いよいよ、試験の季節、真っ盛りです。
僕は入試管理委員長を仰せつかっているので、やたら仕事が回ってきます。
正月明けから、ずっと土日の休みが無く、働きずくめです。
寝不足もあり、さすがに少々、疲れが溜まってきています。
でも、受験生の皆さんは、そんなこと言ってられませんよね。
先々週は、大学入試センター試験がありました。
先週は、僕の勤める専門職大学院の入試でした。
今週は、学部生たち、ようやく試験期間が終わりました。
来週は、学部の入試があります。
そして、何よりも今週末、いよいよ社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験があります。
資格取得を目指す学生や院生の皆さんは、不安を抱えながら、最後の追い込みですね。
ここまで来ると、あとは短期記銘力の勝負ですね。
これまでにやった過去問題集やワークブックの反復学習が、効果的ではないでしょうか?
めざすは、粗点で6割ライン。
もちろん、1科目でも0点があるとアウトですが。
得意科目で少しでも点を稼いで、全体の得点を上げないとね。
合否ライン上の1点の差は、とにかく大きいですから。
○社会福祉士は、150点満点ですから、90点目標。
(一部科目免除者は、74点満点ですから、45点目標)
実際には、昨年は85点(免除者46点)が合格ライン、合格率29.1%。
○精神保健福祉士は、156点満点ですから、94点目標。
(一部科目免除者は、80点満点ですから、48点目標)
実際には、昨年は80点(免除者42点)が合格ライン、合格率61.7%。
あくまでも合格の基本は、全ての科目で得点があり、総得点の60%程度とされています。
でも、去年も、不適切問題だったと後から判断されて、全員に加点された問題がありました。
複数の選択肢を正答として認めて、該当者に加点された問題もありました。
また、その年の問題の難易度によって、補正して合格ラインを決めますから、随分変わってくるんですね。
当日、試験会場を出ると、協会や資格学校の解答速報が配布されています。
ただ、これも微妙に回答が異なっていたり、あとで修正版が配られたりするんですよね。
退出可能時間になってから持ち出された試験問題を、誰かがわ~っと短時間で回答する訳です。
ミスや勘違い、不適切問題への無理な回答も、どうしても生じます。
目安にはなるのでしょうが、あまり一喜一憂しない方が良いのですけど…。
ともあれ、30日(土)~31日(日)、福祉士国家試験です。
受験生の皆さんが、笑顔で発表日を迎えられるよう、祈ります。
どうか、これまでの努力が実りますように…。
(^_^)v
※画像は、ご存じ興福寺の阿修羅像。
ふと、試練に立ち向かう、受験生の表情のような気がしてきました。