午前3時半ちかくに目覚まし。携帯にもアラーム設定。そしてテレビも自動でスイッチが入るようにしてあります。
テレビでニュースを放送しているチャンネルを探しているうち、テレビ東京で「KT」をやっているのを見つけてしまいました。
「KT」は金大中拉致事件を扱った映画です。実はDVDも持ってます。
まだ私が若い頃、この事件は新聞でかなり大きな見出しで報じられていました(当時はなんでそんなに騒ぐのかサッパリわかりませんでした)。
東京で姿を消した金大中氏は5日後にソウルの自宅近くで発見されます。私が早朝テレビで観たのは、グランドパレスから連れ去られ、船の中で消されそうになる けど、アメリカの要請を受けた自衛隊のヘリコプターが、ずーっと追ってきて暗殺計画を断念し、自宅前で解放される・・というところまで。あと少しで終わりなのに出勤時間が迫ってきて全部は観られませんでした。DVD持ってるんだから、ま、いいや。
「KT」とはキム・デジュンの頭文字らしいですが、韓国語はテとデの発音が微妙で、さらに先頭にくる字には濁点がつかないという約束があるらしい(?)。「出て行け」が「てて行け」になるのはそのため。
もう一つの「KT」の意味は Killing the Target 。
この映画の監督は「亡国のイージス」の阪本順治、主役は佐藤浩市です。韓国人俳優に有名な人はいませんでした。なかなか難しい映画なんでしょうね。
現在はこのDVD、安く手に入るけど、私が買ったときは3800円だったんだよなぁ。
パ・リーグはプレーオフですが、パの優勝チームと戦って20年ぶりの日本一も夢じゃない。でも、私はリーグ優勝だけで満足。矢野さん、いい仕事したもんなぁ。
足立区でも私の住む地域は結構、畑が多かったりします。ほかは練馬とか江戸川区なんかも多いんでしょうか。
夏の間は枝豆、枝豆、枝豆でしたけど、8月の半ばに枝豆が終わってからはしばらく土もお休みしていたようです。最近、新しい苗が植えられました。毎年だから何の苗だかわかります。ブロッコリーの露地モノです。今頃植えて収穫は11月~12月。2~3カ月かかるんですよ。
スーパーで見るとアメリカ産は一株100円程度ですが、国内産は300円台です。驚き!
アメリカ産は輸送費用も入ってこの値段ですから、元値はいったいいくらなんじゃいと思います。
ブロッコリー好きです。ブッシュ前大統領は「ブロッコリーが嫌い」と発言して、逆にブロッコリー生産農家からドーンと送られたことがありましたっけね~。
昨夜、寝てから1時間後に目が覚めて、12時ごろ携帯が鳴って目が覚めて、で睡眠が細切れ。朝起きた時からちょっとアタマ痛かったんですよね。
夕方になるに連れてひどくなったので、今夜は早めに寝ます。
目に留まったのは大丸限定の栄太楼の和菓子。
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大きさはこれぐらい⇒
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もう一つ栄太楼の『月見うさぎ』
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こういううさぎのお菓子は秋になると出てきますね。お月見があるからでしょうか。まだ全部は食べてません。うさぎの方は手付かず。でもお菓子で2100円は使いすぎかなぁ。
あのブッシュ大統領が「インテリジェント・デザイン」論を支持しているんですよぉ。さらに驚いたことに米国民の6割が「インテリジェント・デザイン」を信じているんですって。
米国の最高裁は、政教分離に違反するという理由から、創造説(インテリジェント・デザイン説)を公立学校で教えること禁じているのですが、依然として創造説を教える学校が多く、このため最近では政教分離を支持する米国民連合が訴訟を起こしています。
私はちょっと前に読売新聞で読んで「へぇ~」と思い、今日また産経新聞で読んで「ほぉ~」と思いました。アメリカ人って「神」が本当にいると思っているんですねぇ。
この創造説と進化論説の戦いは古くて1900年代の初めのころからあるそうです。その当時ならまだなんとなくわかりますよ。日本人だって天皇は神だって言っていたぐらいですから。でもあのアメリカが今もこんなことで争っているなんて、ちょっと信じられませんよね。そう思いませんか?
向かい側に座って居眠りしている男の子は、もうグッタリと寝ています。仕事の帰りなのか遊びの帰りなのか、脚を開き首が横に折れ疲れきった様子。
ジーンズとTシャツの間3センチぐらいの所から日に焼けた腹がのぞいています。プニプニと指で押したくなるぐらい。結局私が新橋で降りるまで爆睡していました。
午後3時に仕事が終わり千代田線で帰る途中、町屋で降りた女の子。
左手に食べかけのおにぎり。ジーンズとTシャツの間からチラッと見えたタトゥーは筋彫り(線彫り)ではなくツブシと呼ばれる、かなり広範囲の「塗りつぶし」でした(ま、シールとかペインティングかもしれませんが)。その子はおにぎりを食べながら電車を降りて歩いていきました。
朝の男の子と夕方の女の子を単純に比較はできませんが、おにぎりを食べながら歩いていた女の子にフテブテしさを感じ、お腹を出して爆睡していた男の子に幼さ、可愛さを感じてしまったのでした。
実際はどうかわかりません。ひょっとしたら、男の子は渋谷でドラッグの売人をしているかもしれないし、女の子はこれから介護のボランティアに行くのかもしれない。
今日は朝から雨で、往き帰りは持っていた傘が邪魔で本を開くことも出来なかったのでこんな空想をしてみました。(「実際はどうかわかりません」の部分から空想です)
秋分の日は銀座シネスイッチで「理想の女」 を観てきました。
祝日とレディースデー(シネスイッチは金曜日)が重なり大混雑。チケットを買うときから「お立ち見でございます」と言われました。で、腰をかばいながら通路に体育座りで観賞。
映画の原題は「A Good Woman」ですが、もともとはオスカー・ワイルドの『ウィンダミア卿夫人の扇』という戯曲です。
映画のキャッチコピーはオスカー・ワイルドの言葉をそのまま取って「いい女は2種類しかいない。すべてを知り尽くした女と、何も知らない女」。
全てを知り尽くした女には、男から男へとたくましく渡り歩くアーリン夫人。何も知らない女には(私のごひいき)、スカーレット・ヨハンソン 扮するメグ・ウィンダミア夫人。
夫のウィンダミア卿が妻であるメグにプレゼントする宝石を見て、アーリン夫人は言います。「奥様に宝石はだめ。宝石は愛人に」と。そして純金をあしらった豪華な扇 を薦めるのです。この扇が終盤で、ある役目を果たすのですが、結構いいオチになっています。
メグは夫がアーリン夫人と不倫関係になったと思い傷つき、やけくそでプレイボーイのダーリントン卿と駆け落ちしようと彼の船へ向かいますが、それを止めさせようとするのは他でもないアーリン夫人でした。
メグを含め他の妻たちはアーリン夫人をライバル視しているけど、アーリン夫人は誰をもライバルとして見ていない。スポンサーとして男性を求めるけど、結婚には夢を持っていないんです。
アーリン夫人とメグの間には大きな秘密があるのですが、それを明かさないままアーリン夫人は旅立ちます。
旅立つ飛行機の中で、アーリン夫人を追ってきた大富豪のタピィは改めて彼女にプロポーズするのですが、彼こそが悪女と見られていたアーリン夫人の本当の理解者(いいオンナであるという)かもしれません。
豪華絢爛、優雅、お金持ちの退屈な日常。その中にある「全てを知り尽くした女」の切なさを感じた映画でしたが、私たちの感傷などお構いなしでアーリン夫人は今後もたくましく生きていくのでしょう。あの時代に於いて素晴らしくカッコイイ女性を見せてもらいました。← アーリン夫人を演じたヘレン・ハント。
◆映画「理想の女」はこちらから ⇒ http://www.gaga.ne.jp/goodwoman/index2.html
時代小説を少し離れ、ミステリーを読んでいます。野沢尚(のざわ・ひさし)の『リミット』はカバーのあらすじを読むとどうやら誘拐モノらしい。
読み始めて、ちょっとドッキリしました。子供が誘拐されるのはわかるとして、誘拐された子供の特徴に犯人側のメモのような形で内臓の重さが出てくるんです。臓器売買がらみの誘拐なのね、と背筋がゾッとしました。
「リミット」の主人公は婦人警官の有働公子。白バイ隊の夫を事故で亡くしたシングルマザーです。ある誘拐事件の担当になって犯人との交渉をするうち、自分の息子も誘拐されてしまいます。自分の子供を救うためには犯人側に有利に動かなければなりません。すごくハラハラしながら、私も人の親なので、つい感情移入してしまいます。
まだ3分の1を読み終えたばかりなのに、区の図書館からリクエストしていた本が届いたと連絡がありました。佐藤優の『国家の罠-外務省のラスプーチンと呼ばれて』 です。
佐藤優氏は、いわゆる「鈴木宗男事件」で背任と偽計業務妨害の容疑により逮捕された人で、「国家の罠」はこの事件の内幕を綴った手記であります。
前後して読売新聞の22日付夕刊に『「国家の罠」に評価真っ二つ』というコラムが載りました。第4回新潮ドキュメント賞の選評で、賞を逃した「国家の罠」に、絶賛する評が並んだというのです。(しかし、強硬な反対があったから賞を逃したのでしょうね)
自分で読むまではわかりませんが、私のまわりでもデスクや同僚が「これは面白いよ」と感想を述べていました。その「面白いよ」と言った同僚が「『国家の罠』がまだ来てないのなら、 『東京タワー・オカンとボクと、時々、オトン』 を貸してあげる」と言うのです。 一気に3冊も面白そうな本が手元にやってきました。
しかし、とりあえず「国家の罠」は私が返却するのを待っている人がいるわけで、こちらのリミットは2週間。
次が「東京タワー」。リミットのない「リミット」は最後になってしまいそう。それまで筋を忘れないでいられるかなぁ。