終わりははじまりの合図
次のステージへいけるチケット
ふりむいても泣かないで
お気に入りの歌を持っていこうね
昨日の風に
背中を押されて
新しい靴ですすんでいく
終わりははじまりの合図
次のステージへいけるチケット
ふりむいても泣かないで
お気に入りの歌を持っていこうね
昨日の風に
背中を押されて
新しい靴ですすんでいく
夜明けをみつめるあなたと
黄昏をみつめるあたしで
向かい合わせに
なった鏡は
真昼を照らし
星空をめぐり
どこにもない筈の
永遠でさえ越えていく
手をつなぐたび
魂が鳴る
心の闇が育ってしまわない場所がある。何物にも揺らがないあなたのそばだけだ。
黄昏の蜂蜜の河に浮かび上がる
掌はゆっくりと祈りのかたちになる
あらゆる隙間を丹念に埋めていく
もう二度と暗闇に捕まらないように、と
女の子に沈黙を
ひとかけらでも与えたら
イコール”無関心”だと
捉えられてしまうのよ
磨いておいて損はないわ
愛に言葉に感情の波
うんとクールにぴかぴかさせてね
前向きなんて
ケチなこと言わないで
全方位にアンテナはりめぐらせようよ
今日もこの星では
彼女の不機嫌猫パンチ
鋭い爪が男の子に刺さってる
恋愛至上主義の日々から遠いところへきちゃった
センチメンタルなヴェールも架空の愛を飛ぶ羽根もいらない
あなたのまなざしが掴んで離さないほんとうの自由を手にいれたの
僕の隣で見上げた虹を
君は澄んだ呼吸で胸に浮かべる
揺れる髪
黄昏前の光に透けて
生きる意味
ひとつひとつ
難しくせずに
紐解いていく頬笑み
言葉に魔法をのせて歩く散歩道
降り積もる永遠のプリズムが聴こえる
過ぎ去ったことに冷淡なぶん
あたしは酷い人間なのだろう
それでもあの頃感じてた
無力さ空虚さを
何かの誰かのせいにはしない
階段はため息も消え飛ぶ数あって
のぼってきたのは他ならぬあたし自身
一期一会の空の中
終わらない旅をするだけです
糸の端を結んでいなかったから
ぐちゃぐちゃの過去の縫い目
すすむたび消えていっただけ
なんにもなんにも辛くない
綺麗さっぱり忘れちゃった
ほらみてあなたに出逢えた縫い目
ひかりのように素直でまっすぐよ
とどめておきたい
時の豊かな織物の上
そろそろ玉結びにしておかなくちゃ
