村上塩谷円福寺・山椒大夫

これね。


村の人全員来た、んじゃない？

ってカンジ。

浄瑠璃を最も愛した殿様は、大和守、とおっしゃるそうで
一時村上藩の殿様、だったそうです。
第一級資料ですよ、「大和守日記」

年４，５本は新作パトロンになっていたとかで（江戸、でね）
村上にお帰りの際も、素人浄瑠璃をやらせていて、常盤屋、という茶店（？）でね


なんて、
（すみません・・お名前忘れました・・関西アクセントの、とても感じのいい研究の方・・
たぶん、その筋でとても有名（だと思う）ちょっとお話もあって

「まだ、ありまあす」とかお客様答えるんです・・
「え？あした行きますわ」ってそりゃ、ワタシも行きたいです。
今度、村上行ったら・・

素晴らしくノリのいいお客様で、掛け声バンバン、これぞ、芸能、です。

しかし、仕掛けも多いし、10時入り14時開演、昼も食べなきゃいけないし
仕込みはテンヤワンヤ。

間口も奥行きも違う舞台で、ぶっつけなので遣い手さんは、大変です。

つまり段取りではできないのです。
結果的にその段取りである（または、あった）本質（ネライです）を、
どんな状況でもその都度毎回実現する、ために稽古はあります。
段取りを覚えるのは稽古ではないです。

バラシて、すっ飛んで、第二黎明期の稽古ですが
ちょっと遅刻した・・すみません・・

そうです。
段取りを覚えてるわけじゃないです。

角筈にて

だった、と思う。

浅田次郎さんの小説。

記憶では、「うらぼんえ」の男性版、な感じ。
「ぽっぽや」も、考えてみれば同じ系列なのか、なあ・・

浅田さんはこういうのが本当に上手で
なんでそんな手に取るように、と全く切ないことだ・・

で、
泊まった新宿のホテルの前

ああ、ここが角筈、なのか・・・

ここで幼いころに自分を置き去りにした父に逢う。
定年を目の前にブラジル支店長に、事実上の左遷の出国直前だ。

父やそれに纏わるいろいろなことを受け入れるまでに
ゆうに50年以上かかった、ということです。

前にこれを「よみもの」にかけた時
こんなひどい男に腹が立って、聞いているのが苦痛だった、という感想があって
びっくりした・・んだった・・

なるほど、確かに、彼の周囲は本当にやさしくて
それでも、頑張っても、孤独になってしまう彼は、ひどい人だ・・よ。

そう、どこかの放送局がドラマ化したんだ・・
で、主演が、西田敏行さんだった、のも、ひどく驚いた・・んだった

もっと、線の細いタイプだ、たとえ、やり手商社マンだとしても、
ワタシの中では・・

人の想像力はいろいろだ・・

「角筈」だけで、これだけ思い出す、のも
人間のアタマは、フシギ。

行った。パラグアイフェスティバル、も。

ラテンビートと同じ時期なので、ハジゴ。



念願の？ニャンドゥティのドレス、着た。一回100円。


現地でも1,000,000グアラニ（2万円？）以上したし、
スーツケースに入らないし、
だいたい、いつ着るんだよ？！とあきらめたドレス・・

ニャンドゥティ、がとにかくキレイ。

あとは、本物のチパ（ユカイモ（キャッサバ、ね）＆チーズのパンかな）があるので、嬉しい、かな・・。

パラグアイ関係の方とも再会、なフェスティバル。

行った。ラテンビート映画際

これが、ポスター。


新宿バルト。

けっこう、見た。
「グロリア　GLORIA」（チリ）
「ダヤニ・クリスタルの謎　WHO　IS　DAYANI　CRISTAL？」（メキシコ）
「クリスタル　フェアリー　CRISTAL　FAIRY」（チリ）
「5月5日の戦い　CINCO　DE　MAYO：LA　BATALLA」（メキシコ）
「エリ　HELI」（メキシコ）

たまたまだけど、チリとメキシコ、ばっかりだ・・・

「HERI」はカンヌで監督賞を取ったので（だと思う）超混んでた・・びっくり。
貧しいメキシコの村でのあまりにやりきれない話で、いたたまれない・・

「5月5日・・」は戦争映画、だ。
何を見ても
どれがどっちの人なのか全然分らないので、戦争映画は苦手です。

ナポレオンのフランス軍と戦ってメキシコが勝利した150周年？記念、らしい。
メキシコ映画としては信じられない巨費が投じられている、もよう・・。
確かに、これで仏軍が勝利していたら、今の米合衆国はなく、どうなっていたんでしょう・・が・・

たぶん、これから日本公開される・・らしい。

「ダヤニ・・」はこれまた、いたたまれず・・というか
メキシコ国境を越えて合衆国へ。
アリゾナの砂漠を越えられずに亡くなっていく
中南米からの不法入国の方々の鑑識ドキュメント。
フィクション部分をメキシコ出身大スター？G・ガルシア・ベルナル。

メキシコも貧富の差、教育の差、生まれの差がスゴイ。


「グロリア」
58歳の女性ってあったけど・・・・えええ？？？
東洋人は、若く見える、んだな・・


「クリスタル・・」の監督が来てました。

隣の方、お名前お聞きしませんでした・・スミマセン・・



サインもいただきましたあ。

監督さんは
セバスティアン・シルバ　SEBASTIAN　SILVAさんです。
（カンヌでも上映されてます・・違う作品だけど）
かわいいサインだあ。

せっかくスペイン語聞きに行くのに？ダヤニとフェアリーは、かなり英語、なんだもんなあ・・
それは、ちょっと残念・・

いえ、在京の友にもたくさん会った、し
堪能。

LIVE 終了！

ありがとうございました！！！

いつも、謎のお誘いメールから始まるLIVE。
だいたい、それがLIVEの誘いかどうかよく分らない・・
見に来てくれ、かなあ、と思っているとと、出演依頼
だったりする・・
で、急に来る。

10月は予定が多い・・（ありがとう！）
4つの約束をクリアし、ライブ会場kaffaパルム到着、した時には
疲労困憊だ・・絶不調・・困った、な・・

しかし、アドレナリン（たぶん）の力は偉大。
全然、忘れる。絶好調。

クスリに頼る気持ち、わかる？かも？
アドレナリンが足りなくなるんだね、きっと。
または、もっと欲しいんだね、きっと。
肝心なとき、出ない、とかね。

とにかく、まったく大丈夫に、LIVE、その後の稽古。
凄いぞアドレナリン（たぶん）。

お客さまには、本当にありがとうございました！！

かなり、よく頻繁に、声、に言及される。
自分の声は聞こえない、ので
ただ、額面どおり、伺う。

まあ、顔も同じ。
自分の顔は一生見えない。
ビデオがあろうが、写真があろうが。

その恐ろしさにひたすら耐えます。
そんな我慢比べをして、どうするんだ？？なんですが・・

何より！ありがとうございました！！！

音合わせ、の予定

明日のLIVEに向け、ウクレレの吉原さん到着しだい
音あわせ、の予定。

さあて、どうでしょう？？
楽しみ・・

明日、よろしければ、お出かけくださいませ。

Kaffaパルム　LIVE

１０月１２日(土)《kaffa　パルム》
１９時～・１０００円（コーヒー券付）
古町通６・（０２５）２２８‐２０５０

一部：アコースティック　　
羽生英一（Ｃｂ）
一柳泰彦（Gt）
清水徹三（vo）

二部：ラテンバラード
高橋景子(vo・Gt)
吉原厚子（Uke）

三部:エレキ
一柳泰彦（Gt）
清水徹三（EB）

お問い合わせ先：清水070-5560-6694

ラテンビート映画祭

の季節がやってまいりました。

起承転結じゃないんだなあって
当たり前だけど、改めて思う、ラテン映画のとき。

もちろん、ウエルメイドで分りやすい作りのもあるし
だんだん増えてきた気もするけど
なんだコレ？ってのもいっぱいある。

所謂ラテン文学、と言われてるのも、ヘンテコなのがいっぱいだし。

楽しみにしてます、ラテンビート映画祭！

蚊もスゴイ

沈丁花が虐げられて可哀想なので
周辺の枝を落としたら
どんどん何とかしたくなって

ショック死するんじゃないかと思うほど蚊に刺された。

温暖化したら、デンゲで死ぬ、確実。

カマキリ、が見た

よく来るなあ、と思って見たら



向うも、見た。

「山椒大夫」はいい演目だ。

公開稽古無事終了。


まず初ネタ初演は、公開稽古で地域の方に気楽に見ていただく
というのは、いい。




ワタシの仕事はこれだけ。
前明かり的な、フットライト？的な、設置のみなので、
（これはまだ仕込み途中ですよ・・さすがに・・）
あとは、見る。


「山椒大夫」は説教浄瑠璃であるけれど

鴎外でも有名だし、童話？「安寿と厨子王」だから、ストーリーはなじみがあるし
船で運ばれたり、海に突き落とされたり、逆さ吊りで拷問されたり
ヴィジュアルも目先が変わり
聞きごたえ、見ごたえある演目だった。これからいいネタになると思う。

次回は10月20日村上公演。


お近くの方、どうぞ。
楽しめます。