2010.8.31 BGM Spangle call Lilli line『dreamer』

今日のBGMは、スパングル・コール・リリ・ラインのシングル「dreamer」(10年)。


相対性理論の永井聖一プロデュースという事で、聞いて見ました。

一番最初に聞いた時は、イマイチかなぁーと思ったけど、聞けば聞くほど良くなって来た感じです。

落ち着いたメロディーがいいですね。

ホワッとしたボーカル(大貫妙子系)に好みが別れるかも。


このシングルは7年ぶりの2ndシングルという事なのだけど、アルバムの方はコンスタントに出してるみたいなので、そちらも聞いてみたくなりました。

2010・夏休み映画あれこれ。その３。

アンジェリーナ・ジョリー主演の「ソルト」も、なかなかの作品でした。


二重スパイの容疑がかかったＣＩＡエージェントのソルトをめぐる物語。


前半の、ソルトの逃亡シーンがスリリングでいいですね。

「パトリオット・ゲーム」や「ボーン・コレクター」などの、フィリップ・ノイス監督の手腕が光ります。


ハッキリ言って、この部分だけで俺は満足してしまいました。

後半は謎が多くなり、主人公の性格も変わった様に見えるので、感情移入しずらくなるのですが(その代わり、先が読めない感じにはなってます)、ここを面白く見れるか見れないかで、評価が変わって来ると思う。

俺はなんか乗り切れなかったですが、それでも見せる演出になってたと思います。

ラストは続編を作る気まんまんな感じです。


アンジェリーナ・ジョリー以外は渋め(それほどメジャーでない感じ)のキャストなのは、この物語には(俺は)あってたと思います。

旦那さん役は、もうちょっと後半活躍してもらいたかったけど。


しかし、いまだにアメリカの敵はロシア(というか、旧ソ連の残党)なのは、どうかと思いますが。

2010.8.30 BGM やくしまるえつこ と d.v.d『 Blu-Day』

今日のBGMは、相対性理論のやくしまるえつこと、三人組グループのd.v.dのコラボレーション・アルバム「Blu-Day」(10年)。

d.v.dは“drums，visual，drums”の略で、ドラマー(兼トラックメイカー)２人と映像作家１人という珍しい構成のグループ。

ライブでも音と映像がリンクしたパフォーマンスをしてるらしいし、このCDにもDVDがついてます。

曲自体は、これだけ繰り返して聞く感じには、俺は思えません。

面白いけど、やっぱりパフォーマンスとしての面白さであって、曲単体だと、どうも物足りない(俺は)。

メロディーよりも、リズム感や音色の面白さが強い。

やくしまるを起用したのも、彼女の声質や語感のユニークさなのではないか？

しかし、昨年からやくしまるは、色々な所から引っ張りだこですね。

2010・夏休み映画あれこれ。その２。

「インセプション」とは対照的に、「ベスト・キッド」は誰でも(子供でも)分かる、ハッキリした面白さ。


いじめられっこがクンフー(原題はカラテ・キッドですが)を習い強くなるという王道ストーリーなので、ひねりはないですが、ジャッキー・チェンがキャストに入った事により、オリジナル版に負けないリメイク作品になったと思う。

まあ冒頭、主人公が家庭の事情で中国で住む事になるという工夫はありますが、オリジナル版をふまえた正統派のリメイクですね。


この映画の成功の一つに、先程も挙げたけど、ジャッキー・チェンのキャスト入りが大きい。

初老で寡黙、暗い過去を持つアパートの管理人を上手く演じている。

ジャッキーが戦うシーンはあまり無いのだけど、一回だけあるいじめっこと戦う(あしらう)シーンでは、さすがの切れを見せる。

クンフーの特訓シーンでは、以前はジャッキーが映画の中で受けていた様な、ちょっぴりユーモアのある特訓が見れて面白い。


キャストでは主演のジェイデン・スミスが親(ウィル・スミス)の七光りでなく芸達者な所を見せ、お母さん役のタラジ・Ｐ・ヘンソン(「ベンジャミン・バトン数奇な運命」でもお母さん役が良かった)も元気なお母さんを演じ、オリジナル版以上の好演を見せてくれた。

色々意見のあるヒロインだけど、俺は可愛ゆく見えましたよ。


確実に平均点以上の作品なので、見る映画を迷ったら、この映画が無難です。

多少複雑でも変わったものが見たければ「インセプション」、予想通りの展開だけど安心して見れるのが「ベスト・キッド」だと思います。

2010.8.29 BGM いしわたり淳治＆砂原良徳＋やくしまるえつこ『神様のいうとおり』

今日のBGMは、元スーパーカーのいしわたり淳治と元電気グルーヴの砂原良徳(まりん)に、相対性理論のやくしまるえつこがボーカルで加わったシングル「神様のいうとおり」(10年)。

うーん。

個人的には、あまりピンと来ませんでした。

いしわたりのひねくれた歌詞も、まりんのダークでシンプルなトラックも良いと思うんだけど、好みではないかなー(やくしまるのボーカルには合ってると思うけど)。

ただ、こういうイマイチに感じる曲も、繰り返し聞いたり時間を置いて聞き直したりすると、意外と好きになったりするので、この先どんな印象になるかは、分からないけど。