ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

殺伐

2024-11-07 23:32:37 | 身体のこと

どこの会社、組織でも

人手不足という。

 

友人の娘さんは

30歳代半ば

大手企業に勤めていて、

今年基本給が10万円上がったという。

新入社員の初任給があがったため

だという。

そうしないと新入社員が

入社してこないという。

 

昔は、残業して稼ぐもの的

考えがあった。

 

それが24時間戦えますか!

の発想で、

働いた分、お金が入る仕組みだった。

 

時代は流れ、

最近の若い子は、お金より

プライベートの時間を優先するように

なった。

残業ゼロにしないと退職してしまうらしい。

 

友人の娘さんの会社の残業事情はしらない。

基本給があがれば残業代も上がることにはなる。

稼ぐこiとより時間が大切といって、

結局、新入社員が定着しない可能性もある。

 

 

さて、医療関係は慢性的な人手不足。

あんなに看護大学や看護学科が増えても

看護師は足りない。

 

人が足りないから残業になってしまうのか、

残業代を払う方が

人を増やしたときの固定費よりも

安く上がるという考えの経営陣がいる限り

若い子の価値観が理解できずに

なおさら人手不足に拍車がかかることに

気が付いてない。

 

リスク管理上、長く勤めても

もらった方が良いのに。

 

看護師は有資格者がたくさんいるから

いつでも補充できると思っていると

ブラックと評判が立ち、

応募者がいなくなる。。。

 

 

本題に入り、

うちの病院でも人手不足。

そのうちに臨床工学士だけで

透析を行うんじゃなかろうかという

気配が満々になってきた。

 

臨床工学士の方が看護師より

給料が安いこともある。

 

 

夜間透析を患者約30人に対して

スタッフ5人で行う。

看護助手もいない。

 

穿刺は感染予防と称して

二人一組で行う。

穿刺ミスがあれば

大幅に穿刺は遅れる。

 

圧が高い、血流が取れないなどの

警報が鳴ってしまっても

血流を下げて穿刺が落ち着くまで放置。

 

圧が高いときの洗浄は

なぜか一人でやっているので

感染予防のため穿刺を二人一組で

する意味はあるのか。。。。

 

スタッフが一人の時間帯も

あるのか、

ひたすら警報が鳴り響く。

 

そして、脅し文句は

「夜は人手が足りないから

 手がかかる人は昼間にかわってもらうよ」

 

無理な除水で足が頻繁につる人とか

血圧が低くて血圧の再検を何度もいれたりすると

そのような脅し文句が出る。

 

殺伐とした雰囲気で

スタッフと話すこともほとんどなく、

返血中も注射が入ってしまうと

その1,2分のわずかな時間も

スタッフは離れて、

ベッドメイキングをしたり、

逆に慌ててきて、

離れた時間で終了セットを

取りに行ったすることもある。

 

そんな中、透析に入って

間もない人に対して

「昼間に替わってもらうよ。

 夜は自己管理ができる人だけ

 だからね」

の脅し文句が出た。

 

まだ透析に入って間もなく、

血圧が低く

体重の残りが多いらしい。

血圧の低い原因が

よく食べて体重がきついのか、

血圧の薬が強いのかなど

いろいろな原因が考えられる。

 

それも不明確で

自己管理という言葉さえも

聞いたこともない人に

脅し文句をいうなんて。。。

 

おかしい。。。

 

いってもいっても聞かない人に

いうならともかくも。。

 

殺伐としているから

スタッフ同士のコミュニケーションも

不十分で。。

 

これで事故が起こすことなく透析が

できるんだろうかと思うことがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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