今ここ・サブカル散歩

依子目線での日本のエンタメ所感などを。
365日walkingデートは2014年の2月の記事からご覧ください。

興味なし。

2023-10-23 14:18:09 | サブカル

プンスカ怒っている。
夫がわたしの話を遮ったのだ。興味のない話題だったらしい。

世界情勢・ガザ地区等、世界には
もっと切実な問題があるというのに、
君は何だ、気にしたこともないのか。とゆー言い分。

新聞など読みたくもない。ニュースを真面目に聞けばテンションが下がる。

夫への扉がひとつ閉まった。今後開くことはない。
「オードリー春日の前髪の白髪の話」をしたらこの展開。

「(関口宏氏の)あの席空いてるから座りたい」春日さんに対して
「あの席なんてあるんだ」のツッコミをした若林さん。ここまでがセットの話。


そもそも夫はオードリーにこれっぽちも興味がない、ゆえに『聞きたくない』

 


時代とアイドル。

2022-06-10 20:53:40 | サブカル

 

宮沢りえはアイドルを軽やかに脱皮した。作られた楽曲の女の子像が「違う」と感じ
アイドルの座を降りた、という内容を番組で話しておられた。とても潔くかっこいい。

松田聖子、恋多き人生。楽曲は可憐な女の子。But、歌と聖子ちゃんはリンクしない。
松本隆・呉田軽穂のコンビ(赤いスイートピー・他)が古き良き昭和の女子を描く。
聖子ちゃんは忠実に表現しただけ。アイドルの姿勢への熱意の投入を惜しまなかった。

筆者が学生時代、芸能界のレコードリリースは3ヶ月に1度のペース。
昭和歌謡は年4回新曲が出ていた。歌番組は歌の披露に留まらずベストテンや
ランキング形式になってゆく。演歌がチャートインするとテンションはやや下るものの
一応耳にしていた。国民全体がヒットソングを知っていたという所以でもある。

平成はJ‐POPの名称で表された歌謡曲。カラオケ登場も「歌」を身近に感じた装置。
アーティストは心を代弁してくれる味方・友人みたいな立ち位置。歌番組は激減。
平成の終わりにはレコード大賞の楽曲を知らない人が大半という由々しき事態となる。

令和のアイドルの歌い踊る束売り方式の楽曲にはいまひとつなじめず残念至極。
彼らが昭和歌謡をなぞる場面に「やらされ感」をうっすら思うのは穿ちすぎか。


目が死んでる芸人のことを。

2022-05-25 17:00:02 | サブカル
オードリー若林・インパルス板倉・博多大吉・
サンドウィッチマン冨澤たけし・東野幸治など
「目が死んでる芸人」とされた人たちは
かりそめ天国で有吉さんに「だけどコイツら野心家だよ」と評されていた。

言い得て妙で「うまい!」

上記のような発言が聞けるのでかりそめ天国の視聴は止められない。

死んだ目と言われるのは「心ここに非ず」だからだ。
内心ではもう一人の自分と懸命に(高速で)話しているから。
意識ではとてもビビットな作業をするため現実(目の前)が疎かになる、
そういうしくみなのだ。


言葉萌えする依子

2022-05-23 12:59:27 | サブカル
わたくし依子は「言葉萌え」するタイプだ。
例を上げると「すしあざらし」である。「すし」で「あざらし」。
韻も踏んでありリズムも良くてキャラクタの画が浮かび上がるかのようだった。

かくて笑いが止まらなかった、当時の依子。
哀しい出来事の最中だったのに、一気に吹き飛んだのである。

「オザケン、今はオジサン」にも弾けるように笑った。
前段でヒットを飛ばすアーティストが文末でオジサンである。
オジサンという悲哀がこもる現在に笑えたのだ。

このように一見「駄洒落?」と思われがちな言葉萌え。
「結局、下ネタかよ!」とツッコまれそうな例を上げる。
タモリさんが述べた「童貞は、ポール・ニューマン」と表現したその時、
「ん?」と一度考え、腑に落ちた瞬間「上手いなぁ!」と感心した。

一周まわってオチを迎えた漫才に触れたかのようだった。
しかも知的な薫りすら漂うのだ。