Four Season Colors

現代詩とスポーツ、エンタメ、時事など雑文を掲載
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déjà-vu

2022-10-13 | 
聞き流すための放送での

とある小話に手が止まり

背景さえも明確な自体で

デジャブな記憶が蘇える
    
空想というには沈着した

然りとて在りえぬ傍観に

背もたれに体重をかけて

背中にじわり汗がにじむ

確かで不確かな気化熱が

もう何度目かも忘れては

ディオフィールドクロニクル(感想)

2022-10-10 | 雑文
2022年9月22日に発売した新作ゲーム
「ディオフィールド クロニクル」(スクウ
ェア・エニックス)をPS4版でクリア。

ジャンルは、リアルタイム複数キャラ(4体)
移動・スキル指示オートアタック系RPG。

平坦な箱庭で移動先を指示しながらスキルを
駆使して敵を倒す、古くはアトラスのグロー
ランサーシリーズに近い。

グローランサーは3から6までをクリアして
いて、かなり好きなゲームであるので、同系
統っぽさから購入プレイ。

世界観はグローランサー系ではなく、ファイ
ナルファンタジータクティクスやタクティク
スオウガ(外伝)に近い。

とある大きな島を治める王国の跡目争いによ
る内乱、大陸からの侵略に対し、王国側の軍
に属して平和を目指して戦うストーリー。

こうした戦略系が好きなユーザーにとって、
このゲームは内容紹介を見ている限り、とて
も面白そうに写る。

のであるが、クリアした感想は、わりと(控
え目表現)面白くないというかつまらない。

何がといえば、ストーリー、キャラクター、
グラフィック、サウンド、戦闘、システムと
全ての項目が30/100点。

ストーリーは、世界観や前振りからは信じら
れないくらいチープで、物々しい軍議の末、
ほとんどが奇襲と暗殺。

展開もご都合主義全開で、大雑把にもほどが
あるくらい大雑把で、かつ圧倒的にボリュー
ムが不足している。

キャラクターは個別の掘り下げはほぼなく、
セリフ回しも魅力的なものない。

グラフィックはフィールド、キャラクターと
もに粗く、特徴も工夫もなく、サウンドも印
象に残っている曲は特にない。

戦闘とシステムも、ストーリーと同じく圧倒
的にボリューム不足で、装備やスキルの選択
肢はとても狭く、戦略系として致命的。

むやみやたらに壮大で、細かすぎるやり込み
はそれはそれで問題だが、このゲームはそれ
にしても全体的に薄すぎる。

ただ唯一の良かった点は、安易に大味だった
り白けるような大型の敵を出さなかったこと。

なのだが、ラスボスがそれまでと同じように
淡々とまるでまだ続くような戦闘だったとこ
ろとみると、単に制作技術が無かったよう。

最近の映画のように、ヒットしたら続編ね、
みたいなエンディングだったが、続編が出て
も自分は買いません(宣言)。

スワローズ連覇と坂口選手の引退

2022-10-03 | 雑文
2022年の日本プロ野球セントラルリーグ
のペナントレースは、スワローズが2連覇を
達成した。

長年のスワローズファンであるので、これは
とても喜ばしく、素直にうれしい。

新型コロナの影響で、バンテリンドームナゴ
ヤには今年も1試合も行けなかったが、自宅
観戦で多くの試合を観戦。

二桁勝利の先発がいない投手陣は去年も今年
もよいとは言えないが、野村監督時代から打
撃のチームなので伝統といえば伝統。

特に村上選手は、村上が打てなくて負けるの
であれば仕方がないと思わせてくれる、いい
選手として完成されつつある。

チーム内で新型コロナの感染が広がり、出場
停止となる選手が多数出てしまい、後半戦は
とても大変なシーズンとなった。

それでも数年前の健康なのに勝てない時期よ
りマシなのが恐ろしい。

前半の状況ならまだしも、今のチーム状況だ
とクライマックスシリーズも大変だろうが、
日本シリーズへ進めることを信じたい。

シーズン開幕前と序盤、連覇なんてとても信
じておらず、ファン失格であるが、長年のフ
ァンだからこそと言い訳もして。

優勝が決まり、嶋選手と内川選手、そして坂
口選手の引退が発表された。

嶋・内川の両選手は、この二連覇を精神面と
技術面で支えてくれたことが想像でき、ファ
ンとしても感謝しかない。

そして、個人的には坂口選手の引退をなによ
り寂しく思う。

昨年、バファローズがパシフィックリーグの
ペナントレースを制し、いわゆる近鉄残党で
あった自分の魂は成仏を果たした。

そのため2022年は、本当に久しぶりにと
いうかほぼ初めてくらいに、スワローズのみ
が中心となった。

とはいえ、こちらも長く追いかけたバファロ
ーズの思い出もたくさん残っている。

坂口選手は、その2チームで主力として活躍
し続けてくれた大好きな選手である。

同じくバファローズに在籍し、2020年ま
でスワローズにいた近藤一樹選手が独立リー
グでプレイしているよう。

しかし、現実的には、これでプロ野球からは
「大阪近鉄」に所属した選手は一人もいなく
なることになる。

近ちゃんもぐっちーも最後までスワローズの、
それも1軍にいてくれたからこそ、生涯忘れ
ない選手であり続ける。

坂口選手、お疲れさまでした。ありがとう。