐ東日本大震災から14年目の

3月11日14時46分がくる

被災者の希望・要望から実施してきた

復興事業において

あまり良い結果になっていないところもあるみたい

読売新聞の記事によると

宮城県石巻市の牡鹿半島では
防災集団移転促進事業により
高台の「佐須団地」が造成された

しかし、移転までの工事が難航し
当初希望していた23世帯のうち最終的に
入居したのは2世帯にとどまった

県は当初、漁港と集落を集約する計画を立てたが
住民の反発を受け変更

結果として計画が大幅に膨らみ
宮城県では192団地・4794戸を整備し
総事業費は2825億円に上った

特に宮城県では山を切り開く大規模造成が多く
工期が長引き、1戸あたりの事業費も高額化

佐須団地では1戸あたり1億8701万円が費やされたが
人口減少と高齢化が進み、空き区画も残る状況となった

移転を余儀なくされた漁師・須田正太郎さん(73)は
「限界集落を作ったようなもの」と嘆き

慣れ親しんだ故郷の変貌に寂しさを
感じながら亡くなった

結局被災した住民の方は高齢の方が多いので

今までと同じ場所で同じ人たちと暮らしたい
という考えが強く、集団移転などの
合理的な提案も受け入れられなかった状況だったと思う

これらの結果を整理して

日本は災害国なので同様な事象がまた発生すると思われる

その時にこのような具体例を住民に説明して
考えてもらえる事例としてまとめたら良いのではと思う

確かに被災した方の救済が第1ではあるが

結果的に無駄遣いにならないように

過去の事例から、もう少し合理的な判断ができるように

変わっていって欲しいと思う

 

 


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