新年から読む本12冊(7冊目~8冊目)・・・旅路(上・下)・・・池波正太郎
裏表紙の言葉
その夜、その時刻、三千代は寝間で蚊帳を吊っていた。間もなく帰宅するであろう夫と、
この蚊帳の中ですごすひとときを思いやり、白い頸筋に血の色をのぼらせていた。幸せな
彼女を襲った一瞬の後の異変は・・・・武家社会の掟にそむき、夫の仇討ちに執念を燃や
す19歳の若妻の激しくも妖して「女のさが」、を描く異色の時代長編。
新年から読む本12冊(7冊目~8冊目)・・・旅路(上・下)・・・池波正太郎
裏表紙の言葉
その夜、その時刻、三千代は寝間で蚊帳を吊っていた。間もなく帰宅するであろう夫と、
この蚊帳の中ですごすひとときを思いやり、白い頸筋に血の色をのぼらせていた。幸せな
彼女を襲った一瞬の後の異変は・・・・武家社会の掟にそむき、夫の仇討ちに執念を燃や
す19歳の若妻の激しくも妖して「女のさが」、を描く異色の時代長編。