勤労感謝の日。学校もバイトも休み。そう! まる1日休みなのだ、日曜以外で。
朝から映画のハシゴです。
1本目は『ミッション:8ミニッツ』。
列車爆破事故で犠牲者となった男性の脳に残っている直前8分間の記憶に戻って、爆弾の場所や犯人を捜し出すというもの。何度も戻ります。いいかげんウンザリしてきます。監督もそこらへん、わかっているのか映画の尺は1時間30分ほど。
プログラム上での変化は、実際、現実に起こった列車爆破事故を変えるものではありません。が、この映画では最後に不思議なことが起きます。パラレルワールドですね。
2本目は本命の『マネーボール』。
こちらはテレビで盛んにCMが流れていたから、どんな内容かご存知の方も多いでしょう。要するに、お金をかけずに強い野球チームを作る。作ったチームが目を見張るような活躍をする。という内容です。オークランド・アスレチックスは選手部屋にある清涼飲料水はタダではなく有料。とても貧乏な球団なのです。
主人公、ビリー・ビーン(ブラッド・ピット)に助言するピーターは、イエール大学で経済を専攻し、データ分析を得意とするが野球経験は一切なし。
野球経験豊富なスタッフからは総スカン。安い契約金で取って来た選手なのに、監督が使ってくれない。そんなジレンマを乗り越え、軌道に乗ってからは連戦連勝。ここら辺は観てて痛快です。
自分自身もメジャーの選手だったビリー・ビーンが、ピーターに「君だったら僕をドラフトで指名したか?」と聞く場面があります。ピーターは「いいえ。あなたは大学へ進むべきでした」と言うんですね。普通だったら気を悪くするでしょうが、ビリーはこの一言でピーターを他球団から引き抜いちゃう。自分が常々思っていたことを、ピーターがズバリ指摘したことで「なんかコイツ使えそうだ」と思ったんでしょうね。
映画は面白かったです。ちょっと長いかな。
なのに!
となりに座った中学生男子数人がとっても迷惑だった。
ゲームの液晶画面を光らせるわ、友達同士でコソコソ話はするわ、挙句の果てに、映画の終わりごろに流れるビリーの娘の唄をハミングするわ、最悪なヤツら。
途中で注意すると字幕を見逃すので、映画が終わってから「液晶は迷惑。話も迷惑。面白くないなら家に帰りなさい」と言いました。液晶画面は途中で一度、目を見て無言の注意をしましたけど、やっぱ無言じゃダメでしたわ~。もう少しオトナになってから観に来なさい。
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