土曜日に、横浜と蒲田で劇を見て来ました。
まずは、横浜でQの公演「いのちのちQ」を見る。
Qは昨年の末にアトリエ春風舎であった「虫」を見ていて、今回も是非見たいと思っていたのだ。
場所は、アート系のフリースペース“さくらworks”。
ちなみち今回の公演は「国際舞台芸術ミーティング in 横浜(TPAM in Yokohama 2013)」のショーケース登録作品という事で、ステージ脇にあるモニターに英語字幕が流されていた。
ステージはおしゃれアート・スペースといった感じの美術セットになっていて、劇も女性の作・演出らしく可愛らしい感じもある……あるが、話の内容はかなりエグい。
登場人物(?)はほとんど“犬”で、血統、純血、雑種、交配、性(殖)などを、ユーモアでかなり和らげているが、エグく描いている。
犬の頭の悪さ、本能に忠実な感じが、可愛らしいし悲しい(とはいえ、犬を人間に置き換えて見る事も出来る)。
人間の身勝手さに、犬たちは振り回され、運命を決められてるのだが、そんな事に犬は気付く事なく(気付いても受け入れ)、その中でたくましく生きていくのだ。
このたくましさが、じめっとしがちな話をカラッと見せ、さっぱりした印象に見せているのだろう。
「虫」の方が好きだけど、今回も良かった!
雑種犬と唯一の人間役を演じた吉田聡子が(「虫」の時にも感じたけど)かなりいい!
彼女は、この前見たマームとジプシーにもかなり出ているので、マームとジプシーでの彼女も見てみたい。
この劇団、これからもっと注目されて行くのではないか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/70/ed51898ecc39bfb27d5bc5685d6fa42d.jpg)
まずは、横浜でQの公演「いのちのちQ」を見る。
Qは昨年の末にアトリエ春風舎であった「虫」を見ていて、今回も是非見たいと思っていたのだ。
場所は、アート系のフリースペース“さくらworks”。
ちなみち今回の公演は「国際舞台芸術ミーティング in 横浜(TPAM in Yokohama 2013)」のショーケース登録作品という事で、ステージ脇にあるモニターに英語字幕が流されていた。
ステージはおしゃれアート・スペースといった感じの美術セットになっていて、劇も女性の作・演出らしく可愛らしい感じもある……あるが、話の内容はかなりエグい。
登場人物(?)はほとんど“犬”で、血統、純血、雑種、交配、性(殖)などを、ユーモアでかなり和らげているが、エグく描いている。
犬の頭の悪さ、本能に忠実な感じが、可愛らしいし悲しい(とはいえ、犬を人間に置き換えて見る事も出来る)。
人間の身勝手さに、犬たちは振り回され、運命を決められてるのだが、そんな事に犬は気付く事なく(気付いても受け入れ)、その中でたくましく生きていくのだ。
このたくましさが、じめっとしがちな話をカラッと見せ、さっぱりした印象に見せているのだろう。
「虫」の方が好きだけど、今回も良かった!
雑種犬と唯一の人間役を演じた吉田聡子が(「虫」の時にも感じたけど)かなりいい!
彼女は、この前見たマームとジプシーにもかなり出ているので、マームとジプシーでの彼女も見てみたい。
この劇団、これからもっと注目されて行くのではないか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/70/ed51898ecc39bfb27d5bc5685d6fa42d.jpg)