個室なので家族会議もできる
斎場をどうするか話をした
次兄は横で息をしているのに
不謹慎と思うかもしれないが
父のときの経験から先に決めておかないと
あわてるのはわかっている
病院から家に連れて帰るのも葬儀社のお世話にならなければならいからだ
最近の研究で本人は実は聞こえているらしいとういうのをテレビで見たことがある
(お兄ちゃん聞こえてるの?ごめん)
5年前に父が亡くなったときは司法解剖にまわされたため葬儀が遅れた
そのおかげというとなんだが葬儀社を決める時間ができて助かった
何箇所か見に行こうと警察を後にした私たちはとりあえず
生前父がここにしろと言った葬儀社へ行った
いくら父のご指定でも変なところでは納得しなかったが
新しく、丁寧な対応だったのであっさりで決まってしまった
次の日、病院に司法解剖で異常なしということがわかり
病院から遺体を引き取ったのは次兄だった
今回は母が家族葬で済まそうというのではじめは小さな斎場を探していた
が、お見舞いに来て頂いた方々と話をしていると
連絡があちこちにまわっているらしく話が大きくなっているようで
お見舞いに来れなかった方や
会社の関係の手前、きちんと葬儀しなければならない雰囲気となり
結果 父と同じ葬儀社にお願いすることとなった
今日のひとこと
自分で指定した父は偉い