暮らしと笑顔 2012-11-18 20:04:14 | 歩 静かに過ごす 穏やかに眠る 難しかっただろうか 特別なシフトだったろうか そうだね ごく普通の暮らしだよね 争って勝ち取る時代の長かったこと 喉元過ぎたから呑気にしてると言われても カチリと合わせるグラス 染まる頬とこぼれる言葉 なんでもいい ふたり笑っている
楽しんでいます 2012-11-16 15:36:45 | 歩 本物も幻も いっしょくた 楽しんでいます 傷ついたり ほどけなくなったり それさえも楽しんでいます 自分で見つけた突破口から 漏れていた光はとても魅力的で ただいま命綱を心の芯に括りつけ おそるおそる降りていこうとしています 誰に何を言われても ちっとも問題じゃない 本物も幻も いっしょくた 最後に残るのはどれなのか 四六時中楽しんでいます
名前をつけない 2012-11-16 10:31:44 | 歩 名前をつけてあげない 不安で揺れ動く心のことなど 親や社会に この世への信頼を 奪われたのなら 私本人が取り戻すだけ 誰だって 通りの良いものを 好きになるんだもの 滞りのない私になるわ 明日会えるあなたに 純度100%の私を届けたい
花の笛 2012-11-09 16:54:47 | 歩 無意識の中にこそ尊さが存在しており 秋の街に光零れる様子をあなたは楽しんで 僕たちは心を濯ぐ優しく降るものに囲まれ 天の豊かさを識る地の華やかさを想う雲の羽根 破れた記憶が今の自身で隅々まで修復されては 想い出をつなぎあらゆる可能性の明日へ届ける 花はひとつひとつが笛となって宇宙に鳴るようだ 願いは無くした欠片ほどこれからのふたりへ響く
歓びの瞬間から 2012-11-03 12:05:51 | 歩 あなたが幾つものハードルを 楽々越えたように見えるのは 太陽みたいな笑顔をしているからだね 叶えた夢の日々を送っているからだね あなたが好き、それは 世界を愛するのと一緒の気持ち 風が心地いい 緑が優しい 歓びを感じた瞬間から いつでもわたしたちは生まれている
「すべて良いお天気なんだよ」 2012-10-28 14:17:46 | 歩 雨風にも楽しみを見い出して あなたは時の魔術師のように 隠された音符までつなげて やわらかな旋律に仕上げた 「すべて良いお天気なんだよ」 あなたがかけた魔法の言葉が 今ではわたしの中で活躍してる
見えているよ 感じているよ 2012-10-19 07:48:39 | 歩 自分をきちんとつかまえているなら どんなに遠くに行ってもあなたの煌き 見えているよ 感じているよ あなたが何気なくふれたものだって すべて経験の宝物 素敵だね 愛しているよ
ほこほこ笑う 2012-10-07 11:23:25 | 歩 流れのままが心地よい 誰かがどうだったか そうだねそれほど関係ない 川になってみよう 空になってみよう 引っかかったものほど流す 血が上りそうなものほど流す リスが木に 駆け上がるような ひそやかさで 神様がほこほこ笑っている
ごめん 泣きそう 2012-09-29 14:52:51 | 歩 受けとり方次第だった だからもう過ぎたことは 風の中にしておける ごめん 私も酷かったね 泣きそう 沢山の気づき 朝に飛ぶ鳥の群れみたいに ずっと留めておけない どれだけのあるがまま 認めて認めて私を行くんだ 頬に流れる熱さを希望にするからね
待っているよ 2012-09-28 10:06:43 | 歩 穏やかに見るんだ 胸のざわつきさえも 世界の涙にしても 変えようとしている誰かを 責める幻からさようなら 君がさなぎから蝶に変わるのだけを 僕は信じて野原で待っているよ