金言・名句はだにも通用するのか
私の若い時代もう50~60年前の金言や名句にいろいろと自然に教えられたところが
あった。たとえば、「暇ほど毒なものはない」「弱り目に祟り目」「犬の歩けば棒に当る」
「食い物と念仏は一口ずつ」「雉もなかずば撃たれまい」「馬鹿と食べ物に油断するな」等
私と同じ年齢程度の経営活動において大成功を治めた人がおります。その方が亡くなる数
年前にお話しをお聞きする機会がありました。質問をしました。世の中で言われている上記
のような金言・名句等を参考にされてご努力されましたかと。そしたら、どうでしよう。
その成功者曰く、私はこれらの金言・名句的な内容の逆な態度、つまり反対の考えで行動した
のですと。言われました。
世の中難しいもので、常識的や習慣的になっていることをそれが当たり前として心に刻みな
がら人生の荒波を乗り越えようとしていますが、それでは、大成功しないのだろうかと考えて
しまいました。多くの人達がやっていることが正しくて、ちっよとそれらから発想を変えると、
他人からは常識がないとか変わった人だと言われたり思われたりすることがあるでしよう。
要は、何が正しいかということをその時々に判断することが大事なことだと思うのです。た
だ惰性で物事を勧めるよりも自らが判断して物事を決めて行くべきだい思っています。そこか
ら成功への糸口が見いだせる場合もあるのでしよう。