誰にとっても、そうかも知れないですけれど…。
やり残していることが、たくさんあります。
目をそむけ、逃げてはいけなかった、宿題。
本来、先送りにはしてはいけなかった、宿題。
本当は、そのときに仕上げておかなきゃいけなかった、宿題。
いつか手を付けようと思いつつ、未だ果たせていない、宿題。
いつの間にか、うやむやになって忘れられてしまっている、宿題。
もっと言葉にして人に伝えることを、怠ってはいけなかった、宿題。
自分の中であたため、本来は時とともに熟成させなければいけなかった、宿題。
人にかかわることを生業としていると、仕事で様々な人生に遭遇します。
職業人としての対応と、素の自分の感情の間に、乖離も生じます。
専門職として仕事をしていくための、基本的な統合欲求が生じます。
もう一度、自分の中で振り返り、頭の中で整理したい。
新しい次の一歩を踏み出すために、自分の中で総括しておきたい。
賃金を得るための労働というだけでなく、人生の仕事として確認しておきたい。
日々の日常業務に流され、忙しさの中で見失ってきてしまったものを確認したい。
大事にしたいと思いながら、いつの間にかすり減ってきてしまったものを回復したい。
専門職大学院に来ているひとたちも、同じ想いを抱いていると思います。
そうでなければ、休職や退職までして、改めて学び直そうとは思わないのではないでしょうか?
それは、ある意味で、とても贅沢な時間です。
経済価値を生まない、ただ、学び考える時間。
自分だけの、自分のために使う、自分の時間。
僕も、そういった時間が少しでも欲しくて、大学に来ました。
大学というところは、学ぶための場所ですし。
知の遊びのために、社会が認めた時間と空間ですから。
でも、僕は学生ではなく、教員として、この世界に入ってしまったので…。
当たり前の話ですが、仕事というものは、どこでも待ったなしで。
自分の都合だけで、時間を組むことは許されず、業務に追われています。
組織の一員として、果たさなければならない役割も多々あります。
なかなか果たせないでいる自分の宿題に、いつきちんと取り組めるのか…。
おぼつかないまま、あわただしいうちに、大学教員2年目をまもなく終えようとしています。
先日の「実習指導者モデル研修」でご一緒させていただきました。お疲れ様でした。いつもの軽妙な語り口調に羨ましさと共に感心しておりました。
今回の自己開示のような内容はとても共感いたしました。それしか言えませんが、いつもこのブログを楽しみにしております。
いつか投稿してみようと思っていたのですが、姿を拝見したらついつい気持ちが乗ってしまいました。悪しからず・・・
「実習指導者モデル研修」のあの会場に、いらしたんですね~?
はて、どの人だろう?(?_?)
血液型も星座も歳も一緒って…、興味津々です~。
懇親会まで僕が残れれば、一緒に飲めましたね~(^-^)
軽妙な語り口、とお褒めを頂きましたが…。
要するに、重厚な語りは出来ないんですよ~(汗)
根が軽い人間が、重々しく話そうとすると、トーンが低くなって…。
アルファ波が出やすくなるのか、みんな寝ちゃうんですよ~(笑)
教員としての語り、まだまだ修行中です。
いつもこんなブログにお付き合い頂いて、ありがとうございます。
堅い話だけではつまらないので、だんだん崩れてくると思います(^_^;)
気まぐれに更新していきますので、どうか気長によろしくお願い致します。
龍龍