真向きの牡丹。けちん坊の客。
「あのお客さん、マムキノボタンやわ」。祇園で言う。
牡丹の花弁は上を向いて、中のものが外へこぼれ落ちないように咲くさまから。
金をつかんで放さない人にいう。
マムキノキャベツとも。吝嗇者、けちはシブチン、シブとも。
京の商家では、むかし毎月一日・十五日に渋みの身欠きにしんと刻み昆布の
炊き合わせを食べた。質素・倹約を忘れないように「シブーコブー」と言った。
(京都新聞 折々の京ことばより)08
「あのお客さん、マムキノボタンやわ」。祇園で言う。
牡丹の花弁は上を向いて、中のものが外へこぼれ落ちないように咲くさまから。
金をつかんで放さない人にいう。
マムキノキャベツとも。吝嗇者、けちはシブチン、シブとも。
京の商家では、むかし毎月一日・十五日に渋みの身欠きにしんと刻み昆布の
炊き合わせを食べた。質素・倹約を忘れないように「シブーコブー」と言った。
(京都新聞 折々の京ことばより)08
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