佐賀ログ   <by 不動産相談センター佐賀 https://www.recsaga.jp/>

不動産鑑定士運営の相談センターのブログ。佐賀での身の回りの出来事、発見、珍事など備忘録を兼ねて、遊び心でつづっていきます

不動産のチラシ

2011年06月08日 | 日記
仕事柄、新聞の折り込みチラシはよぉチェックします。

といっても、スーパーの特売品をチェックしてるわけではなく

(まぁそっちにも興味はあるけど)

お目当ては不動産販売の折り込みです。


首都圏や近畿圏で生活してるときは

ホントにうっとぉしくなるくらいマンションをはじめ

不動産販売の折り込みが入ってましたが

佐賀に戻ってからその絶対数の少なさになんだか淋しい感じすらします。

(でもパチンコ屋さんのは多いっすねぇ)

世の中の不動産の動きを折り込みを通じて観察するのもためになるんですけどね。


でも、そんな少ない不動産折り込みですが

たまたま仕事で10年ほど前の分譲地ネタを見る機会があり、

いまとはまるで違う価格帯にちょいと驚きました。

最近、土地だけで10百万円以上のラインナップを誇る分譲地は

なかなかお目にかかる機会が少なくなりましたが

その10年ほど前のとある分譲地価格は12百万円前後の宅地がズラリってな感じでした。

当時はこれできっと売れてたはずです。

が、いまなら結構抑えた価格になるんだと思います。

というのも、その上に立てる建物代などを加えた総額をにらんで

購入の意思決定を通常すると思いますが

その総額(グロス)が抑制傾向にあるから。


アメリカの直近の雇用統計結果が予測を下回ってましたが

雇用環境の改善が見えてこないと

“大きな買い物”なんて考えらんないわけです。

わたしたちの佐賀も実感できる雇用回復や所得環境の改善が

すぐ近くまで来てるのか、まだ先なのか分かりません。


“大きな買い物”を決断するスイッチの入る水準が低位にシフトしてる感は否めません。

ほかにもいろいろ要因はあるでしょうけど、不動産の折り込みチラシをみてて

そんなことを回想してました。
コメント
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