Records にへーのブログ

演劇・映画・小説・マンガが好き!
日々考た事で、Xに書きづらい事を書いて行こうと思っています。

2025年春公演創作メモ㉑ もの忘れ&アーティストの注意書き

2024-12-06 20:17:00 | 2025春公演創作メモ
以下、春公演のネタバレを含みます。



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記者・山田は70歳なので、そのおじいちゃんキャラを活かす為に、物忘れが激しいというアイデアを思いつく。

監督・小前の名前を事ある事に大前と言い間違え、最後の方では「おぉまえ!」と言い、監督・小前に「『お前!』とか言うな!と返される下りを入れてみたい。

と、ここまで考えて、これってアンジャッシュ児島さんの「大嶋さん」、「児島だよっ!」の下りと同じだという事に気付く。
これはいいのか?
パクリっぽいか?
取りあえずこれで書いてみて、後で削るかもしれない。

劇中映画の名前「ヨルノカイブツ」も、間違って覚えてる事にしたいのどけど、これはどう間違えるか今は思いつかないので、ちょっと考えて、思いついたら書き加えよう。




それと、もう一つ。
女優・葵が化粧直しに行ったあと、取材の部屋(倉庫?)が寒いので、監督・小前が舞台奥にある石油ストーブを点けに行って観客に背中を見せる。その時になって初めて監督・小前の背中に悪口が書いてあるのが分かるという下り。
その寒いとなった時に、アーティストが初めに渡した注意書きの紙に「寒かったらストーブが有る」と書いてあったので、ストーブに気付くという風にした。

そこで思いついたアイデアだけど、この物語で問題が起きると、この紙に全て解決策が書いてあるという事にしたらどうだろう?

古いドラマで恐縮だけど、木村拓哉主演ドラマ「ヒーロー」で、仕事が終わった後に行くバーのマスターがいつも「あるよ」と言って、無さそうな料理を必ず出してくれる下りがある。
あれと同じで、何故か紙に全て問題の答えが書いてあるという風にすれば、笑いが取れないか?
取りあえず、それで考えてみる。
つまらなかったら、削る!
とにかく書いてみる!


という事で、今日もこれから台本執筆頑張ります!


2025年春公演創作メモ⑳ 闇バイト

2024-12-05 21:25:00 | 2025春公演創作メモ
以下、春公演のネタバレを含みます。



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女優・葵が部屋に入って来るが、記者・山田はヘッドフォンをしていて気付かないというアイデアを前にも書いたと思うのだけど、その部分は台本に書き終えました。

そして書いてる時に、女優・葵に気付いた記者・山田が闇バイトの犯罪者が入って来たと勘違いする流れを思いついた。
慌てる記者・山田は、女優・葵から逃げたり攻撃したりして、笑いを取れればいいなと思う。

なぜ記者・山田が、闇バイトの犯罪者が来たと思ったかの理由も考えておかなければならない。
まず、女優・葵はここまで来るのに疲れていて、記者・山田が座っていた椅子を奪ってそのイスに座る。記者・山田はヘッドフォンをしていて女優・葵には気付いていないので、椅子に座ろうとして転ぶ。この時に記者・山田が着けていたメガネが外れ、どこかに飛んで行ってまったので、記者・山田はあまり周りが見えない(視力低下)状態になっている。
そこに、記者・山田が想像していた女優・葵(明るく華やか)とは全く違う服装(黒ずくめ)の人物が現れたので、黒ずくめ→犯罪者→闇バイトの人間に倒されたと勘違い。

しかし記者・山田の理屈としては、そういう状況で闇バイトと勘違いするのは自然でも、突発的に「闇バイト」というワードが出て来た時に観客は物凄く唐突な事で、不自然な感じを受けるのではないかという事も、ちょっとだけ気になる。
なので、事前に記者・山田がモノローグで近況を語る時に、最近は世間が物騒だと言う事を語り、その流れで闇バイトの話を入れておくのもいいかもしれない。
闇バイトというワードを先に出しておけば、後に闇バイトと勘違いしても、お客は唐突に感じないかもしれない。
正し、モノローグが長くなるのもあまり良くないので、バランスを見て入れるかどうかは考えたい。
なのでモノローグの件は、取りあえず保留。



台本は、起承転結で言う"起"の部分まで書いたので、次は"承"の部分です。
この部分が一番退屈になりがちなので、気を引き締めて書いて行きます!

では、台本執筆に戻ります。

2025年春公演創作メモ⑲ 執筆のペース&落語

2024-12-04 21:51:00 | 2025春公演創作メモ
以下、春公演のネタバレを含みます。



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台本、もう書いてるのですが、今月中に完成させたい。
それで執筆のペースなのですが、1日1ページを目標に書いてます。

1日に1ページって遅いんじゃないの?と思う人もいると思いますが、俺も遅いと思います😅

目標は低いですが、確実にこなして行きたい。
もし詰まって、その日ほとんど書けなかったとしたら、次の日はその分も含めて2ページ書くといった感じで、執筆ペースを守って行きます。
全部で20ページ前後を予定してるので、12月20日前後には第一稿が出来て、今月中には推敲して完成させたい。

現在、1日1ページ以上のペースで書けているので、順調です😀✨



そして、記者・山田が趣味で落語の練習をしていて、その練習テープが間違って流れてしまうというアイデアを思いつく。

どんな落語の話を練習してたら面白いだろう?
やはり、前座噺がいいのか?

今は仮に「寿限無」で書いているのだけど、これはあくまで仮なので、台本書き終わったら落語の映像やCDを色々見聞きして検討したい。


という事で台本執筆に戻ります!


2025年春公演創作メモ⑱ 台本書き始めました!&ラジカセ

2024-12-02 20:35:00 | 2025春公演創作メモ
以下、春公演のネタバレを含みます。



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昨日から台本書き始めました。
40分前後の台本を書くので、1ページ2分の計算で全部で20ページ前後を予定してました。

しかし書いてみると、今迄よりも登場人物の動きを指定したト書き多い。
動きのある笑いを目指す事から考えると、以降も動きのト書きが更に多くなる可能性がある。

なので、予定よりページ数が多くなる可能性が高い。
でも、実際は書いてみないと分からない💦



書いてる最中に、記者・山田のアイデアを思いつく。

記者・山田は70歳なので正式には会社を退職しているが、会社に貢献していたので忙しい時だけ雇われる臨時職員として、たまに働く事があるという風に設定を変えた。
なので、かなり時代感覚がズレてる。物忘れも激しい。実際の70歳より、少しおじいちゃんな感じにしようと思う。

書いてる途中に、これはコメディだと意識を持っていった結果だけど、実際にはあり得なくても、これはコメディだから有りと、割り切って書こうと思う。


そこを踏まえて、悪天候の為に他の記者は誰も取材現場に辿り着けないので、近くに住んでいる記者・山田に仕方なく取材をしてもらう事にする。
女優・葵と監督・小前のスケジュールの為に取材日を動かせず、この日がダメなら取材はキャンセルになるからだ。
もうおじいちゃんの記者・山田に取材を任せるのは避けたいが、行けるのは近くに住んでいる記者・山田しかいないので仕方ない。
そんな記者・山田はラジカセを持って登場する。昔使っていたマイクロカセット・レコーダーが壊れていたので、インタビューを録音出来る機械は、それしか持ってないからだ。
呆れる女優・葵と監督・小前だが、ラジカセにマイクを繋いで、記者・山田は喋る人にマイクを向ける。
このマイクを向ける動きで、スラップスティック的な笑いが取れるかもしれない。

勿論、今時ラジカセでインタビューを録音する様な、こんな取材は無い。
作中のリアリティのラインをいつもより下げて、コメディ度を高くする狙いである。

作中では途中から、マイクを向けられるのに煩わしくなった女優・葵が、自分の使っている音声レコーダーで録音する様に言う事で、ラジカセ録音は中止になるというオチ。
マイクを記者・山田が向ける動作は面白いが、ずっと続けるのは煩わしいので、キリのいい所でラジカセのネタは止めたい。
因みに、舞台女優は稽古の時に練習の録音をする人もいるので、女優・葵が持っていても不自然でないと思う。

2025年春公演創作メモ⑰ 台本書く前に決めておきたい事を決める、2

2024-12-01 20:10:00 | 2025春公演創作メモ
以下、春公演のネタバレを含みます。



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劇中に出て来るの制作中の映画のタイトルも決めておきたい。

映画の内容は自作の台本「怪物」の内容を元にしているので、今回の公演でも「怪物」でもいいのだが、是枝裕和監督の「怪物」が既に有名なので名前が被るのは避けたい。

という事でこの公演では「ヨルノカイブツ」という映画名にしようと思う。
昨年公開した日本映画「笑いのカイブツ」とちょっと被るけど、こちらはそれ程メジャーではないので良しとする。
でも、他にしっくりくる名前を思い付いたら変更したい。



そしてもう一つ、これはとても重要な事なのだが、この公演のタイトルを決めたい。

タイトルは作品の顔になるので、出来ればよくよく考えて決めた方が良い。
とは言え、台本を書き初める前にタイトルを決めないと、台本書きづらいタイプなのでもう決めなきゃいけない。個人的には、執筆時にタイトルからインスピレーションを受けてアイデアが出たり、そのタイトルのイメージを受けて書きやすくなったりするので書く前に必要なのだ。

劇中の映画のタイトル「ヨルノカイブツ」と同じタイトルにしてもいいし、シンプルに「インタビュー」でも良い。

しかし色々と考えた結果、タイトルは「ファンズ」に決めました。
意味はファンの複数形です(Fans)。
女優のファン達という意味合いでつけました。
また「Fan」には送風機・扇風機の意味も有り、劇中に出て来るの映画制作に"風"を与えるという意味で作品に関連付けられそう。

因みに「Fans」ではなく「Funds」と呼べなくもないのですが、そうすると資産・基金みたいな意味で、ズ(s)がつくと二重の投資信託をする事になるらしいです。
こちらの意味ではあまり考えてないのだけど、いいアイデアが出たら関連付けてもいい。

タイトルをこれで決めて書きますが、台本を書き終えたら改めてタイトルをもう一回考え直してもいい。タイトルがあった方が書きやすいから決めたし、このタイトルで公演する確率が高いけど、書き終えたら必ずしもこのタイトルでなくてもいいと思っている。
違うタイトルの方が、お客が入るタイトルならそっちの方がいい😅
それはまた、役者・制作と相談して決めます💦

という事で、今日の夜からいよいよ台本執筆開始です!