今日の女王サマ

映画、本、音楽、お出かけ、思ったことなどズラズラ書き連ねています。

米国にも極貧はある-『Winter's Bone』

2011年11月30日 | 映画&本&音楽&TV


アカデミー賞主要4部門にノミネートされ、サンダンス映画祭でグランプリと脚本賞を獲ったのに映画館は空いていました。内容が地味で暗く、俳優さんたちも有名な人が誰も出ていないからかな。

父親は犯罪者、母親は精神病で心を閉ざし廃人同様。17歳のリーの下には12歳の弟と6歳の妹。父親は保釈されているが、裁判に出ないと、保釈金の担保にした土地と家が取り上げられることになっている。リーはうすうすだけど、父親は死んでしまったと気付いているのです。ただ死んだんじゃない、消されたんだと。

笑った顔を一度も見せないリー。ドラッグに慰めを見出す伯父。しかし、リーは貧しさに溺れることはしない。

その若さで、一家の大黒柱なんです。

父親が死んだという証拠を提出すれば、家と土地が取り上げられることはない。その証拠探しはリーにとって最大の試練になるのです。もうこれ以上はないってぐらい。Bone=骨ですから。

リーの周辺には、まっとうな人があまりいない。それでも、最後に保釈金の一部が戻って来た時、それをよこせと言わない伯父は案外まともなのかも。




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HTML&CSS修了

2011年11月30日 | Weblog
HTMLの講座が終わりました。

前半はHTMLとCSSを直接入力してウェブページを作り、後半はテンプレートを使い、Dreamweaverでのウェブページ作りでした。
クラス全員がロリポップのレンタルサーバーを借り、ドメインを取って、自分たちが住んでいるところの紹介ページを作ったのです。

この過程で「ファビコン」を作成。ファビコンというのはウェブページを開いたときに左のはじっこに出る小さなアイコンのことです。gooブログには「g」を四角で囲んだファビコンが設定されていますね。これは非常に簡単。作成サイトがあるからです(笑)。

クラスのほぼ全員分がこのページにあります。

◆WALK'IN TOKYO

今までは先生の講評付きでしたが、今回は自分の地元を紹介するということでプレゼンもしました。

さて、私の作品はどれでしょう?

テンプレートを使っているので、レイアウトは全員がほぼ同じです。エロサイトを作った人もいて、この人の作品が朝イチの発表だったので、クラス中が「朝からエロサイトかよ」と思っていたはず。まあ、興味のある方はご覧になってください。

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立て続けに「バトミツバ」

2011年11月27日 | Weblog
バトミツバって、なんのこっちゃ・・・ですが、これは海外ドラマの話です。ユダヤ人女性の成人式をバトミツバ(男性はバーミツバ)というのですが、最近たてつづけにこの単語が出てきました。そんな季節というワケではないのです。海外ドラマはそれぞれ録画した時期が違うんですから。

ひとつは「ラリーのミッドライフ★クライシス」。

主人公ラリー(ラリー・デイヴィッド)は見るからにユダヤ人。乗っている車はプリウス。彼のこだわりが、いつもとんでもないトラブルに発展してしまうという内容のドラマで、出演者のほとんどが出演者本人の役で出ています。つまりラリー・デイヴィッドはラリー役、マーティン・スコセッシは監督自身の役というように。
60歳をとうに過ぎているが、カッコいいおじさんです。理屈っぽいけど中には「同感!」と思うこともある。でも近くにいたらやっぱりウザったいかな~。
このドラマの中でのバトミツバが最初。

二つ目は「ビーイング・エリカ」。

頭もルックスもいいのに、サエない毎日を送るエリカが、過去の失敗シーンに戻って人生の軌道修正をしていくというお話。
カナダのドラマなんですが、エリカ本人を見る限りはユダヤ人と思えません。が、お父さんが出てくる場面を見るとこのお父さんがユダヤ人の雰囲気プンプンなんです。エピソードのひとつとして、エリカ本人のバトミツバの回があります。

三つ目は「ザ・グレイズ~フロリダ殺人事件簿」。

シカゴの敏腕刑事が上司とモメて辞め、フロリダで心機一転という刑事モノです。このドラマの中のあるエピソードではバトミツバは「成人式」という字幕でしたが、セリフを聞いているとちゃんとバトミツバと言っていました。

バトミツバはものすごくお金をかけてやるみたいです。日本の結婚式規模。今まで観た映画とか、吹き替えなしの海外ドラマなんかでもバトミツバって出てきたんだろうな。気が付きませんでした。60年近く生きてきても、まだまだ知らないことはたくさんあります。

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「マネーボール」を観た

2011年11月23日 | 映画&本&音楽&TV
勤労感謝の日。学校もバイトも休み。そう! まる1日休みなのだ、日曜以外で。

朝から映画のハシゴです。
1本目は『ミッション:8ミニッツ』。

列車爆破事故で犠牲者となった男性の脳に残っている直前8分間の記憶に戻って、爆弾の場所や犯人を捜し出すというもの。何度も戻ります。いいかげんウンザリしてきます。監督もそこらへん、わかっているのか映画の尺は1時間30分ほど。
プログラム上での変化は、実際、現実に起こった列車爆破事故を変えるものではありません。が、この映画では最後に不思議なことが起きます。パラレルワールドですね。

2本目は本命の『マネーボール』。
こちらはテレビで盛んにCMが流れていたから、どんな内容かご存知の方も多いでしょう。要するに、お金をかけずに強い野球チームを作る。作ったチームが目を見張るような活躍をする。という内容です。オークランド・アスレチックスは選手部屋にある清涼飲料水はタダではなく有料。とても貧乏な球団なのです。
主人公、ビリー・ビーン(ブラッド・ピット)に助言するピーターは、イエール大学で経済を専攻し、データ分析を得意とするが野球経験は一切なし。

野球経験豊富なスタッフからは総スカン。安い契約金で取って来た選手なのに、監督が使ってくれない。そんなジレンマを乗り越え、軌道に乗ってからは連戦連勝。ここら辺は観てて痛快です。

自分自身もメジャーの選手だったビリー・ビーンが、ピーターに「君だったら僕をドラフトで指名したか?」と聞く場面があります。ピーターは「いいえ。あなたは大学へ進むべきでした」と言うんですね。普通だったら気を悪くするでしょうが、ビリーはこの一言でピーターを他球団から引き抜いちゃう。自分が常々思っていたことを、ピーターがズバリ指摘したことで「なんかコイツ使えそうだ」と思ったんでしょうね。

映画は面白かったです。ちょっと長いかな。

なのに!

となりに座った中学生男子数人がとっても迷惑だった。
ゲームの液晶画面を光らせるわ、友達同士でコソコソ話はするわ、挙句の果てに、映画の終わりごろに流れるビリーの娘の唄をハミングするわ、最悪なヤツら。
途中で注意すると字幕を見逃すので、映画が終わってから「液晶は迷惑。話も迷惑。面白くないなら家に帰りなさい」と言いました。液晶画面は途中で一度、目を見て無言の注意をしましたけど、やっぱ無言じゃダメでしたわ~。もう少しオトナになってから観に来なさい。

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雨がポツリ

2011年11月20日 | Weblog
夕方、豊島区立中央図書館に行ってきました。予約して借りた5冊は全部読めず、泣く泣く一旦返却です。

図書館のあるビルに入る直前、おでこにピチョッと水が・・・。あれ?雨かい?

昔、母が「雨の降り始めはバカに一番に当たる」と言っていました。家族で出かけても雨の最初の一粒はたいてい私に当たり、バカの証明を繰り返してきましたが、今日それを思い出して笑ってしまいました。

新たに借りた本を持ってエレベーターで1階に降りると、結構な水濡れの傘を持った人がいっぱい。外を眺めながら雨宿りの人もたくさんいました。

私は、近くの西友で傘を買おうかな・・・と思いましたが、空を見上げると、黒に近い灰色の雲の上にはすじ状の白い雲。その切れ目には青空がのぞいていました。あ、もう少し待てば止むかもと思い10分ほど待っていたら、本当に小降りになって来たので傘を買わずにすみました。

その時の雲の色、空の色は不思議となんだか懐かしくて、胸がキュンとなったのです。最近はじっくり空なんて見ないからなぁ。

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ドタバタな『モンスター上司』

2011年11月16日 | 映画&本&音楽&TV
                                         
映画『モンスター上司(原題:HORRIBLE BOSSES)』は、とんでもない上司を持つかわいそうな部下たちのお話。モンスターペアレントという言葉が一般化した現在では「恐ろしい」より「モンスター」を頭に持ってきたこのタイトルは正解と言えるかも。

パワハラ上司のケビン・スペイシーは部下の上昇志向を利用し、成功すると自分の手柄にしてしまう。セクハラ上司のジェニファー・アニストンは歯科医で、素肌の上に白衣とか、言葉のセクハラを日常的に行っている。バカハラ上司のコリン・ファレルは、社員に慕われていた社長である父親が亡くなるとバカっぷり全開。職場でドラッグやり放題。しかも頭はバーコード。ハンサムなコリンがよくぞここまでやってくれました(笑)。

と、面白かったのはシチュエーションまで。その後の交換殺人計画や結末まではドタバタで、睡眠不足の頭にはちとキツかった。下ネタもたくさん出てくるが、意味のわからないものも多かったです。

シネマート新宿のみで上映。11月25日(金)までです。

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ダイソン ホット&クール

2011年11月13日 | Weblog
ダイソンに羽根のない扇風機ってのがありましたよね。あれに暖房機能が加わったホット&クールを買いました。



買おうかなと思って3週間考えました。2週間前にヤマダ電機で値段を確認。この時、ビックカメラには商品がありませんでした。値段がもし同じならポイントが貯まっているビックの方がいいので今日まで待っていたのです。

幸い、在庫が1点だけあり、持ち帰ることができました。チョンマゲのように見えるのはリモコンです。iPod shuffleのような質感ですが、マグネットタイプになっていてくっついちゃうんです。これなら「あれ?リモコンどこへやったっけ」と探す心配はなさそう。

しかし、今日も東京は暖かい一日でした。どこへでかけても汗っぽくなってしまう。半袖の人も何人か見かけましたしね。

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ノンアルコール梅酒

2011年11月12日 | 食べ物&飲み物
サントリーのモニター品「まるで梅酒な ノンアルコール」をもらいました。

トロリとした梅酒の風味があります。なのにノンアルコール。これだけで飲むのは少し甘すぎますが、ロックやソーダ割にしたらかなりイケそうです。280ml。ロックにすると4杯分って書いてあります。



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ひとこと言わずにいられない人

2011年11月06日 | Weblog
私はお客様相手の仕事をしているから、あまり人の悪口は言いたくないけど・・・。

昨日、こんなお客様がいました。

まず前提として、チェックアウト(レジ)では、1050円以上お買い上げでレジ袋をご辞退されると2円お引きします。ですが、1050円以上お買い上げでなくても、お客様全員に「レジ袋をお付けしてもよろしいですか?」と聞くきまりになっています。

ある男性客。

「レジ袋をおつけしてもよろしいですか?」

男性客(両手を広げて)「この状態でどうやって持って帰れって言うの?」

「はい、でも中にはマイバッグご持参の方もいらっしゃいますので」

男性客「見てわかんないかな」

「申し訳ございません」(あやまるしかないです)

マイバッグはポケットに入るような小さいものもあります(実際、私も握りこぶし大になるバッグを持って買い物に行きます)。

だから見ただけじゃわかんないんだよ!

ハァハァハァ・・・。いかんいかん、血圧が上がる。

こっちだって毎回、声嗄らして聞きたくないよ。無条件に袋つけたいよ。

今まで何回か買い物に来ていて、毎回聞かれて、少々ウンザリしてらしたのかしら? でもこれからだって毎回聞かれますよ。
「つけて」か、面倒だったら「うん」でもいいのに、ひとこと言わずにいられなかったんでしょうね。

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読書メーター、8・9・10月

2011年11月05日 | 映画&本&音楽&TV
最近、読書量が少ないので今回は3カ月分まとめてアップです。

2011年8月~10月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3583ページ


■のはなし
読了日:08月07日 著者:伊集院 光
http://book.akahoshitakuya.com/b/4796660941


■ばんば憑き
読了日:08月20日 著者:宮部 みゆき
http://book.akahoshitakuya.com/b/4048741756


■モンスター
読了日:09月13日 著者:百田 尚樹
http://book.akahoshitakuya.com/b/4344018079


■日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人―怒鳴られたら、やさしさを一つでも多く返すんです!―
読了日:09月15日 著者:三輪 康子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4478015953


■天女湯おれん これがはじまり
読了日:09月27日 著者:諸田 玲子
http://book.akahoshitakuya.com/b/406216566X


■県庁おもてなし課
読了日:10月02日 著者:有川 浩
http://book.akahoshitakuya.com/b/4048741829


■木暮荘物語
読了日:10月02日 著者:三浦 しをん
http://book.akahoshitakuya.com/b/4396633467


■真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)
読了日:10月07日 著者:大沼紀子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4591124797


■Story Seller〈2〉 (新潮文庫)
読了日:10月10日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/b/4101366721


■メモリー・ラボへようこそ
読了日:10月13日 著者:梶尾 真治
http://book.akahoshitakuya.com/b/4582834647


■千年樹
読了日:10月22日 著者:荻原 浩
http://book.akahoshitakuya.com/b/4087748502

▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/

この中で図書館に予約したものは7冊。
◆ばんば憑き ◆モンスター ◆日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人 ◆天女湯おれん ◆県庁おもてなし課 ◆木暮荘物語 ◆真夜中のパン屋さん です。
面白かったのは『モンスター』・・・ブスと言われ続けた女性が全身整形で自分の人生を見返す。開き直り、変わっていく様子につい応援してしまいます。
『県庁おもてなし課』・・・毎日読んでいると、自分も土佐の人間になったような気がして来ます。

今日、予約していた本が一度に5冊届きました。老眼になってもやっぱり読書は楽しい趣味です。

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