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安倍晋三さんのどこが国葬に値しない政治家なのか誰か教えてくれ

安倍晋三さんのどこが国葬に値しない政治家なのか誰か教えてくれ

フジテレビ上席解説委員 平井文夫

 

安倍晋三さんのどこが国葬に値するべき政治家なのか平井さん教えてください

らくごしゃの蒙昧に啓蒙を

 

安倍さんの国葬に反対の人が増えている

最近、「世論調査をやるたびに安倍さんの国葬反対が増えている」と話す人が多いのだが、確かにFNNの世論調査でも質問が少し違うので単純比較はできないものの、先月は賛成が50%で反対47%を上回っていたが、今月は反対51%、賛成41%と逆転した。安倍さんは国葬に値しない人なのだろうか。

⇒反対の世論の声を納得させる、国葬に値する人なのだろうか。

岸田首相は8/31の会見で、国葬に閣議決定した理由について以下の4点を改めて示した。

①8年8ヶ月間首相を務めた
②民主主義の根幹である選挙演説中に銃撃された
③外交、経済など歴史に残る業績を残した
④世界各国から敬意と弔意が示され多数の弔問の希望が来ている

 

⇒①8年8ヶ月間(3188日)首相を務めた

◆通算在職日数が2886日の桂太郎元首相です。1848年、安部氏と同郷の山口県で生まれました。第3次桂内閣まで組閣されて、桂氏は通算で2886日にわたって首相を務めることになります。

在職日数が2798日の佐藤栄作元首相です。1901年、安倍氏の大叔父で、同郷の山口県に生まれ、同年11月9日に内閣総理大臣に就任。その後、72年7月7日までの2798日にわたって首相を務めました。佐藤氏は非核三原則を提唱したことにより、ノーベル平和賞を受賞しています。

○当時、最長でも国葬はされておらず、ノーベル平和賞も国葬に値しない。

 

 長ければ良いのか、他に候補が居なかった反省は無いのか。

 では、内閣総理大臣岸田文雄は、

 元内閣総理大臣安倍晋三氏が、体調不良で退任して、

 繰上げでなった任なのか。

 

②民主主義の根幹である選挙演説中に銃撃された

○時期の問題、閣議決定で、国葬を進めるのは民主主義の根幹に関わらないのか。

○時期の問題、銃撃者は、民主主義の根幹を揺るがす意思が見られない。

○むしろ、そこで浮上した旧統一教会についての問題は、内閣総理大臣岸田文雄は

 解決したのか。


③外交、経済など歴史に残る業績を残した

○時期の問題、27回もロシアのプーチン大統領と会談。

「シンゾー」「ウラジミール」と呼び合う仲のプーチン大統領、不参加。

○時期の問題、ゴルフ友だち、元トランプ大統領、不参加。

○経済、アベノミクス。

○歴史に残る業績。アベノマスク。


④世界各国から敬意と弔意が示され多数の弔問の希望が来ている

○だから、ありがたく弔意を受け入れれば良いのでは。

○招待して、何かあったら、外交問題に発展。大枚で名誉挽回をなさりたいのか。

なぜ安倍氏に対して世界は敬意と弔意を示すのか。それは業績をいくつか見て他国のリーダーと比べてみるとよくわかる。

例えば、安倍氏は本音では憲法9条を改正したかったが、日本を取り巻く安全保障の厳しさを見て、先に集団的自衛権の見直しをして、日米同盟を再構築した。

⇒真の保守が、政治的に日本を取り巻く安全保障の厳しさを見て、日米同盟を再構築。その後、日米関係をどうしていく戦略だったのだろうか。

「自由で開かれたインド太平洋」構想を提唱して、日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み「QUAD(クアッド)」という対中包囲網をつくり上げた。

⇒対中関係を今後どういう展開に持っていかれたかったのか。

また、自身は積極財政派だったが、「世界一の社会保障大国」である日本の消費税率が5%という異常な低さだったため、第2次政権以降、2度増税して10%にした。

⇒その増税した税金を 、何にどう使ったのか。

世界はなぜ安倍氏に弔意を示すのか

いずれも自分の夢や主義より前に、世界を相手に日本がどういう国になるべきなのかを考えるリアリスト的な行動だった。集団的自衛権も消費増税も支持率を下げ政治的ダメージを負ったが、それをやり遂げる力があった。強いリーダーだったのだ。

⇒そう言う変節だったのか、それが強いリーダー像なんですね。

2018年に、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)が発効したが、米国のトランプ前大統領は国内の反対に屈して離脱し、バイデン現大統領も反発が怖くて戻れないでいる。彼らと安倍氏の力の差は明らかだ。

⇒TPPへ米国を呼び込む力はないですよね、さすがに。

海外の政治家たちはそれを知っているから各国の議会で追悼演説をし、弔問を希望している。だから岸田氏は国葬にしたのだ。ちなみに日本の国会の追悼演説は延期になったままいつ行われるのかもわからない。議員の皆さんは恥ずかしくないのか。

⇒でも、甘利氏というのも突飛じゃないですか、

 引き受ける方もいかがなものか、と。保守とは思えぬ選択。

世論調査で国葬への反対が増えている理由は安倍氏の旧統一教会への関与らしいのだが、これを追及する立憲の幹部も関与していた。霊感商法や高額のお布施は問題だが、多額の寄付を要求する宗教団体も他にもたくさんある。政治と宗教の問題を国会でじっくり話し合うのはいいと思うが、今回の国葬と結びつけるのはおかしいのではないか。

⇒わたしは反対ですが、それは旧統一教会への関与じゃない。

それより、手続きの問題、閣議決定でなく、国会できめてほしい。

真の保守なら慣例を守り、例外を正して欲しい。

少なくても上記の岸田首相は8/31の会見で、

国葬に閣議決定した理由についての4点が理由にならない。

岸田首相の政治的都合でしか受け取れない、弱い。

また「モリカケサクラ」の問題が未解明だとして、「安倍氏の評価はまだ定まっていないから国葬はダメだ」と言う人もいるが、安倍氏の業績とモリカケサクラを同列に扱うのはさすがに無理があると思う。

⇒同一の人物がやった行為ではないか。

では、モリカケサクラを凌駕する業績とは、何かと目を覚まさせてください。

あの恥ずかしい国会答弁。昭恵氏にも直接聞けない問題。

赤木氏の死を無しにして、さすがに無理があるんじゃないでしょうか。

同列にならない元内閣総理大臣安倍晋三の業績、蒙昧なわたしに啓蒙してください。

もう静かに送りませんか

⇒もう静かに辞めませんか

「国葬の客観的基準を作るべきではないか」との質問に首相は「その時の政府が責任を持って判断する」と答えた。それでいいんじゃないか。首相にはそれくらいの権限はある。また警備、接遇費を事前に示せと言う人がいるが、高すぎると思ったらカットしろということか。警備と接遇に恥ずかしくない必要な費用をかけるのは当たり前だ。

⇒政府に対して信用が持てなくさせたのは、どなたか。

高すぎるから、じゃなくて、そのお金はどんなお金かと言うこと。

国民が納めた税金ということ。

なんでも面子のために必要だから使っていいと言うもんじゃない。

そもそも、内閣総理大臣岸田文雄の説明の脆弱さ、から、

それでいいんじゃない。

首相は国会の閉会中審査に自ら出席して国葬についての説明を行うという。これ以上の話が出るとは思えないが、これで野党も納得して国葬に出て来るのではないか。首相が国会で説明すると言う前に国葬欠席を発表した共産党は勇み足だったかもしれない。

⇒これ以上の話が出ないと思うって、

内閣総理大臣岸田文雄の責任と判断を、……

この発言、残念。神は細部に宿るはずです。

これからの内閣総理大臣岸田文雄の説明に期待します。

 

維新の松井前代表は「(国葬が)おかしいという意見は自由に発信されたらいいけど、決まって、弔意を持って見送りたいという人たちが参加するんだから、それを邪魔する必要はない」と述べている。立憲も共産も国葬に来てもいいし来なくてもいい。でも邪魔するのはやめてくれ。一部メディアも含めみなさん、どうかもう少し静かに安倍さんを送りませんか。

⇒松井前代表、どうか、国民に、自治体、各教育機関、学校ですよね、

何かを押し付けることなく、静かに、

弔意を持って見送りたいという人たちが「国葬」の負担を担ってください。

つまりは、「国葬」ではなく、

決めた閣僚、自民党、維新の会(元も含めて)、公明党(どうか、出資でしょう)

平井文夫氏等所属団体の有志の支援金で、

安倍晋三元内閣総理大臣を送る有志の会として、賄って送ってください。

決まったからって、閣議で決めたんだから。

民主主義の根幹を大事にして、

全国民を巻き込まないで、静かに、送ってください。静かに。

拙いながら、言わねばならぬこととして。

(2022年8月31日 FNNプライムオンライン イタリック書体色部分 より)

【執筆:フジテレビ 上席解説委員 平井文夫】

言わねばならぬことを言う。神は細部に宿る。
フジテレビ報道局上席解説委員。2020年4月から立命館大学客員教授。1959年長崎市生まれ。82年フジテレビ入社。ワシントン特派員、編集長、政治部長、専任局長、「新報道2001」キャスター等を経て現職。

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アベノマスクの正体。 (9)残ったきな臭さの元は

昨日のきな臭さの匂いは、

実は、

 

ユースビオ(福島市)。

新型コロナウイルス対策として政府が配布したマスクをめぐり、受注業者のユースビオ(福島市)の樋山茂社長は27日、取材に応じ、「新たに契約したベトナムの工場に350万枚作らせた。現地に日本人社員を駐在させて検品などをしており、(異物混入などの)クレームは一切ない」と話した。

 樋山社長によると、納入したのは立体型の再利用可能なマスクで、「70回以上洗っても抗菌性が落ちない」という。受注額は1枚135円で「うちは他社より安い。国との癒着は全くない」と強調した。
 信用調査会社などによると、同社はバイオマス発電向けの木製ペレットの輸入会社。2017年8月に設立され、従業員は5人。

(2020年4月27日 時事ドットコム)

 

以下、

BuzzFeed Ryosuke Kamba 氏が詳らかに取材されてる。

 

――ユースビオの事務所に公明党のポスターが貼られているが、公明党とはどういう関係なのか。

俺、創価学会員だし、公明党員だもん。創価学会はじいちゃんの代からだから3代目。

――公明党とズブズブなのでは?

公明党ってそういうことやらないです。

商売に関して「なんとかウチに受注できるようにしてくれ」みたいな話、公明党は受けないですよ。今回の契約はもちろん、今までもこれからも。

たとえば事業者が官公庁に話を聞いてもらえない時とかに相談することはあり得ますけど、公明党が「発注してやれ」みたいなことは絶対やらない。で、僕も言わないです。

 

――法人登記によれば、ユースビオの設立は2017年の8月24日。従業員数は。

5人。そのうちベトナムに3人いますね。

 

――ユースビオの登記情報が一時、閲覧できなくなっていたのはなぜか。

それは定款の事業目的を変更していたから。ウチはバイオマス発電の仕事だから、再生エネルギー関係の項目が多い。

今後マスクを販売するにあたって、事業目的を変更しておかないとマズイので登記変更をした。

――「貿易及び輸出入代行業並びにそれらの仲介及びコンサルティング」という項目が加わっている。

そうです。「これだと厳しいので、輸入のところを入れてくれ」ということだったんですよ。

――厚労省から指摘があった?

3月の発注を受ける時に、定款のところで引っかかったから、ウチのいとこの会社を使ったんだよね。

「もし4月も受注するようであれば、定款変更しておいた方がいいですね」という話になったので、(変更を)やっていたわけ。

シマトレーディングは「いとこの会社」

――「いとこの会社」とはシマトレーディングのことか。

そうそう。まあ義理のいとこですけどね。僕のいとこの旦那の会社です。資本関係はまったくありません。

問題は通関なんですよ。通関の受取人は輸入業者になる。

シマトレーディングは生花の輸入をしていて、その(事業目的の)なかには衣料品、布製品に関するものも入ってるので。

後で何かあった場合に「定款の目的が…」と言ってくる人もいるから、国も慎重になったんでしょう。

※シマトレーディング(千葉県富里市)切花・切葉の輸入卸売業者。

2社の分担は

――シマトレーディングの役割は。

「通関出し」といって、成田空港にマスクが着いた時に受け取る役目だけです。

受け取るのが輸入業者なので、当然代金の支払いをしなきゃいけない。代金の支払いもシマトレがやってます。

――ユースビオとシマトレーディングの関係性、分担がよくわからない。

ウチはマスクの布原料を購入し、ベトナム側に供給するという仕事です。それだとウチの(変更前の)定款でも行けるので。

その原料を受け取った工場が加工して、日本に入れるわけだ。日本に入ったものを受け取り、加工賃を支払うのがシマトレっていうことですね。

――国とはユースビオがまとめて契約している?

いやいや、直接です。シマトレと厚労省が直接。ユースビオと厚労省が直接。

――それぞれ別の契約。

そう、分割契約。一体の取引ですけど、分割受注というのがあるんですよ。

――各社の報道によると、マスクの単価が135円で、生産枚数が350万枚だから単純計算で4億7250万円ということになる。この数字は…

2社合わせて135円ということです。シマトレが80円でウチが55円とか、それぐらいかな。

――厚労省は「5.2億円」と発表しているが、なぜ金額がズレているのか。

それは消費税でしょ。

厚生労働省マスク班の担当者

「(ユースビオとシマトレーディング)両方と契約している。大臣の答弁にあった通り、それぞれが役割に応じた契約をされていたようです。合わせて5.2億円」

(報道では4億7250万円と出ているが)

「消費税はかかると思います。×1.1をしていただくと5.2億弱になります」

※135円×350万枚×1.1=5億1975万円

「山形県から経産省紹介」

――改めて、政府との契約に至るまでの流れを知りたい。

2月の後半ぐらいから、山形県や福島県とやりとりしてました。日本国内でマスクがなくなった。「社長のところでマスク調達できないかい?」という話をもらって。

福島はどこの課で買うんだ、管理するんだとか、あーだこーだやってて動きが遅かった。

山形県の方は早くて、健康福祉課だったかが「ウチの予算で購入したい」って名乗りをあげたんですよ。

その契約のやりとりをしている最中、「国が一括調達することになりました」って話になって。

山形県から経産省の担当者を紹介されて、「そちらに情報共有してるので連絡してください」ってつないでくれたんですよ。

政府の一括調達方針受け

――経産省につないだのは福島県ではなく、山形県だったと。

山形ですね。福島は遅かった。

発注するのしないの、早くほしいのって騒ぎをしているなかで、3月の頭ぐらいに国が一括調達の方針を出した。

あれ、どうするのかな?と思っていたら、山形県から「こういうわけで一括になったので、そっち(経産省)に行ってくれ」と連絡があった。それが3月上旬のことです。

時事通信 山形県庁

山形県長寿社会政策課の担当者

(ユースビオへの発注を検討していた事実はあるか)

「先方の方と契約した実績がなく、海外との取引も我々したことがなかったものですから、今回、見送らせていただいた状況でございます」

 

(発注直前までいった?)

「発注直前までいったというよりは、『いま購入しないと中国であるとか、海外の方から様々な引き合いがある』と急かされた状況にございました」

『早く契約しないと、山形県さんのところには回せませんよ』というような言い回しをされて。これまでお付き合いがあったわけでもありませんので、慎重な取り扱いをさせていただいた」

 

(そこから国につないだ、紹介したのは間違いないか)

「そうですね。国の方にも話はさせていただいたところでございました。経産省ですね」

「ただ、経産省にご連絡をした時には、経産省の方でもその情報は知っていたはずです」q

「ユースビオさんだけではなくて、いろんな情報が経産省のところに集まっているんだろうなと。そのなかにユースビオさんの名前もあったのではないかと思います」

 

(経産省に情報提供をしたのでは)

「うーん…。正直に申し上げますと、我々としてもユースビオさんの素性がわからなかったというところもあって、経産省に情報を教えていただけないかなと思って問い合わせをしたということです」

 

(結果、山形県としては発注しなかったと)

「そうですね。政府全体としてマスクの調達に関して動いているというなかで、山形県が購入するのは、なかなか難しいのかなと」

「経産省の方ともお話しして、そういう形で内部的に整理しました」

「たぶん(ユースビオが)直接、経産省とやりとりをしていたんだと思いますけど、ちょっとその辺は私もよくわからないです」

スペック表やサンプルを提出

――伊藤忠商事など大手にまじって、「正体不明」の小さな企業がなぜ政府の事業を受注できたのか?という疑問の声が根強い。

それはさっきも言った通りで、ウチが受注するにあたっては、まず山形県から経産省に情報が行きました。で、樋山が経産省に連絡を取りました。

その際に、ウチで製作できるスペック表であったり、検査成績表であったり、いろんなエビデンスを出しました。あとはサンプルも出しましたと。

ベトナムってマスク文化で、マスクつくってる会社多いんですよ。その業者とウチが契約して、契約書を見せました。

その業者がどれぐらいの量をどれぐらいの品質でつくってたか、というエビデンスも出しました。

つまり、ウチはマスクつくったことないけど、(ベトナムの)マスクをつくってる会社と契約をしたってことですよね。ウチが発注してつくらせたんです。

 
(2020年 BuzzFeed Ryosuke Kamba 
樋山代表には4月27、28日に電話で計約2時間インタビューし、
その後各方面に裏付け取材を行った。
筆者は福島で新聞記者として勤務した経験があり、
当時の人脈から樋山代表の連絡先等を把握し、取材した。)より

 

⇒経済産業省が依頼している。

 同様に、興和も。

 さらに、不思議な経済産業省と厚生労働省の連携も見受けられる。

 

興和の社長インタビューとして伝えたところによると、

2月末に経済産業省から依頼があったとなっている。

(2020年6月1日 朝日新聞)

 

これが事実であるとすると、

 

厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染拡大で品薄が続くマスクについて、

一般社団法人日本衛生材料工業連合会に対し、

400万枚のマスクの売り渡しを指示したことを明らかにした。

この措置は、

第一次オイルショックがあった1973年に制定された

国民生活安定緊急措置法に基づくものだが、

実際に売り渡しの指示を行うのは初めてだという。

(2020年3月3日 日テレNEWS)

 

3月1日の新型コロナウイルス感染症対策本部での総理指示を受けて、

本日、国民生活安定緊急措置法第22条第1項に基づき、

厚生労働大臣から一般家庭用マスクの製造販売事業者及び輸入事業者に売渡しを

指示しました。

(2020年3月3日 厚生労働省ホームページ)

 

加藤勝信厚生労働大臣から、

2020年3月3日に、

北海道向けに一般家庭用アベノマスクについて、

売渡しの指示がされた日より前に、

布マスクの調達を行う方針がされていたことになる。

(2022年9月1日 Wiki閲覧 より)

 

 

⇒やはり、アベノマスクの消化の為に、

経済産業省と厚生労働省の巧みな連携がなされたのだろうか疑惑は残る。

 

 

 

 

 

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アベノマスクの正体。 (8)アベノマスクはどこで調達?

政府は、アベノマスクをどこから調達したのか?

 

厚生労働省は21日、

新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて政府が全世帯に2枚ずつ配布する

アベノマスクの受注企業3社と契約額を明らかにした。

興和、伊藤忠商事、マツオカコーポレーションの3社で、

契約額はそれぞれ約54.8億円、約28.5億円、約7.6億円で

計約90.9億円だった。

社会民主党の福島瑞穂が受注先を公表するよう求めていた。

(2020年年4月21日 毎日新聞より)

 

立憲民主党の蓮舫副代表が25日、ツイッターに新規投稿。

新型コロナウイルス感染防止対策で政府が配布を進めるアベノマスクについて、

厚生労働省が1社の社名を明らかにしないと指摘した。

 蓮舫氏は「令和元年度予備費から今年3月に高齢者施設等用に

2000万枚を調達、その内、50万枚を妊婦さん用に配布。

その中にカビや不良品が混じっていて回収となりました」と投稿。

 さらに蓮舫氏はマスクの受注元について言及。

伊藤忠商事、マツオカコーポレーションにもう一社の4社が受注したと

言いますが、厚労省はこの1社の社名を明らかにしません」と記した。

(「2020年4月25日 蓮舫ツイッター」2020年4月25日 デイリーより)

 

厚生労働省は受注企業について

「興和、伊藤忠商事、マツオカコーポレーションの3社プラス1社」と説明し、

残る1社については公表していない。

残る1社についても公共調達のルール上、公表する義務があり、

野党は公表を強く求めているが、

厚労省の担当者はかたくなに拒み、かえって疑念が広がっている。

(2020年4月26日 毎日新聞より)

 

 菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、

政府が配布している妊婦用の布マスクを受注した4社のうち、

公表していなかった1社は福島市の「ユースビオ」であることを明らかにした。

妊婦用マスクについては、変色や異物混入などが見つかり、配布を中断している。

 菅氏の説明によると、これまでに妊婦用のアベノマスクは約50万枚配った。

介護施設などに配った約2千万枚のアベノマスクの一部だという。

介護施設向けマスクを受注したのは、

伊藤忠商事や興和、マツオカコーポレーション、ユースビオ、「横井定」の

計5社で、横井定を除く4社が妊婦用マスクを納入。

菅氏は「改めて確認を行い、ユースビオの納入分も妊婦用マスクに配布されていた。

確認できたため、公表した」などと話した。

(2020年4月27日 朝日新聞デジタルより)

 

⇒実に、(不)愉快だ。

明らかにしない残り1社とは?

厚労省の担当者はかたくなに拒み、かえって疑念が広がっている。

(2020年4月26日 毎日新聞より)

からの、一転、

菅氏は「改めて確認を行い、ユースビオの納入分も妊婦用マスクに配布されていた。

確認できたため、公表した」などと話した。

(2020年4月27日 朝日新聞デジタル)

 

⇒1日で、(出来るんだよね。意志、命令があれば)確認のうえの公表が。

のり弁(黒塗り)提出も、記憶に、記録にないと言うのは、

政府の意志がなく、隠蔽事項と言うことが良く判る。

この案件については、

安倍、菅、劇場の『アベノマスク』と言う

自分達にとって安全なシナリオが完成したから公表したわけだ。

 

 

衆議院予算委員会で4月28日、

政府が妊婦向けに配布したアベノマスクをめぐり、

非公表だった「4社目」として突如、

会社名が明らかにされた福島市の企業「ユースビオ」を巡る質疑があった。

 

大串博志議員(立憲)の質問に答弁した加藤勝信厚生労働相は、

随意契約として問題はなかったとの認識を繰り返し示した。

 

政府は、計2000万枚の布製マスクの配布を

介護施設や障害者施設、保育園、幼稚園などに進めている。

このうち、50万枚を妊婦向けに配るとしている。

厚労省はこれまで、この妊婦向けマスクについて、

受注企業を「興和」「伊藤忠商事」「マツオカコーポレーション」

「上記3社に1社を加えた4社」と社名を明らかにしていなかった。

その後、菅義偉官房長官が4月27日の会見で、ユースビオの社名を公表した。

こうして公表が遅れたことなどからSNS上で話題になり、

「首相のお友達企業」「利権絡み」「癒着があるのでは」などと

憶測が広がっていた。

 

こうした状況のなか、

大串議員は国会で

「3社が極めて大きな規模の会社であるなか、

随意契約という形で発注を受けられていますが、

ユースビオとはどういう会社ですか?」と質問した。

加藤厚労相は

「福島市に本社がある木質ペレットの関係の輸出入業をやっている企業だと

承知している」と答弁した。

そのうえで、ユースビオとは3月16日に随意契約を結び、

契約金額は5.2億円だったと述べた。

新たな企業名が浮上

大串議員は、3月に契約を結んだ段階でのユースビオの法人登記簿では、

・再生可能エネルギー生産システムの研究開発・販売
・バイオガス発酵システムの研究開発・販売
・オリゴ糖の糖質の生産・加工・販売

などを目的とする一方、マスクの生産・輸出入」については明記されていない

と指摘。

しかし、同社の登記簿上では4月に入ってから「貿易および輸出入代行業ならびに

それらの仲介およびにコンサルティング」が加わったといい、

「それを知らないで契約したのか」と質問した。

加藤厚労相は「輸出入をするもう一つの会社と一緒になって契約額が5.2億円。

輸出入に関しては、その会社が担っていると聞いております」と答弁し、

こう述べた。

「(その会社とは)シマトレーディングという会社であって、

ユースビオはマスクの布の調達、納期時期などの調整、

シマトレーディングは生産・輸出入の担当をしていたと聞いている」

「ユースビオとシマトレーディングは、

グループ企業であり、代表としてユースビオをあげている」

なぜユースビオと随意契約を結んだのかを大串議員が追及すると、

加藤氏は「他の布製マスクを供給している方を含め、

経産省が主体となってが声がけをさせていただいた。

それに応えていただいた事業者の一社です」と説明した。

マスクの品質および価格、企業の供給能力、迅速な対応が可能であるかなどの

観点から選定を行い、速やかにマスクを配布する必要があるということで

随意契約をした

 

⇒実際は「アベノマスクは、質より量。とにかく早く」

(政府担当者)

(2020年6月1日 医療サイト朝日新聞アピタル より)

 

「具体的には、ユースビオから供給可能枚数などの納入計画の提案があり、

供給能力や納期についてヒアリングを行った。

マスクのサンプルの提出を依頼して、

マスクの品質に支障がないと確認したうえで、契約した。

当該社の納入したものについては、少なくとも今の段階で、

不良品などの指摘は受けていない」

「政府としては幅広い業種にマスクの受注を依頼しており、

早くできるところを積極的に取りにいくのが、今の我々の姿勢です。

積極的に手をあげていただいたところは、

質や能力、時期をしっかり守っていただければ、

 

⇒実際は「アベノマスクは、質より量。とにかく早く」

(政府担当者)

(2020年6月1日 医療サイト朝日新聞アピタル より)

 

積極的に対応するのが現下の姿勢です」と

政府の対応についても問題はなかったいう認識を示した。

ユースビオの代表は、BuzzFeed Newsをはじめとする各メディアの取材に

「(政府の)癒着は一切ないです。もし癒着があったら、

もっと高い値段にしてますよ」と語っている。

(2022年4月28日 BuzzFeed News より)

 

ユースビオとは3月16日に随意契約を結び、

契約金額は5.2億円だったと述べた。

3月に契約を結んだ段階でのユースビオの法人登記簿では、

・再生可能エネルギー生産システムの研究開発・販売
・バイオガス発酵システムの研究開発・販売
・オリゴ糖の糖質の生産・加工・販売

しかし、同社の登記簿上では4月に入ってから

「貿易および輸出入代行業ならびに

それらの仲介およびにコンサルティング」が加わった

 

⇒きな臭さが残ります。

大串博志議員(立憲)には、もう一歩踏み込んで欲しかった。

 

 

 

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