「あのお経はアジモシャシャリモナイ感じどしたな」。
少しの味わいもない。シャシャリは「しゃしゃり出る」の意味から。
厚かましく出しゃばるほどの味もないのは、そっけないということ。
「アジケナイ」は「寂しい、物足りない」さまで「部屋が暗いし、アジケナイなあ」。
古語の「あづきなし」から。
「万葉集」に「あづきなく相見初めてもわれは恋ふるか」といたう。
平安時代から「あぢきなし」となった。
(京都新聞 折々の京ことばより)
少しの味わいもない。シャシャリは「しゃしゃり出る」の意味から。
厚かましく出しゃばるほどの味もないのは、そっけないということ。
「アジケナイ」は「寂しい、物足りない」さまで「部屋が暗いし、アジケナイなあ」。
古語の「あづきなし」から。
「万葉集」に「あづきなく相見初めてもわれは恋ふるか」といたう。
平安時代から「あぢきなし」となった。
(京都新聞 折々の京ことばより)
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