Randonneur旅日記

おじいちゃんの自転車一人旅
輪行サイクリングと
のんびりポタリング

秋深まる手賀沼             2019年10月9日 水曜日

2019-10-10 10:03:10 | サイクリング・自転車旅
 日の光、空、風。空気が美味しい。
 あまりに天気がいいので午後になって出かけたんだ。
 暑い。そろそろ10月も半ばにさしかかろうとしているのに日差しは夏のようだよ。
 暑い夏、寒くない冬、巨大な台風、大雨。地球が何かおかしくなっていると感じるのはみみ爺だけじゃないだろうね。
 温暖化などで、ヒマラヤの氷河だけで毎年数億トンが解けているという。南極の氷は、なんと年間2000億トン以上が失われているそうだ。そしてそれは現在も増え続けているという。
 氷河が解けつづけているのはアルプスでも、ノルウェーでも、グリーンランドでも、カナダでも同じことだ。
 地球は「滅び」へと向かっているのだろうか。

 手賀沼へ向かうみちすがらの風景には、それでもなんとなく秋色が目立つようになってきたね。少し前までは、取り残されたように稲刈りの済んでいない田がちらほら見られたが、今はすべて刈られて明るく広がっている。



 公園も、いつの間にか夏の青々とした色が消えているよ。静かな秋の午後の日差しに満ちている。





 手賀沼の岸辺にも、枯れ葦やススキの穂が目立つ。今日は空がきれいだね。





 もうすぐ4時だ。お寺の観音様にもやわらかな西日が当たっている。みみ爺はいつもここで手を合わせるんだ。



 この間まで咲いていた彼岸花はすでに枯れてしまったよ。



 一週間ほど前はまだこんな感じだったんだ。



 手賀沼の彼岸花もこうだった。



 今日はほとんど雲がないまま日が暮れていく。青い空がとてもきれいだ。空気がいつの間にかひんやりとしてきたよ。やっぱり10月だね。





 日が沈むよ。



 日が沈むと、あたりが急に静まり返ってきたように感じる。





 青い空、心地よい風、美しい夕暮れ、そして澄んだ夜空。 
 日が暮れると同時に、草むらで虫の鳴く声が聞こえ始めたよ。虫たちはどうしたあんなに一所懸命に鳴いているのだろうね。美しい自然とともに今を生きている短い命を、惜しむように確かめてでもいるのかな。