今日の女王サマ

映画、本、音楽、お出かけ、思ったことなどズラズラ書き連ねています。

THE OTHER FINAL

2006年05月28日 | 映画&本&音楽&TV
夕方、チャンネルを次々に変えて番組を探していたら、NHKでこんなドキュメンタリー映画が放送されていました。

『THE OTHER FINAL』・・・2002年6月のFIFAワールドカップサッカー決勝戦が日本で行われた日、アジアのブータンで最下位を決める“もう一つの決勝戦”が行われていたのです。これはニュースにもなったので私も覚えていましたが「面白いなぁ、ビリの決定戦か?」という程度でした。

このドキュメンタリーはちょっと前にNHK教育テレビでも放送されていたのですが、夜の放送だったので、翌日早出だった私は観ることができませんでした(最近はビデオに撮らない。撮っても観ないから)。

世界ランキング202位(ブータン)と203位(モントセラト)の試合は、高山のブータンで行われます。モントセラトの選手たちにはちとツライものがあったのではないでしょうか。チームにもいろいろなアクシデントがあったようです。

印象に残ったこと。
この大会を開催することになり、ナイキやアディダスに資金協力が持ちかけられたのですが、スポンサーは1本もつきませんでした。商業主義の前には最下位決定戦なんて全然おいしくないでしょうからね。

もうひとつは、結局ブータンが4点入れて勝ったんですけど、実況アナウンサーは「これはモントセラトの負けではない。サッカーの勝利だ」とお互いを讃える。そしてカップは半分ずつに分けられるんですよ。
(←次のシーンで半分ずつに分かれる)

ブータンの人は、日本人と顔立ちがよく似ています。着ている物も日本の着物みたいです。
このブータンの選手が「アーセナルに入りたい。無理だってわかってるけど」と言います。最下位に近いチームにいる選手のこのつぶやきを誰が笑うことができるでしょう。このドキュメンタリー映画を観れば、誰もが彼に共感するに違いないと思うのです。

お題「『世界遺産』どこに行きたいか?」

2006年05月27日 | twitter連携企画
オーストラリアはウルル-カタ・ジュタ国立公園・・・と言うよりエアーズロックと言った方が分かりやすいでしょう。行くだけでなく是非登ってみたいものです。

ハワイでもダイヤモンドヘッドに4~5回登りました。うち1回はホテルから歩いて行ったので往復5時間以上にもなり、さすがにくたびれた思い出があります。
いや、バスで登山口まで行けばダイヤモンドヘッド自体は30~40分程度で登れるんですけどね。景色を楽しみながらゆっくりでも1時間弱ぐらいかな。

だからエアーズロックに行ったら絶対登って来たいですね。足腰が丈夫なうちに一度行ってみたいな~。

成分解析

2006年05月26日 | Weblog
成分解析というサイトがあります。

アクセスすると、シンプルな枠ひとつしかありません。そこに解析してみたいものの名前を入れるワケ。早速、自分の名前を入れてみました。

【結果】
****の79%は小麦粉で出来ています
****の16%は株で出来ています
****の4%は気の迷いで出来ています
****の1%は言葉で出来ています

****は私の本名です。私って79%が小麦粉なんだ~(笑)。確かに炭水化物好きだなぁ。16%の株ってのは山っ気があるってことか。身近にいるいろいろな人の成分解析をやってみると面白いよ~。

ちなみにこっちはまた別のサイト→成分解析

こっちの結果は
****の44%は厳しさで出来ています。
****の22%はマイナスイオンで出来ています。
****の16%は努力で出来ています。
****の13%は見栄で出来ています。
****の5%は電力で出来ています。

ですって。なんとなく、こっちの方が当たってるような気がする。

快晴

2006年05月25日 | Weblog
昨日、1丁目の銀座テアトルシネマへ行くとき、汐留から歩いていきました。
所要時間15分~20分ぐらい。ちょうどカミナリがゴロゴロしていた時間帯で、雨も強かった。

8丁目、7丁目、6丁目と歩いたあたりで、既にチノパンの膝から下がぐっしょり濡れて重たくなってます。

それでもレイトショーの『RENT』は結構な入りじゃございませんか。映画が終わった頃には、びしょ濡れだったチノパンもすっかり乾いてサッパリ。夜になって雨も上がり、有楽町駅へ向かう私の足取りは軽く・・・と言いたいところですが、水を吸った靴が重く私の足を締め付けていました。

映画が終わったのが午後11時25分。綾瀬から終電かなと思っていたけど、終電の一つ前に間に合いました。

そして今朝は快晴。湿度も低く気持ちのいい1日でした。こんな日が1週間ぐらい続いて欲しいな~。

レイトショーで『RENT』

2006年05月25日 | 映画&本&音楽&TV

午前中に『ぼくを葬(おく)る』を観ようかなと思っていたのですが、終わったあと仕事が始まるまで30分しかないので断念。仕事のあと、銀座テアトルシネマのレイトショーで『RENT』を観ました。
 以前観た『シカゴ』『オペラ座の怪人』『プロデューサーズ』がクラシカルなミュージカルなら『RENT』はロックなミュージカルで、テーマもエイズ、同性愛、ドラッグと少し重いものです。

オープニングは舞台版へのオマージュとも言えるシーン。整列したメンバーが「Seasons of Love」を歌う場面から始まります。

52万5600分をあなたは何で計りますか?で始まるこの歌はとても印象的で耳に残ります。

これといったストーリーはなく、エイズに苦しむ若者、恋人を亡くす哀しみ、創作に身悶えする若者たちの群像劇なんです。
当時(1980年代後半)はHIVが世間に知られるようになった時代で、詳しい原因がわかっていなかっただけにその恐ろしさは今と比べようもないほどでした。

創作の苦しみというのは、凡人には分からないものですよね。私だったら自分にその才能がない、とすぐに諦めがつくけど、彼らは違う。自分には才能があると信じて疑わない。それが若さと言えば言えるけど、家賃(RENT)が払えないほど貧乏でもけして夢を諦めない。

台本・作詞・作曲を手がけたジョナサン・ラーソンは1996年1月25日、『RENT』のプレビュー前夜、大動脈瘤破裂で亡くなりました。映画のなかでメンバーの1人、ロジャーが「たった1曲でいい、自分が納得できる音楽が生み出せたら死んでもいい」と歌う場面があります。これはジョナサンの叫びでもあったのでしょう。35歳で亡くなった彼は、売れない作曲家でした。『RENT』の住人の1人1人が彼の分身だったのかもしれません。


道を尋ねたその人は・・・

2006年05月25日 | Weblog

昨日は朝から蒸し暑い日でした。

会社へ向かって汐留の地下道を歩いていた私は、向こうから歩いてくる人に声をかけられました。その人は台場へはどう行ったらいいかと英語で尋ねてきたのですが、私はじーっと顔を見ていました。だって、次長課長の河本(こうもと)にそっくりだったんですもん。
 女性なのに河本顔。しかも眼鏡。私、いっぺんで楽しくなっちゃいました。

その場所はちょうどゆりかもめの新橋駅と汐留駅の中間点ぐらいだったのですが、汐留駅への行き方を教えてあげました。階段を下がって上がってエレベーターで・・・と言ったら、すかさず「UP STAIRS?」と言ったので「YES!」と答え、まるで漫才のような息の合い方でした(笑)。

そのあと彼女は大仰に肩を落として、後ろに控えたご両親と思しき2人に何事か言っていましたが、それは何語かわかりませんでした。でも、きっと分かりにくい汐留エリアであっちへ行ったりこっちへ来たりで何度も往復したんでしょうね。かなり眉間にシワが寄ってましたから。でもホントに河本そっくりだったな~。


日々のニュース

2006年05月23日 | Weblog
秋田で男の子が殺され、佐賀ではひき逃げで連れ去り放置。
ニュースやワイドショーで毎日のように取り上げられています。なんでこんなに微に入り細に入り報道するのでしょう。

10日ほど前、グランドキャニオンで遺体が発見されたハナムレさんの事件では、当地の保安官が「犯人しか知りえないことがあるので話せない」とコメントしていました(読売新聞)。

日本ではやはり無理でしょうかね。こういうコメントで納得するのは。
早く犯人を見つける手がかりになればとの思いがあるからでしょうし、それは確かにわかるのですが、詳しい報道をすればするほど、それを犯人にも教えているのだということを忘れてはいけないと思います。

運動靴の足跡が見つかったと新聞に書かれ、実際にそれが犯人のものだったら、証拠隠滅を図るとは思わないんでしょうか。

また、佐賀の捜査にも少し呆れてしまいました。
ひき逃げされて連れ去られたとおおよその見当がついているのに、夕方で捜索を打ち切り、実際に少年を見つけたのは家族だというではありませんか。“夕方で打ち切り”・・・って冬山の捜索じゃないんだから。
おまけに目の前にいた犯人を取り逃がしちゃうし。すぐに逮捕されるでしょうが、なんともお粗末ですねぇ。

でも、今日はいいニュースもありました。
骨と皮だけになり衰弱死寸前で保護された岸和田の当時中学3年生(現在は17歳)だった少年が、現在やっと簡単な会話ができるぐらいに回復したというもの。

自分の糞便まで食べるほどに意識が混濁した少年を放置した鬼畜の親はまだ公判中ですし、当の少年も脳萎縮で自力歩行や1人での食事はできないままですが、とにかく地獄からは解放されたんです。
私はずっと気になっていただけにホントに良かったなぁと思いました。今後も気になるけど、もう報道されることも少なくなってくるでしょう。それでいいのかもね。少年と実母、そしてその家族はもうそっとしておいて欲しいと思っているでしょうから。

佃煮

2006年05月21日 | 食べ物&飲み物
浅草・伝法院通りにある佃煮「大和屋」で海苔佃煮鰹の角煮を買ったので、今夜はメインのおかずのほかにこの佃煮をお膳に並べました。

大和屋は水郷・潮来から進出したらしいんです。三社祭のお囃子といい、この佃煮といい、佐原とは縁があるなあ。

桃屋の製品などと比較すると、かなりしょっぱいです。これが江戸風の味付けか。

私は山形で10年過ごしましたが、その10年でかなり薄味に慣れました。東北地方は塩辛い味付けをやめましょうと保健所が呼びかけ、全体的にしょっぱさを控えた味付けになっています。
平成元年に東京へ戻ってきた時、三越百貨店で買ったおかずを食べてみてビックリしました。とってもしょっぱかったんです。あちこちで買ったわけではなく三越だけだったのですが、一流の三越でこの味付けかと愕然とした覚えがあります。

東京に戻ってきてから既に17年。また少し濃い味付けに慣れちゃったかな・・と思っていたけど「大和屋」の佃煮は、その私でさえしょっぱいと思いました。やたら上品ぶって病人食のような薄味には反対ですが、あまりしょっぱいのは身体に悪いです。あ~、ごはんを食べてだいぶ経つのに喉が渇いてしょうがない。

浅草・三社祭

2006年05月20日 | オフ
 
雷門のいつもの提灯も、今日はお神輿が通るので上げてあります。5月19日から21日の3日間は浅草、三社祭です。

今年二度目の真夏日。お神輿を担ぐ人はもちろん、お神輿を眺める人も額に汗が・・・。


浅草寺の境内は人でいっぱい。

外国人も多かったです。ご老体のツアーもあって、先導する添乗員はものすごくゆっくり歩いていました。

いつもなら仲見世をそぞろ歩き・・・ということもできるのですが、今日はお神輿が中にはいってくるので、油断していられません。

本日は氏子各町のお神輿ばかりでしたが、こんなに小さくても1トンあるんですって。

お神輿が通るあいだは歩行者の動きが止まるので、伝法院通りへ移動。仲見世より道が広いので、ゆったり歩けます。


雷門斜め前にある栗むし羊羹の「西むら」横ではお囃子の生演奏。私の実家がある佐原に伝わる「佐原ばやし」とよく似ているんですよね。テンポが速くて。なんだか佐原の夏祭りが楽しみになってきました。


明日は本社神輿が出て一番の賑わいになるでしょう。お天気も良さそうですしね。