新年から読む本12冊(10~11冊目)・・・海鳴り(上・下)・・・藤沢周平
裏表紙の言葉
はじめて白髪をみつけたのは、いくつのときだったろう。骨身をけずり、果てに
迎えた四十の坂。残された日々は、ただ老い朽ちてゆくばかりなのか。・・・・・
家は闇のように冷えている。心通じぬ妻と、放蕩息子の跡取りと。紙商・小野屋新
左衛は、やがて、薄幸の人妻丸子屋のおかみ「おこう」に、果たせぬ想いをよせて
ゆく。世話物の名品。
新年から読む本12冊(10~11冊目)・・・海鳴り(上・下)・・・藤沢周平
裏表紙の言葉
はじめて白髪をみつけたのは、いくつのときだったろう。骨身をけずり、果てに
迎えた四十の坂。残された日々は、ただ老い朽ちてゆくばかりなのか。・・・・・
家は闇のように冷えている。心通じぬ妻と、放蕩息子の跡取りと。紙商・小野屋新
左衛は、やがて、薄幸の人妻丸子屋のおかみ「おこう」に、果たせぬ想いをよせて
ゆく。世話物の名品。