Records にへーのブログ

演劇・映画・小説・マンガが好き!
日々考た事で、Xに書きづらい事を書いて行こうと思っています。

範宙遊泳「東京アメリカ」を観劇して来た(その2。ネタバレ)。

2012-07-24 12:27:00 | 演劇
その1からのつづき。

以下、ネタバレ(長文)。









物語は、家族の演劇(ちびまる子ちゃん+SF)の稽古風景から、後半の演出助手の悪夢という流れ。

出演者も実名で演じている。

初め、まる子を演じる浅川千絵(という役を演じるのは、本物の浅川千絵さん)が「私の名前は、さくらももこ~」と振りつきで、リズムに乗って自己紹介する所から始まる。

途中、客席に紛れていた演出の高木健(を演じる高木健さん)が、客席から出て来て浅川に演技指導(演出)をする。


余談だけど、高木さんは俺の隣に座っていたのだが、劇の途中で「ううぅ」とか「違う」とか小さい声で言い出すので、初め変な人が客席にいると思ってしまった(その後、すぐにステージに上がったけど)。
お面を被っていたので、高木健という役者を知っている人も気づかない。


話が進んで行く内にだんだんと出演者も増えて行くのだが、演劇に関わっている人は、物凄くリアルで、しかもバツの悪い演出風景に、面白がりつつも苦笑いする人も多いかもしれない。


演出の行動には……役者に深く考えろと言ったくせに、面倒くさくなってくると、何も考えずにやれと言う(結構矛盾が多い)。ベテランの客演には気を使って、あまりダメ出しをしない。ちょっと見てろと言って自分で演じて見せるが、あまりダメ出しした役者と変わらない。役者によって態度が変わる……などなど。



時々出てくる、重い嫌な空気感は、分かるだけに身につまされる。





劇中劇は絶えず演出の直しが入りつつ、どんどん進む。

劇中では、まる子のお姉ちゃんが木星人とつき合ってるのだが家族はみんな気付かないでいる。

まる子には木星人が「ピポピポ」という声を出しているのが聞こえるのだが、テレパシーで考えを伝えてる為にみんなは気付かないのだ。

そんな中、まる子は動物園に行き、そこにいた変な“生き物”から、実はまる子は海王星人から地球を救う救世主だと告げられる(宇宙人の言葉が分かるのは、あなただけとも)。

変な生き物から、死んでる人を生き返らせ、生きている人を殺してしまう光線銃をもらったまる子だったが、親友(になりたがってる)たまちゃんに間違って撃たれて、死んでしまう。

そして地球には本当に海王星人が現れ、日本は壊滅状態。
お金持ちのたまちゃんのお陰で、まる子の家族は東京からアメリカに疎開するのだったが……。

といった内容。


長くなったので、その3につづく。

範宙遊泳「東京アメリカ」を観劇して来た(その1)。

2012-07-18 12:34:00 | 演劇
場所は、こまばアゴラ劇場。

初めて行く場所なので駅から降りると、最初、劇場と反対側に行ってしまう。

すぐに気付いて戻ったから良かったけど、無駄に五分くらい暑いなか歩いたので、汗ダラダラですよ。



急に東京観劇を思いついて来たので、予約しておらず、当日券で入りました。

キャンセル待ちみたいな感じらしく(受付には当日券ありますと書いてあるけど)、開演の五分前まで入場出来ないとの事。

ロビー(ていうか待合所的な雰囲気)で待っていたのだが、クーラーが無く扇風機のみなので、この日はかなり暑い。

会場内の様子がテレビで見れるのだが、開演10分前くらいから、出演者全員でダンスが始まっていた。

予約して、会場内で初めから見たかったなー。


途中、ナイロン100℃のケラさんが受付に(お客として)現れ、ビックリ。

そうこうしてる内に開演時間ギリギリになって、当日券の人達も、やっと入場。



まず最初に受付で、紙で出来たお面を渡されて、それがチケットだと言われる。「ぜひお面をかぶって観劇下さい」と言われてしまった。

実際に会場に入るとお面を付けてるのは4分の1程度。

暑くて汗かいてたので、俺も付けないで観劇。



全体の感想から言うと、かなり面白かったです。

後半、意見が分かれそうだけど、俺はこういう感じも有りだと思います。

演劇の演出風景(稽古)がリアルにありそうで、演劇をやった事がある人は、うわーとなりそうだ。

後半の悪夢(?)も、俺はかなり気持ち悪く感じて、上手いなと思う。



役者はみんな魅力的だが、特に演出家役の高木健さん(タイタニックゴジラより客演)と、劇中劇で犬役を演じる山脇唯さん(ヨーロッパ企画より客演)が上手く感じました。

熊川ふみさんは出番がそれ程多い訳ではないのに、凄く(魅力的で)目立ってしまう。


ネタバレ感想は、その2で。つづく。

三連休~7月16日の日記。

2012-07-17 00:44:00 | 日記
テストの反動か、この三連休は遊びまくりました。



一日目(土曜)は東京に観劇に行き、範宙遊泳の公演「東京アメリカ」と、悪い芝居の公演「カナヅチ女、夜泳ぐ」を見て来た。

二日目(日曜)は昼間、新潟までstage unit JOKERさんの公演「JOKER」を見て、夜は御の字の公演打ち上げ。

三日目(月曜)の今日は長岡に行き、映画「崖っぷちの男」と「BRAVE HEARTS 海猿」を見て来た。


体力的にはちょっと疲れたけど、精神的にはかなり、リフレッシュしました。

色々な作品を見てかなり勉強になりました。
勉強になった部分を自分達の作品に活かせるようにして行きたいてすね。

急遽、観劇!

2012-07-14 17:30:00 | ノンジャンル
今日は時間が空いたので、急遽東京に観劇に来ています!


先程、アゴラ劇場で範宙遊泳を見て、これから王子小劇場で悪い芝居(そういう名前の劇団)を見る予定です。

範宙遊泳にはナイロン100℃のケラさんが見に来ていて、ビックリでした。

現在約5時半くらい。
夕飯(パスタ)も食べたので、早めに移動します!

一段落~7月11日の日記。

2012-07-12 12:34:00 | 日記
公演が終わってから、仕事関係の試験(実技)の特訓などをチョコチョコとしていたのですが、日曜(8日)になんとか試験が終了しました。

結果はまだ分かりませんが、かなりギリギリだと思います。落ちてるかもしれません(嫌だけど)。

筆記試験は9月にあるのですが、まあでもなんにせよ、一山越えたので、やっと一段落といった所です。



しばらくは御の字の方も練習が金曜だけだし、ビジュアル・コースも今週ないので、ここ2~3日の夜は家で映画(Blu-ray&DVD)を見てました。

今年前半は、自分にしては家で映画をあまり見てなかったので、今年後半は沢山見て取り戻して行きますよ。



月・火・水曜日で見たのは、「哀しき獣」(韓国、11年)、「ラウンダーズ」(アメリカ、98年)、「冬の嵐」(アメリカ、87年)、「テキサスの五人の仲間」(アメリカ、66年)、「華麗なる賭け」(アメリカ、68年)。

買って見てなかったり、BSで録画して見てなかったりする映画が、まだまだウチには沢山あるので、しばらくは映画三昧で行こうと思います!