ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

竹島問題 独島問題 両国の主張

2012年08月28日 | Weblog
 韓国側から言わせれば、独島は領土問題とはならなという。
日本側は不法占拠と主張する。
このたびの李大統領の上陸で日韓の関係が危うくなり、ここ数年
良好な関係にあったのだが、政府関係者だけの問題でなくなって、両国の
国民までが総動員される、結果、政治への不満を領土問題へと向ける手法が
始まったといえる。

 歴史認識の問題はいくら話し合っても視点と都合が違うので双方完全なる納得
はありえない。
日本政府が主張する国際司法裁判所への提訴というこがすべての解決方策でもなく
単に日本の主張を正当化するための手段であり、韓国側はうけいれないのは
当然のことで、高度な外交手段とこれまでの経た経過を取り戻すあえて辛抱のいる
道を選ばざるを得ないところがあり、国民を焚きつけ、ナショナリズムをあおって解決
する方策はむしろさらに問題を膠着する方向に向ける。

いずれにせよ、日本を取り巻く領土問題は、明治維新からの東北アジアへの進行の
付けがこの時代に回ってきたといえるのではないか。