ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

阪神大震災から16年目の神戸長田

2010年12月23日 | Weblog
 阪神大震災から来年、1月17日で16年目を向かえる。
すでに街は復興され、大きな被災を受けた面影は今はない。
しかし、建物は出来たけれど街の活気は年を経るごとに
失せていき、がらんとした空気が漂う街になってしまった。
添付の画は鷹取東地区の居酒屋。
この地区は、震災で街全体が焼けてしまったところで、多くの
犠牲者も出た場所。
焼け跡からこの街の人はもう一度、この街を再生しようと立ち上がった。
居酒屋紙風船、店主は池田さん、ご主人が震災後、過労で急死し、
元の場所で、居酒屋を震災後3年目に開業した。
いつも、近隣の人達が多く訪れ、街の憩いの場所となっている。
この地区の人にとっては、何年たっても、震災の風化はない。