新刊を借りても読み流している状態・・・。
感想やコメントを勤めて残すようにした。
けど、自分で読む限り参考になる文章が残っているとも思えない・・・。
悩む~。
感想やコメントを勤めて残すようにした。
けど、自分で読む限り参考になる文章が残っているとも思えない・・・。
悩む~。
『60歳、生きかた下手でもいいじゃない 今井美沙子』
人付き合いが必要な日常。
その中でいかに心地よく気づかい出来るか・・・の語録が書かれていてとても為になった。
・人を見たらほめよ。九つ褒めて一つ注意するくらいでいい。
・とっさの時に、相手を気づかえるやさしいことばが出るよう日頃から自分の言動に気をつける。
・いつ神様に呼ばれても後悔のないよう暮す。心の汚れ物は残さないように。
・自分が他人を許さない限り、自分も神様に許されない。
・人に良い事があったとき、その人と一緒になって心から喜んであげる事は難しい。そうなれるよう。
・上をみてもきりがない、下を見てもキリがない。
・自分がしてあげた事はすぐ忘れ、その反対に他人にしてもらったことは一生忘れてはいけない。
などなど・・・。結構「ハッ」とさせられた。
『その日の前に 重松清』
誰でも訪れる「その日」=「命が終る日」をテーマに書き綴られている短編小説。
その短編が最後には綺麗につながる・・・。
人との出会い・関係はそれぞれ独立しているようだけど、1人に関わる人は結構多く奥深い。
人と人の不思議なリンクは意外と日常である事を改めて教えてもらった。
そして「その日」を迎える家族のあり方を考えさせられた。
ジーンと来たのは若くして「その日」を迎える奥様からご主人への遺言・・・。
「忘れていいよ」の一言のみ・・・・・ちょっと涙が出た。
『タペストリーホワイト 大崎善生』
学生運動が激しかった時代がテーマ。
大切な人を失った少女が大人になり、失った理由を謎解きしようと試みる、痛々しい。
大した訳もなく被害にあってしまう「強くない人達」も痛々しい。
不器用な人達がある意味とても多い時代だったように思う。
その時代の空気も知る由もない自分を幸せだと思うし、少し甘いとも思う。
しあわせレシピ:いつもの生活では知る事のできない感覚・感情を本から吸収、これも貴重な経験。