振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

京都府民割引に味をしめ、2度目の利用

2021-12-27 11:33:17 | 旅行
宮津のホテルへの一泊旅行が、京都府がやっている「きょうと魅力再発見プロジェクト」と宮津市の「宮津天橋立旅得キャンペーン」のおかげでお得な旅行となり、予算的には余裕が出た。その余裕でもう一回府民割引を使ってどこかに泊まろうと、ヨメが言い出した。

遠方まで行くのは面倒なので、京都市内で近年増えている新しいホテルの中で適当なのはないか探してみた。条件としては朝食は必須、できれば夕食もありで、温泉とは言わないが大浴場のあるホテル。

宿泊サイトのじゃらんで見つけて予約したホテルは京都駅八条口から南へ400メートル、昨年7月に開業。最近の新規ホテルは大概同じだが、駐車場は無い。空港バスの発着場があるアバンティ地下の市営駐車場の割引券(¥900朝9時まで)を発行してくれるが、チェックアウト時間の11時までゆっくりしたいのでホテル周辺にあるコインパーキングを利用した。入庫後24時間で880円だった。

チェックインの後、セルフサービスのラウンジでコーヒーを飲んだ。他には紅茶とジュースだけだが、宿泊者はもちろん無料。部屋は4階だったがホテルの周辺は既存のビルに囲まれ、窓からの眺望はほぼゼロ。これは難点だが仕方ない。



夕食と朝食をいただいたホテルのお食事処。







コンパクトなコース料理でワンドリンクサービスの生ビールを飲み、自分にとってはもう少し食べたい感じだったが、ウチのヨメなど女性には適量だろう。

朝食は8時にいただいたが、テーブルは8割方埋まっていた。部屋数は260くらいあるのでコロナ禍でもなけれは満席になっていると思う。







三段お重の朝食は12種のおかずがあって、なかなか贅沢。ご飯や味噌汁に漬物、パンやサラダなどはビュッフェ形式になっていた。


画像はないが大浴場は20人くらいは使えそうで、浴槽は10畳くらいはありそうだった。自宅の風呂やホテルの部屋にある風呂では味わえない寛ぎ感を得られるのは大きい。夜と朝の2回利用した。

これだけの内容でじゃらんに掲載されたスーぺリアツインの料金が¥22200(税サ込)。じゃらんのクーポン¥1000をGet プラスじゃらんのポイント¥3200を利用した。じゃらんポイントは先月登別温泉の宿泊でもらったポイントだが、12月末までの期間限定。使うのは今でしょ❗

で、京都府民割引が1万円(一人5千円)適用されてホテルへの支払い額は8千円だった。もちろん京都応援クーポン(買物券)を二人で4千円分いただいたので、実質の負担額は4千円❓つまり一人2千円。

この京都府民対象のキャンペーンは12月末で終了の予定だったが、予算が未消化のためか来年も継続されることになった。国交省のやるGOTO が始まったり予算が消化された時点で終了になるが、コロナの次の波が来なかったら3回目を使ってみたい気がする。




二人で一泊2食付3万2千円の宿泊プランが割引後1万3千円になった

2021-12-18 17:57:28 | 旅行
日本国内ではコロナの感染者が激減して、国交省主導のGOTOトラベルはまだ再開していないが、地方自治体による経済活性施策が各地で行われている。

京都府でも10月末から「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」と称して京都府民を限定した、言ってみれば京都府版のGOTOトラベルのようなキャンペーンがスタートしている。宿泊旅行の場合は一人最高5千円の宿泊割引があり、それにプラスして2千円の応援クーポン(買物券)がもらえるといった内容だ。

TVか新聞でこのキャンペーンを知ったヨメが、これは使わないと損だね、と言い出した。11月には二人で北海道に行ったばかりだが、その後にバイク仲間と宮津の富田屋で一泊してカニを食べて来た自分としては、ヨメの要求に応えざるを得ない。早速NETで京都府内の適当な宿の検索を始めた。

先月に続いて再び宮津へと言うのも多少の抵抗はあったが、温泉もあって設備もそれなりだと思って朝夕ブッフェの2食付きで約3万2千円(税サ込)のリゾートホテルを宿泊先候補にした。この料金から府民割引一人5千円✖2人の1万円の割引になり、支払は2万2支払千円のはずだ。



宿泊予約サイトは現役で出張も多かった20年以上前から「旅の窓口」、つまり現在の楽天トラベルを利用していたが、最近はじゃらんを利用することが多くなった。一応は両方を検索しながらサービスポイントやクーポンの有無などで利用サイトを決めている。


宿泊先は決めたものの天候が気になったので、実際に予約を入れたのは宿泊日の2日前になった。じゃらんのサイトから予定していた宿泊プランを確認すると、「3000円クーポンを獲得してお得に泊まる」の表示があるが、先日検索した時には表示がなかった気がする。これはラッキーとクーポンをGETしようとすると、更に6000円割引のクーポンもあって、当然ながら両方をGET.。

3000円クーポンはじゃらんの冬SALEクーポンで、6000円クーポンは宮津天橋立旅得キャンペーンで宮津市版GOTOトラベルのクーポンらしい。この2種のクーポンで9千円が割引されるので、支払いは都合、1万3千円で済むので約60%OFFということだ。

そして更に、この宮津天橋立旅得キャンペーンには一人1000円分の買物券がオマケされていることが、ホテルのチェックインの際にわかった。



使える日時や地域などは限られるがこれらの買物券も含めて割引と考えると、なんと総額2万5千円の割引になった。実質負担額は7千円で一人当たりで3千5百円になる。これはスゴイ。安く泊まれた上に買物券はホテルでのアルコール代とガソリンの給油代に使ってお得感も満足感も一杯だが、じゃらんの冬SALEクーポン以外の割引分の出所は税金。現役時代に沢山の税金を納めたよなあと思いながらも、これから子供や孫への負担も増えそうだと考えると満足感が少し薄らいできた。




雨模様の天候だったが部屋の窓からは時おり天橋立が遠くに見えた。



ホテルから2kmくらいの場所に陸置きされた古い遊覧船。以前にTVで紹介されていたが、一時は住居として利用されたようだ。



帰路、綾部市内のグンゼスクエアにあるあやべ特産館で買物。





ここはグンゼの本社工場の跡地でグンゼの歴史や製品を紹介する博物館にもなっている。



さらに和知にある道の駅で由良川と山沿いの集落を眺めながら、少し遅い昼食。道の駅はバイパス化された国道27号線沿いにあるが、由良川沿いに見えている道が旧27号線なのだろう。





道の駅での昼食には「Go To Eat キャンペーン食事券」が使え、あやべ特産館での買い物には「京の小売・サービス店応援商品券」が使えた。ガソリンの給油に使った「応援クーポン」宿泊当日と翌日しか使えない。それぞれ京都府内限定で、使える店舗や施設を予め調べるのがちょっと面倒。













北海道でGoTo Eatを利用

2021-12-03 15:06:38 | 旅行
北海道から戻って2週間経ったが、美味しいものを食べた記憶はまだ鮮明に残っている。



画像があまり残っていない上に、ボケた画像で申し訳ないが2日目の昼食の「スープカレー」。図書館で借りた「るるぶ」やネットで検索した情報で店をたずねて行ったが、1軒目は行ってみたら定休日で、これは2軒目の店で食べたラム肉の入ったスープカレー。

ゴロゴロ入った大きな野菜と、濃厚なカレースープに絡まった柔らかいラム肉が美味しかった。ヨメは大きな海老やホタテにムール貝の入ったシーフードカレーを食べたが、次回に北海道に来た場合、他のカレースープの店を探索するか、それともまたこの店に来て同じモノをたべるか、大変悩みそうなことになりそうだ。

満席のため入店するまで店外で15分くらい待たされたが、幸いにも晴れていたので寒くはなかった。



北海道初日の夕食はホテルから10分くらい歩いて、ビルの地下にあるジンギスカン専門店に行った。これもるるぶなどのガイドブックに必ず載っている店で、17時半頃に行ったが予約してなかったので50分待ちになってしまった。コロナ禍が無くなってしまった訳ではないのに、人気店を甘くみてはいけないようだ。50分の待ち時間を使って、時計台の夜景を見に行った。



自宅でもたまにラム肉を買って来てジンギスカン風の焼き肉をするが、北海道に来て食べるのとはやはり違っている。食材の違いだけでなく、「北海道に来ているぞ」の気分が影響していると思う。

スープカレーとジンギスカン、それと帰途につく3日目に、千歳市内の回転すし店での昼食に北海道GoToEat券を利用した。初日の昼食は恵庭の回転すし店に入ったが、レジで支払をしている客がGoToEat券を使っていたのでNETで調べてみたら、銀行や信用金庫などの支店で購入できることがわかった。そこで札幌に向かう途中にあった北海道銀行の支店に寄って購入。

1万円分の券を8千円で購入してキレイに使い切ったが、目的の店で使えるかどうかを調べるのは少し手間だった。2千円の事とはいえ、ありがたいことだ。




この画像は札幌のホテルでのブッフェ朝食。質、種類共に申し分のないブッフェで、フルーツ、デザート、コーヒーまで1時間近く滞在していた。ツインルーム1泊朝食付きの料金で宿泊しているが、別途にブッフェを利用すると一人4千円との表示が入口近くにあった。

これもまたお得な朝食だった。

折角の北海道だから1泊は温泉で

2021-11-25 09:58:24 | 旅行
今回の北海道旅行は2泊なので1泊は札幌のホテルにしたが、2泊目は温泉ホテルにした。2泊とも温泉でも悪くないのだが、温泉だと宿が違っても同じような食事が続くこともあるので1泊だけにして、場所は登別温泉にした。ここは数回来たことのある温泉地で道内にはまだ行ったことのない温泉もたくさんあるが、新千歳空港から遠くない範囲で時期的に積雪の心配が少ない場所で選んだ。

予算の関係で高級宿とはゆかないが、サッカーグラウンドくらいありそうな大浴場に硫黄泉、ミョウバン泉、食塩泉やら露天風呂などのたくさんの浴槽を持つ宿で、夕食の前後と朝食前の計3回も利用した。大浴場だけでなく、時おりは部屋の中にも硫黄の臭いがまぎれ込むこともあったが、温泉に来ている雰囲気がして良いと思う。

ここの泉源は地獄谷と呼ばれる場所にあるようで、露天風呂からは泉源にある温泉井戸が見えた。







朝食後に地獄谷まで散歩に行ったが、吹き上がる水蒸気の向こうに見える建物が泊まった宿だ。

チェックアウト後、地獄谷の更に奥にあるクッタラ湖を車で目指した。この湖は円形のカルデラ湖で、学生時代に来た時にそこで泳いでいる写真が今も残っている。帰る時に砂利道の急坂を軽四のタイヤがグリップしなくなり、友人に車の後ろを押させたことも思い出の一つだ。

ところが残念なことに湖までの道路が封鎖されていた。チェックアウト時にホテルのフロントで確認したら大丈夫と言われていたのだが。



この水蒸気を上げている湖は大湯沼で、ここも地獄谷の奥にある。火口の跡のようだが、泡が出ていて底から高熱の温泉が湧いているようだ。地球の内部が吹き出物のように露出している感じがする。


昨日は登別温泉までのルートとして国道453号線を通り、支笏湖を経由してきた。札幌市内を出てから苫小牧に至るまで、途中の恵庭峠では雪があったりで、北海道らしい景色が見られるので楽しいルートだ。



学生時代に友人とした北海道ドライブ旅行では、もっぱらユースホステルや民宿を利用したが、ここ支笏湖畔と北大クラーク像裏の2泊だけはテント泊だったと思う。1974年の夏だった。

北海道大学構内のイチョウ並木と銀杏

2021-11-23 13:42:55 | 旅行
テレビの情報では今日の北海道は一部では雪が降っていて、山間部では積雪もあるようだが、自分が札幌を訪れた先週火曜日はマズマズの天気だった。寒いと困るのでダウンジャケットを準備していたがシャツの上に羽織るだけで、ファスナーを締めてしまうと暑いくらいだった。

宿泊したホテルは札幌駅の近くで、翌朝チェックアウトした後に北海道大学の構内を散歩した。レンタカーを入れたホテル駐車場が12時まで利用できたので、それまでの間の散歩だ。

北大に向かう途中でたまたま脇道を見ると「清華亭」という看板が見えたので立ち寄ってみた。







明治初期の開拓時代に貴賓接待所として偕楽園と呼ばれた公園内に建てられ、明治天皇の休憩所としても利用されたとある。あまり大きくはない洋館風だが内部は和洋折衷の建物で、当時の雰囲気が良い感じで残っていて、一見の価値はあると思う。

北大の構内にはいるのは3度目だと思うが、最初は北海道旅行をした大学4年の夏休み。友人と二人でクラーク像の裏にテントを張り、蚊に悩まされながら寝たことと、朝になって観光客の声で目が覚め、慌ててテントを撤収した記憶がある。



前日の夕方、札幌市内に入った時に見た街路樹のイチョウには黄色い葉がまだ沢山残っていて、有名な北大構内のイチョウ並木の黄葉を期待してたのだが殆ど落葉していた。



見事なほどの黄色のカーペットだ。



イチョウの葉に合わせたわけではなさそうだが、消火栓の色も赤ではなく黄色だ。





木の最上部にはイチョウの葉が残っているように見えたのだが、よく見ると銀杏ばかりだった。路上にも落下した銀杏が踏み潰されて、例の臭いにおいが漂っている。

ここ北大のイチョウは市内の街路樹として植えられた雄の木と違って、雌の木が多いようだ。まだ樹上に残っている銀杏の実がすべて落下したらにおいもスゴイしどうなるのだろう。積雪の下に隠れるのかな?



比較的新しい建物があったので何かと思ったらコンビニで、北海道地元のセイコーマートだった。北大のロゴ入りTシャツやお土産類もあり、2階にはテラスもあってイートインになっている。酒のツマミになりそうな海産物の袋物が安くなっていたので土産に購入した。

北大を出てレンタカーで次の目的地に向かったが、しばらくすると車の中に銀杏のにおいが漂ってきた。あれっと思って車を停め、靴の裏を見ると靴の溝に踏み潰された銀杏のかけらがたくさん挟まっていた。臭いはずだ。