平日休みでした。暖かいのはいいけど雨模様でしたね。
午後はテレビ東京の『招かれざる客』を観ました。何回か観たことがあって、とにかくセリフの多い映画だという印象があります。 (テレビの調子が悪いので、ある場面ではポワチエの目と歯しかわからなかった・・)
内容はご存知の方も多いと思うけど、優秀な黒人医師ジョンと、良家のお嬢様ジョーイの恋愛・結婚にお互いの両親がオタオタする話です。やはりセリフが多く、舞台劇を観ているよう。夫と妻、父と娘、母と娘、黒人医師と娘の両親、医師の母と娘の母・・・ディスカッション映画と命名してもいいかも。
お互いの母親同士は、自分の子供たちの結婚に割と早いうちに理解を示すのに、スペンサー・トレイシー扮する父親は、人種差別と闘ってきた新聞社社長であるのに、娘ジョーイの結婚に反対を唱えます。そんな父親への説得が始まり・・・。
1968年の作品ですが、この頃はまだまだ黒人と白人の恋愛・結婚が難しかった。だから黒人医師のジョンは非の打ち所のない男性になっています。世界的に有名で、WHOの重要な位置にあり、控えめで沈着冷静。でもだからこそ、それでも反対する父親の心の奥底が見えてくるんです。職業や人柄でなく、肌の色が気になるという・・・ね。
実生活上ではシドニー・ポワチエはジョアンナ・シムカスという美しい女性と結婚して、子供もいます。彼女は女優でしたが、アッサリ引退しています。
ポワチエの映画では他に『暴力教室』『夜の大捜査線』『いつも心に太陽を』などが好きですが、『野のユリ』は印象深い作品です。あまりテレビで放映されないから、余計にそう思うのかな。
←ポワチエ、ちょっと太めです。
一時、コメディばかりに出ていたけど、80年代後半あたりから『影なき男』や『リトル・ニキータ』『スニーカーズ』でシリアス路線に戻ってきてくれて喜んでいたら、最近はテレビドラマばっかりのようで少し寂しいです。もう80歳近いんだから仕方ないか。
昨日のビンゴ大会で貰った賞品です。
←グリコBOX(中身は、ポッキーチョコレート1箱、コメッコ1箱、プリッツ〈サラダ〉1箱、プリッツ〈焼もろこし〉1箱、グリコ1箱、ビスコミニパック1袋)
そしてお土産はこれです。
←中央上から右回りに、フォトスタンド、脂とり紙、メモパッド、卓上カレンダー、ボールペン
景気のいい時は、香港やサイパンにタダで行かせてくれたり(わずかな自己負担でオーストラリア旅行というのもありました)、ホテルで謝恩パーティ(抽選会では海外旅行やら海外ブランドの化粧品とかあった)、ヴェルファーレでの貸切パーティ(河相我聞がゲストだった)などもありました。
1年間まじめに仕事をするとポイントが貯まって好きなものがもらえるというのもあったっけ。
全てとは言わないけど、景気がよくなったらいくつかは復活させてほしいな。雇用は少し上向いているらしいです。27日の読売新聞にも13年3カ月ぶりに有効求人倍率が1倍台を回復、という記事がありました。今後は2007年問題も絡め、売り手市場になるんでしょうかね~。
その派遣会社で長く仕事を続けている人を対象に“ご褒美”の食事会が新宿京王プラザホテルで開かれました。
ランチですから軽いものですが、バブルの頃には何度もあったこういうイベントが復活するのは嬉しいものです。
テーブルは9つ。1つのテーブルに8人から9人が着席できるようになっています。私が案内されたテーブルには12月まで一緒に働いていたSさんが既に座っていました。座席表を見ると、私の右隣は社長~。日本では珍しかった派遣という仕事に目をつけて会社を起こした人ですが、気取ったところがないので好き。
乾杯のあと、食事がサーブされました。メニューは
◆サーモンと帆立貝、野菜のハーブ味、マンゴとバジルのヴィネグレット
・・・ヴィネグレットは酢を使ったソースやドレッシングのことだそうで、確かに酸っぱい前菜でした。
◆軽い野菜のクリームスープ
・・・黄色かったけど、かぼちゃではなかったような・・・?
◆的鯛のオリーブ油焼き、バイヤルディ、白バターソースブロッコリー
・・・マトウダイは魚を食べる魚。見かけは良くないけど味は良し。
◆仔牛肉の薄切りソテー、茸のソース、ポテトと野菜
・・・薄切りではないなぁ。フィレステーキみたいでしたよ。
◆フルーツのババロア
・・・ババロアはあまり好きじゃないけど、フルーツは好き。
◆デミタスコーヒー
食事の合間に会社の成り立ちやらがプロジェクターで紹介されましたが、以前TBSの「がっちりマンデー」に社長が出演していた時と同じような内容でした。が、これがあとでクイズになるとわかっていたら、もっとよく見ていたのになぁ。
食事がひと段落すると、今度はビンゴ大会が始まりました。別のテーブルから戻ってきた社長が「あら、私の分がないわ」とビンゴ参加宣言です。そして私たちのテーブルでいの一番にビンゴ達成。もちろん権利は放棄されましたよ。社長は遊びに加わっただけでした。
私たちのテーブルでは社長を除く7人全員が賞品をゲット。昼からお酒も飲んでいい気分です。
帰り際には社長自らお土産を一人一人手渡し。普段から営業にも出かけるフットワークのいい社長ですからこれくらいでは驚きませんが、スタッフとして気分はいいですね。たとえポーズだとしても(私はそうは思わないけど)大事にされていると思うことができます。
ホテルを出たあと、12月いっぱいで辞めたSさんと軽くお茶してきました。辞めてまだ1カ月も経っていないけど、私の父が亡くなったことも既に知っていたなぁ。誰から聞いたんだろう?
有言実行の私ですが、本当は『不言実行』という言葉が好きで、これを目指したい。最近は有言実行もアヤしくなってしまっているのが、少し情けない・・・。
映画のハシゴしました。1本目は『綴り字のシーズン』。結果的に、これは『スタンドアップ』を観るまでの時間つぶしになってしまいました。つまらんかった・・・。
アメリカにはスペリング・コンテストというのがあるんですね。日本でいうと漢字検定みたいなもんか?天才的な感覚でこのコンテストを次々と勝ち進んで行くイライザという娘が、自分のせいでバラバラになった家族を再びまとめるというお話なのですが、面白くなかった。
逆に『スタンドアップ』は始まるのが待ち遠しいぐらい楽しみでした。
『モンスター』で、きれいなだけのお人形さん女優から脱皮したシャーリーズ・セロン(ラックス、スパモイストのCMで美しい背中を見せている人です)が主人公。
ジョージーは父親の違う二人の子供を連れて、暴力夫から逃げ出し故郷のミネソタへ帰ります。父親は「親元にいる年じゃない」と冷たい(ここが日本と違うところ)。友人のツテで鉱山で働くことになりますが、男性対女性の比率は30:1。セクハラの嵐です。
女子更衣室には卑猥な言葉が書きなぐられていて、驚くジョージーに「スペルは間違っちゃいないわ」と自嘲気味に友人はつぶやきます。
いろいろな嫌がらせに抗議すると、会社を辞めろと言われる。せっかく自立して家も買ったのに。もう誰かに頼って生きることなんて考えていないのに。
そして、たった一人だけで彼女は立ち上がります。
私の好きな“アゴ割れ”フランシス・マクドーマンドが友人役で出ています。
この写真ではあまり“アゴ割れ”がわかりません。
シシー・スペイセクが母親役!私にとっては永遠の『キャリー』、血まみれ超能力少女だったのになぁ。
大人のシシー ホラー映画『キャリー』でのシシー
いつもより20分早く家を出て、転ばないようにゆっくり歩いていきました。
20分早く出ても電車は1本しか早くなりません。私の住むところは足立区でも更に僻地でございますから、早朝は1時間に2~3本しか電車がないんですよ。
今日の仕事は一番長い7時~15時のシフト。すっご~~~くヒマで、逆に精魂尽き果てました(笑)。
図書館から『震度0(ゼロ)』(横山秀夫)が届いてますという連絡が来ていたので、疲れた身体を引きずって図書館へ(遠回りなんです)。
ついでに◆『わたしのグランパ』(筒井康隆)◆『だいこん』(山本一力)◆『読むクスリ』(上前淳一郎)も借りてきました。本がないと寂しいんだもん。
今までは先日直木賞を取った東野圭吾の『容疑者Xの献身』を読んでいましたが、なかなか面白くてもう終わっちゃいそうです。
映画もいよいよ本格的に面白そうなものが出始めてきました。今後の予定は
◆有頂天ホテル ◆スタンドアップ ◆プライドと偏見 ◆グレートビギン ですかね~。
今年は私の好きな社会派の映画が多いんですよ。楽しみにしているのは
◆シリアナ ◆グッドナイト&グッドラック ◆ミュンヘン ◆ジャーヘッド ◆ホテル・ルワンダ ◆ブロークバック・マウンテン(ゴールデングローブ賞を取りました)
こういう時だけ、いつも1000円で映画が観られるシルバー世代が羨ましくなります。
(1)500円のクオカード・・・1枚
(2)500円の図書カード・・・1枚
(3)500円の図書カード・・・1枚
(4)1000円のJCBギフトカード・・・1枚
(5)1000円のJCBギフトカード・・・2枚
(6)DVD・・・2枚
すべて2005年11月から12月にかけてネットで応募したものばかり。DVDはマウントレーニアというコーヒー飲料で5回ほど応募したものの1つが当たりました。
しかし本当に欲しかった3枚
『ブルークラッシュ』 『ミート・ザ・ペアレンツ』 『ミッシング』 は当たらず、第2、第3候補ぐらいの
『ニューヨーク東8番街の奇跡』 『摩天楼はバラ色に』 が当たってたのでフ~ク~ザ~ツ~。 ま、ハズれるよりはいいけど。
本当のお題は“最近思った「ここが変!」”なんですが、最近じゃなくずっと思ってます。それは『真冬なのに電車が暑い!』です。
今年に入ってから暖かい日より寒い日の方が多いのに、電車は相も変わらず暑い!たまに気の利く車掌がいて、軽く冷房していることがあるけど、冷房を入れるよりどっちかって言うと扇風機の方がありがたいんだよなぁ。
数日前の読売新聞にも書いてあったけど、電車が暑いと思っているのは私だけじゃないんですね。
正しくは『ディック&ジェーン 復讐は最高!』です。
ドタバタ喜劇ですかね。時々はシリアスな演技もするけど、この映画ではコメディアンとしての本領発揮という感じのジム・キャリーと、美人だけどボンヤリした印象しかないティア・レオーニが落ちぶれて行く夫婦に扮しています。
社長の計画倒産で会社を失ったディックは、それまで順風満帆だと思っていた自分の人生がどんどん落ちて行くのを止められない。しまいには強盗までしてしまうようになる。最初のうちは妻のジェーンから「あなたは悪者のキャラじゃないのよ」なーんて言われていたけど、一度強盗が成功してしまうと、その手口はどんどん洗練されていって失敗知らず。
しかし、ある銀行に押し入った時、別の強盗に出くわし、それがかつて同僚だった男とその妻だったことを知り、逮捕された二人を見て「(捕まったのが)自分たちであったかもしれない」と愕然。
そして、職を失った社員たちを尻目に、のうのうと狩りを楽しむマカリスター社長をテレビで観たディックとジェーンは彼から大金を奪う計画を立てるのです。
職を失って、電気や水道も止められ、家具を売り払い・・・と、そんな状況にあってもジェーンは一度も弱音をはかない。いつもディックのことを第一に考えています。そんな妻にすごく感謝しているディックの気持ちも伝わってきます。
ボトックスの試験モニターに応募したジェーンは、数人にしか出ない副作用が見事に出てしまい、顔が腫れ上がるのですが、ベッドで眠る妻に「いまでもキレイだよ」とつぶやくんです。
映画の上映時間もちょうどいい長さ。ラストがちょっと優等生的だったけど、幸せをみんなと分け合うというのもいいかもしれない。
社長役のアレック・ボールドウィン。『エリザベスタウン』に続き、憎まれ役です。
このヒト、昔はいい男だったのに、最近太ったな~。
◆『ディック&ジェーン 復讐は最高!』→ http://www.sonypictures.jp/movies/funwithdickandjane/