Records にへーのブログ

演劇・映画・小説・マンガが好き!
日々考た事で、Xに書きづらい事を書いて行こうと思っています。

映画「アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション」を見た。

2024-12-10 23:02:00 | 映画




台本の参考になるかと思い、「アリバイ・ドット・コム2」を見ました。第1作目が面白かったので、今回も期待して見ました。

彼女とキチンと付き合う為に前作で勤めていた"アリバイ・ドット・コム"を辞めたフィリップ・ラショー演じる主人公は、彼女にプロポーズ。しかし、自身の両親はかなりのクセモノで、結婚式で彼女の家族と会わせたくない為に、"アリバイ・ドット・コム"の仲間を呼んで作戦を立てるのだったが……

かなりやり過ぎな展開を楽しめるかどうかで、作品の評価も違ってくるとは思うのだけど、俺はまあまあ楽しめました。
個人的には、前作の方が好きかな。

それでも、「観客を絶対に笑わせる」という強い意志を感じるし、アイデアの豊富さは流石だと思う。
笑いに特化した作品は、やり過ぎくらいが丁度よいのかもしれない。

フィリップ・ラショー作品常連のいつもの俳優も面白いし、ラショー監督の映画好きなので満足です!

映画「接吻泥棒」を見た。

2024-12-09 23:49:00 | 映画


台本の参考になるかと思い、前から見たかった川島雄三監督「接吻泥棒」(1960年)をDVDで見た。

評価が二分されてたので、それほど期待してなかったのだけど、かなり面白く見れました。
ハイテンポなスクリューボール・コメディーで、早口な台詞はちょっと聞き取りづらいけど、テンポ重視な感じは好みでした。

プレイボーイのボクシング・チャンピオンを演じる宝田明と女子高生を演じる団令子の恋を巡り、新珠三千代・草笛光子・北あけみ扮する宝田の愛人やトップ屋の中谷一郎が入り乱れてドタバタな騒動が起こる。

後半のボクシングの試合はちょっとイマイチなのだけど、ドタバタで賑やかな物語で、宝田明の憎めない感じや団令子の明るく騒がしい感じも良く、全体的にはかなり好きな作品になりました。





リアル悪夢の映像~映画「メランコリア」を見た。

2012-10-26 12:10:00 | 映画
Blu-rayでラース・フォン・トリアー監督の「メランコリア」(11年、フランス・デンマーク・スウェーデン・ドイツ)を見た。

思えば、トリアー監督作品は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」しか見てないのだけど、何故か沢山見た気になるくらい、新作には注目している監督(それにしちゃ作品見てないけど)。


今回の作品は、まったく人には薦められないけど、個人的にはとても良かったです。

映画は、オープニング・第一部「ジャスティン」・第二部「クレア」の三つのパートに別れている。

まずオープニングのアヴァン・タイトル(タイトルの出る前の映像)がとても、素晴らしく美しい。
本編で語られる言葉やイメージをVFXも使いつつ、美しい映像の断片でイマジネーション豊かに積み重ねて行く。

ここで幻想的な映像をこれでもかっと見せつけて期待を煽るのだが、第一部で(トリアー監督作品でよく使う)いつもの手持ちカメラのドキュメンタリータッチになり、肩透かしをくらう。

多分、多くの人は長ったらしいだらだらした感じに見える第一部だけど、個人的にはここが、かなり好き。
第一部の主人公であるジャスティンの結婚式とその破局を描いた長いシークエンスだけど、こういう感じの、なかなか自分の思い通りに進まず、自分でもしたくないのに人を傷つけ、延々と話が進まない感じ。
こういう感じの悪夢を時々見る事がある。
映画を見ている最中、ああこれは悪夢の映像化だと思った。

第二部に入り主人公が妹のクレアに変わり、状況は惑星メランコリアが地球に衝突するという少しスペクタクルな状況に入るが、こういう破滅的な状況に陥る悪夢もたまに見る。

しかし、いかにもスペクタクルな状況というのは、(映画では、静かに描いているけど)悪夢であっても、ある種の高揚やカタルシスが少なからず存在する。

それよりも第一部のリアルな気持ち悪さを、エンターテイメント性を削ぎ落してでも描いたトリアー監督の作家性を、個人的には評価したい。

ただやはり、一般的にはこの第一部は退屈でつまらない。

正直、ここで寝てしまう人も多いと思います。

映画を見てスカッとしたいだとか、楽しい気分になりたいと思ってる人は、見ない方が無難だと思います。

物忘れが進んで来ています。まだ映画見てました。

2012-10-25 12:23:00 | 映画
最近、老人化してきているのか、何の映画見たか忘れてしまう事がよくあります。

まだ8月にBlu-rayで映画を観ていました。

日本映画の「サルベージ・マイス」と日本のアニメ映画「星を追う子供」です。



「サルベージ・マイス」は広島のご当地映画みたいな感じで、全体的にゆるい感じの作りなのですが、ご当地映画にしては珍しく、格闘アクション映画でした。

アクション監督が「ハイキック・ガール」や「KG カラテ・ガール」の西冬彦監督なので、アクションも意外と本格的だし、主演の一人を谷村美月が演じ、(スタントを使いつつも)結構本格的格闘アクションをやってるのも魅力の一つです。

もう一人の主演の長野じゅりあはカラテを習っているらしくキレのいいアクションを見せてくれるのだが、演技力はまだまだ(映画初出演なので、しょうがないか)。監督は仮面ライダーなどを撮っている監督らしく、どうしてもテレビの仮面ライダー的な作りになってしまっている。

まあ、谷村美月が仮面をつけた怪盗という設定から分かる通り、かるーい気持ちで細かい事にこだわらず見るのが正解の映画です。
時間も81分だし。



もう一本の「星を追う子供たち」は、新海誠監督らしい、美しいビジュアルが見所の、SFジュブナイル作品ですが、どうもテーマの分かりづらい作品になっています。

そんなに嫌いな話でもないですが、どうせなら、もっとシンプルでストレートでもいいのにと俺なんかは思ってしまうのですが、どうでしょう?


そしてこの映画で一番気になるのは、時々現れるジブリ映画で見た事のある様なシーン。

これもののけ姫に似てるだとか、これラピュタに似てるだの、結構沢山出て来ます。

かなり似た感じなので、多分意識的にやってるのかも知れませんが、どういう意図なのか?

新海誠が宮崎駿が好きで、オマージュって事なのでしょうか?

謎です。

つっこまれるのは目に見えてるのに。

でも、やはり映像は美しいです。

リアルでありながら叙情的な背景は、一見の価値ありです。

8月・9月に見た映画。

2012-10-23 12:48:00 | 映画
8月・9月と忙しかったけど、割と映画を映画館で見る事が出来ました。



見たのは……。


るろうに剣心

アベンジャーズ

ミツコ感覚

コロンビアーナ

夢売る二人

バイオハザードⅤリトリビューション

鍵泥棒のメソッド

ボーン・レガシー


でした。

それぞれ面白かったのですが、コロンビアーナが一番印象が薄いかな。

けっしてつまらなかった訳じゃなく、見ている間は面白く見れてたのだけど、あまりにもありがちな話で記憶に残りづらい感じなのだ。

主演女優のゾーイ・サルダナが印象に残っているだけに、もったいない感じもします。

洋画はアクション映画ばかりですね。
アクション映画意外は、最近あまり洋画で見たいのが無かったので。




家でDVD・Blu-rayで見た映画は……


アリス・クリードの失踪

メカニック

旅立ちの時

6IXTYNIN9 シックスティナイン

モンスターズ/地球外生命体

トロール・ハンター

ファールプレイ

メランコリア

アンノウン

ザ・タウン


ザ・タウンでも監督をしてた、ベンアフレックの(監督としての)最新作、アルゴがもうすぐ公開なので、こちらも楽しみ。