指先に久遠の薫り
幾千万の時空から
果てぬ想いの行方
耳澄まし聴く入江
空中の夢かき集め
鍵を回し進みゆく
過去の薫りの記憶に揺すぶられ
懐かしいあなたが立ちのぼるの
琴線に触れる瞬間
心の真ん中が動く
息をのむ
あまりにも幸福で
あまりにも申し分がなくて
息をのむ
色鮮やかな夢をして
色鮮やかな雨をして
もしかしたら
願望が叶う一歩手前？
息をのむ
他には誰も気づかない
笑顔の片隅に宿る光に
あまりにも幸福で
あまりにも申し分がなくて
息をのむ
色鮮やかな夢をして
色鮮やかな雨をして
もしかしたら
願望が叶う一歩手前？
息をのむ
他には誰も気づかない
笑顔の片隅に宿る光に
自分で見つける歓び。
世の無常をなぞる指さき。
遠浅の海をひたすら歩く。
朝焼けと黄昏を楽しむ心。
この身体に通す光は愛を源として
愛にたどりつくまでとても狭い河を遡ったこともあった。
今を微笑めるあなたをずっとずっとだいじにして。
もう心の向きとは違うねじり方をしなくて良いのだからね。
あなただけにつたえたいから
あいにそまるそらのそのままに
あなただけにつたえたいから
はやるきもちをぐっとおさえた
あなただけにつたえたいから
しずかにゆめをほんとうにした
あなただけにつたえたいから
わたしがわたしになれたのよ
心をすべらかにする言葉で人生を編もう
合わせ鏡がそっと映し出す世界
それがあなた
なんて綺麗なの
認めて微笑む ほら、花が咲いた
あなたの中の王国を見せてくださる？
挫折と痛みのその上で
深い笑顔となったあなた
本当の安らぎを知っていたね
いつも与えていてくださったね
あら、王国の花鳥風月は
地球のそれとよく似ていてとても綺麗。
出来事はすべて神聖な合図だから
その度に凍りつかず微笑みで受けよう
いつだっておぼえていて
僕らは絶えず神様に愛されている
暖かく運命の輪が動きだしている
心がふるえる風景に
心が寄り添いたいと思う
あなたがあなたになる瞬間
踊りながら或いは
沈思黙考しながら
取り戻しながら或いは
新たに出会いながら
あなたがあなたになる瞬間
自分らしさを感じていたら
くちびるはふんわり上がっている
北風を吹かせていたら
いつまでもどこかが傷む
表裏一体のしくみが
ずっと続いていく
あなたなりに受けとっている
それでいい
まるごと認めたら
真のリラックスが起きて
あなたの上昇がはじまる
