ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

もやいを知っていますか

2008-10-05 22:44:28 | Weblog
特定非営利活動法人 自立サポートセンター もやい」というグループがある。

ホームレスが仕事をみつけてきても
定住所がないという理由で
就職できないこともある。
彼らは、連帯保証人が用意できなくて
アパートを借りることができない。
そういう人たちの保証人になったりして
自立を助けるグループである。
詳細は上の「もやい」を叩いてください。

このもやいに家賃保証や寄付をしていた企業が破産し
財政難に陥っているという。

某新聞によると「緊急カンパ一口5万円」となっていた。
一口5万円
一般人の払える金額ではない。
企業向きの金額ではないかと思った。
一口5万円とみただけで引いてしまう人がいると思う。


で、もやいのHPを探してみると
<資金カンパお振込み方法>
臨時特別カンパ 1口50000円(何口でも)
サポーター会員 年会費1口5000円(何口でも)
その他、一般の(金額自由)の寄付も歓迎です。

となっている。
紙面の都合があるなら、
せめて問合せ先だけ書いておいた方が適切ではないか。

もやいのHPをみると
■テレフォンカード(未使用)
路上生活者対策関連施設やネットカフェなどに
いらっしゃる方との電話連絡に使用させていただきます。
また、商品券やクオカードもありがたいです。
■官製ハガキ・切手(未使用)
郵便物の発送に使わせていただきます。額面は問いません。
■お米・缶詰・インスタント食品
生活に困っている方への緊急支援としてお渡しする
食料を集めています。
缶詰(フルーツより魚介類などおかずになるものが
ありがたいです)
インスタント食品は賞味期限内のものをお願いします。
■炊飯器
炊飯器をお持ちでない方に、
お米と共に炊飯器をお渡ししています。

となっている。
ケータイを使うようになって机で眠っている
テレホンカードを送ってあげようかと思っている。
それなら私だってできる。


ある番組でネットカフェ難民の特集をやっていた。
某元野球監督が
「がんばらなくてはならない時になにくそと
 頑張らないからこうなるんだ」と
ネットカフェ難民を軽蔑するような発言をした。
それは健康な人ならできるわけで
一度病気をしたことをきっかけにネットカフェ難民に
なる人だってあるのだ。
昔は親兄弟ときには親戚のおじさんおばさんが
困っているときは助けてくれた。
貧困は一族の恥ということだろうか。
今は親戚との関係も薄くなり
金銭的援助を申し入れるような関係ではなくなった。
親子にしても離婚・病死により
片親でその片親がなくなって頼れるのはひとりだけ
という人も少なくない。
そういう人が病気や会社の倒産で住むところがなくなり
ネットカフェ難民やホームレスになるのだ。

今の私達ははたまたまラッキーなだけである。

もし、興味がある人は寄付にご協力ください。
コメント
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