今ここ・サブカル散歩

依子目線での日本のエンタメ所感などを。
365日walkingデートは2014年の2月の記事からご覧ください。

あまいドロップ

2008-10-31 14:22:46 | Sweet


あの時の涙が、いまはあまいドロップになったのよ。

君がいる。君がいない。
その違いひとつで、どれだけでも世界は変わる。

聴いて。お花みたいな気持ち。
またいなくなるのなら、
いっぱいいっぱい聴いて。

チューリップ。ストロベリイ。マローブルウ。
プリムラ。つる薔薇。金木犀。
浴びて。ふれあって。時間を束ねて。

つみのない、つみかさね。
笑い声は、久遠の薫り。

二度と哀しみに立ち止まらないように。
箒星めぐる歓びを、あまさずのみほすの。




星を抱くように

2008-10-29 14:20:49 | 透明


ふたりで居て 
際立つ孤独なら 
星を抱くように 

怖がりなのは 
知らなさすぎるから 
歩きだすしか術はない 

砂に描く絵や文字が 
風に消えても涙に濡れても 
つづけるしかないのだと 

君の翼を癒してあげる 
どこにでも飛べるように 
孤独の色を変えられるように 



夢じゃない

2008-10-27 15:14:03 | 透明


離れてるから寂しいんじゃなく 
君のまなざしが無いから寂しかった 

それとは気づかないところで
見つめてくれていたのを知らずに

時の砂がこぼれる
夢が本当になるまで 
あとすこしもうすこし 

いくつ出会いをくれるの
いくつ別れを告げるの

君の愛の形は 
青い空のつめたい場所のように
澄んでいていつだって哀しかった 

また過去であたしを区切るけれど 
これからはそのことに傷ついたりしないよ 

時の砂が降る 
もう夢じゃない 
君のいる花の咲く窓辺 



やがてつめたい青になるまで

2008-10-24 15:25:48 | 透明


朝焼けに舞い上がれ 
薔薇の雲 両手いっぱい掴んで 

頑ななハートに翼をつけて 
野原を真上から眺めたら 

嫌で嫌でしかたない棘も
雲散霧消の音立てて 
後ろへ後ろへみえなくなる 

さらさらのわたし 
満ち満ちのわたし 
新しいことばで 
はじまっていく 

やがてつめたい青になるまで   
思考の一切を大空に染め上げるのだ 



求めない

2008-10-21 14:47:40 | 


花は何も求めない 
風に揺れてわらっている 

どれだけの月日 
費やして微笑めるの 
与えつづけていられるの 

あなたの深さをやさしくたどらせて 

おなじものになりたい 
ぴったりかさなりたい 
一生に一度きりの告白をあなたへ