今日の空は午前6時半近く。
明けていく空のグラデーションが好きです。
そして、わが心の桜島。今日の噴煙は大隅半島へ向かっているようです。
今日は朝方は晴れていましたが、午後からは雲が多い一日。
昨日の母との思い出話の続きみたいなお話。
母はとにかく、私のことを父に似ているというレッテルを張って、毛嫌いしていた
のですが(実際は顔も父には似ていないし、性格も全く似ていない。客観的に見て、
父に似ているところなんて、ほぼなかった)、何でもすぐにやるというのは、私は母に
似ていて、頼まれたことをすぐにやってあげていたのになと。
たとえば、デコレーション用のスポンジケーキを「4台焼いておいて」と言い捨てて
出掛けてしまい、帰って来たら、きちんと焼き上げてくれている高校生の娘なんて、
とてもありがたい存在だったのではないでしょうか。
不在時には何も言われなくてもごはんを作っているし、父親のお弁当だって作る。
朝、母が起きていなくて、起こされなくてもきちんと起きて学校に行く(勉強は
しなくても学校には必ず行っていたのは家にいるのが居心地が悪かったからですが)。
母が必要な提出物は全部、母の代わりにやってあげていました(母はそれを全部、
自分がやったとうそをついていましたけれど)(娘にやってもらったなんて言いたく
なかったようです)。←バザーに出す小物類の作成や、発表会で必要な模造紙に
書くような発表用資料作成等々。
それに比べると兄は家のことは何もやらなかった上に、父に似ていて、すぐに
動かないところがあって。小さいころは「の○まのYさん」と呼ばれていたくらい
なのに。そういったところはすべて母にはなかったことになっていたようで。
理系の成績が抜群にいい兄のことが「自分に似ている」という母の絶対評価に
なっていたのが、理不尽な気がします(笑)
母がけなし続けた私の顏だって、私と兄とは似ていませんが、兄だって、母にも
父にも似ていない。私と大差ない顔だったりしますし。私の顔にはケチをつけて
ばかりでしたが、兄の顔をけなしたことがないのも何とももはやでした。
兄が超絶ハンサムとかでなくて、本当によかったと思っている私(笑)
もしも、そうだったら、母の私への攻撃はどのようなものだったか(寒気)。
「数学の○○(兄の名前)」と広く学校の先生たちに知られるくらいの抜群の成績
だった兄ですから、いつも成績が学年トップだった母にとっては「さすがに私の息子」
だったのは間違いないわけですが。
まあまあ、そんなこんなで母との関係は何を私がやっても、兄だけが大事で
「(私)さんは何でもできるけど、これが人には負けないというほどの特別なことが
ないのがつまらない」と言われ続けていましたが、そんな私にも後年、日の目を
浴びる日がやってました(笑)
それは我が家がかなり複雑な詐欺事件に巻き込まれかけたときのこと。私が
家族の中でいち早く、これはおかしいと気がつき、家族に事件の概要を説明。
犯人がどのようなことを画策しているのかを推理すると、全員が「たしかに
そうだ」と納得してくれました。
証拠を集め、父にも協力をしてもらい、我が家が詐欺に巻き込まれることを
未然に防いだのです。その事件に巻き込まれた方は多くいて、ほぼ全財産を
盗られてしまった方もいましたが、我が家には実質的な被害はゼロでした。
犯人は警察につかまり、新聞記事にもなりました。
そのとき、主導権を握って活躍したのが私だったので、母はそれ以来、
「うちには長男よりも頼りになる娘がいますから」と言ってくれたのでした。
考えてみると、私はミステリー好きで、ミステリー作家の先生について、
勉強させていただいたこともあり、多くの本を読んで推理力を鍛えていた成果が
出たというお話だったかもしれません(笑)
もちろん、そんな事件にそうそう出会うなんて、現実的にはありませんから、
私の活躍はそのとき限り、ということでしたが。ミステリードラマみたいにいつも
死体に出合うなんて、そうそうないですよね。いや、なくてよい話です(笑)
友人に家に帰ったら、まったく知らない人のご遺体が置いてあったという経験を
した人がいましたが、そういう目にはあったことがないのは幸いです。
明けていく空のグラデーションが好きです。
そして、わが心の桜島。今日の噴煙は大隅半島へ向かっているようです。
今日は朝方は晴れていましたが、午後からは雲が多い一日。
昨日の母との思い出話の続きみたいなお話。
母はとにかく、私のことを父に似ているというレッテルを張って、毛嫌いしていた
のですが(実際は顔も父には似ていないし、性格も全く似ていない。客観的に見て、
父に似ているところなんて、ほぼなかった)、何でもすぐにやるというのは、私は母に
似ていて、頼まれたことをすぐにやってあげていたのになと。
たとえば、デコレーション用のスポンジケーキを「4台焼いておいて」と言い捨てて
出掛けてしまい、帰って来たら、きちんと焼き上げてくれている高校生の娘なんて、
とてもありがたい存在だったのではないでしょうか。
不在時には何も言われなくてもごはんを作っているし、父親のお弁当だって作る。
朝、母が起きていなくて、起こされなくてもきちんと起きて学校に行く(勉強は
しなくても学校には必ず行っていたのは家にいるのが居心地が悪かったからですが)。
母が必要な提出物は全部、母の代わりにやってあげていました(母はそれを全部、
自分がやったとうそをついていましたけれど)(娘にやってもらったなんて言いたく
なかったようです)。←バザーに出す小物類の作成や、発表会で必要な模造紙に
書くような発表用資料作成等々。
それに比べると兄は家のことは何もやらなかった上に、父に似ていて、すぐに
動かないところがあって。小さいころは「の○まのYさん」と呼ばれていたくらい
なのに。そういったところはすべて母にはなかったことになっていたようで。
理系の成績が抜群にいい兄のことが「自分に似ている」という母の絶対評価に
なっていたのが、理不尽な気がします(笑)
母がけなし続けた私の顏だって、私と兄とは似ていませんが、兄だって、母にも
父にも似ていない。私と大差ない顔だったりしますし。私の顔にはケチをつけて
ばかりでしたが、兄の顔をけなしたことがないのも何とももはやでした。
兄が超絶ハンサムとかでなくて、本当によかったと思っている私(笑)
もしも、そうだったら、母の私への攻撃はどのようなものだったか(寒気)。
「数学の○○(兄の名前)」と広く学校の先生たちに知られるくらいの抜群の成績
だった兄ですから、いつも成績が学年トップだった母にとっては「さすがに私の息子」
だったのは間違いないわけですが。
まあまあ、そんなこんなで母との関係は何を私がやっても、兄だけが大事で
「(私)さんは何でもできるけど、これが人には負けないというほどの特別なことが
ないのがつまらない」と言われ続けていましたが、そんな私にも後年、日の目を
浴びる日がやってました(笑)
それは我が家がかなり複雑な詐欺事件に巻き込まれかけたときのこと。私が
家族の中でいち早く、これはおかしいと気がつき、家族に事件の概要を説明。
犯人がどのようなことを画策しているのかを推理すると、全員が「たしかに
そうだ」と納得してくれました。
証拠を集め、父にも協力をしてもらい、我が家が詐欺に巻き込まれることを
未然に防いだのです。その事件に巻き込まれた方は多くいて、ほぼ全財産を
盗られてしまった方もいましたが、我が家には実質的な被害はゼロでした。
犯人は警察につかまり、新聞記事にもなりました。
そのとき、主導権を握って活躍したのが私だったので、母はそれ以来、
「うちには長男よりも頼りになる娘がいますから」と言ってくれたのでした。
考えてみると、私はミステリー好きで、ミステリー作家の先生について、
勉強させていただいたこともあり、多くの本を読んで推理力を鍛えていた成果が
出たというお話だったかもしれません(笑)
もちろん、そんな事件にそうそう出会うなんて、現実的にはありませんから、
私の活躍はそのとき限り、ということでしたが。ミステリードラマみたいにいつも
死体に出合うなんて、そうそうないですよね。いや、なくてよい話です(笑)
友人に家に帰ったら、まったく知らない人のご遺体が置いてあったという経験を
した人がいましたが、そういう目にはあったことがないのは幸いです。