Randonneur旅日記

おじいちゃんの自転車一人旅
輪行サイクリングと
のんびりポタリング

手賀沼、春の兆し                     2023年3月7日 火曜日

2023-03-14 07:53:00 | ランドナーでのんびり散歩
 3か月ぶりに手賀沼へ向かう。
気温といい、日差しといい、確かに春が近づいている。しかし、針のように細い樹木の枝々は鋭く青空に突き立ったままだ。そこにはまだ冬が残っている。



 いつも通る林の中に続く道だ。昨夜の雨の湿気が土に残っていて空気がしっとりしている。風もぴたりとやんでいて、気持ちのいい朝だ。ランドナーのペダルも軽い。



 調整池にいたオオハクチョウたちはすでにいなくなっていたよ。すべてシベリアへ旅立っていったのだろう。白鳥たちが旅立つと、たいていカモたちも旅立っていくのだけれど、まだ水に浮いていたり岸にうずくまって日光を浴びていたりしている。白鳥たちがいなくなり、カモたちだけになってしまった景色が何となく寂しい。



 北総線の線路だよ。線路の両側はまだまだ一面枯れ草原だ。春の日差しは限りなく明るいが。



 お気に入りの遊歩道だ。砂利道だがよく整備されている。背の高い木々の中に続いているので静かでいい雰囲気の道なんだ。



 ここもみみ爺の好きな道だ。ランドナーではこうした道を走るのが楽しい。タイヤが小石をはじく音や枯葉を踏む音しか聞こえない。



 公園で一休みだ。
 向こうの森の中に赤っぽい色の木がいくつも見えるが、あれはみんな花粉をたっぷり枝に付けた杉なんだ。今はほとんど風がやんでいるのでいいけれど。風が吹くと大量の花粉が一斉に飛ぶんだろうな。
 最近、家の車の屋根やボンネットやフロントガラスが黄色くなる。水洗いしてもまたすぐに黄色く汚れる。花粉なのだそうだ。今年は去年の10倍もの花粉が飛ぶというから。
 みみ爺はマスクをつけ、グラスで目を覆っているので今のところはまだ大丈夫だが、帰宅後にはおそらく花粉症の症状が強く出てくるだろう。マスクやグラスをつけていても、顔との隙間からたっぷり花粉を取り込んでいるだろうから。



 手賀沼の自転車・歩行者専用道だ。早咲きの桜が咲いているよ。平日なので、歩く人の姿も自転車も少ない。春の日差しをのんびり楽しみながらペダルをこいでいくよ。



 岸辺を覆う草はここでもまだ枯れたままだ。空の青を映した水の色がきれいだ。



 いつもの場所で一休み。家で作ってきた温かいホットミルクティーと大好きなトーハトのオールレーズンを楽しむ。安らぐひと時だよ。



 水色の水面に真っ白な白鳥が2羽。手賀沼に住み着いているコブハクチョウだ。穏やかな日差しの中で心地よさそうだよ。



 手賀川堤防上の道だよ。日差しが温かいのでこのまま通り過ぎてしまうのはもったいない。ランドナーと一緒にしばし枯草の上で日光浴だ。



 おや、ここにも白鳥がいるよ。ご夫婦だろうかね。



 花粉の飛散はまだまだこれからだけど、コロナもようやく終息しそうだし、みみ爺の体も今のところ大丈夫そうだ。またランドナーに乗れるようになって嬉しい。



 前方で道が左にカーブしている。その先で右のほうへ山陰に消えている。こんなふうに見えるこれから向かう道の景色がみみ爺は好きなんだ。





 帰りに立ち寄った公園には早咲きの桜がほぼ満開だったよ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする