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2006年10月2日、ペンシルベニア州ランキャスター郡バートタウンシップにある村のアミッシュの一部屋学校へ、三丁の拳銃を装備したチャールス・ロバーツは、突如押し入り、10名の女児を人質に取り、そのうち5名を殺害し、自害した。
犯人ロバーツは、この凶行の9年前に、新生児の娘を亡くし、そして女児への悪戯をする性癖があったことから始まった神に対するねじ曲がった復讐感を抱いていた。全くアミッシュとは関係がなく、父親でもあったロバーツが、悪魔のごとく罪のない無抵抗な子供を襲ったことで、誰もが震撼させられた。しかし、本当に世界が驚かされたのは、犠牲者のアミッシュの人々についてだった。
Timothy A. Clary/AFP/Getty Images
2006年10月5日アミッシュ学校襲撃事件犠牲者の一人の葬儀への葬列は、ペンシルベニア州ニッケルマインの町を抜けて続いた。
このような悲劇にもかかわらず、犠牲者の家族を含めたアミッシュコミュニティは、驚くべき赦しの行為を世界に示したのだ。アミッシュの人々は、犯人のロバーツの葬儀に出席し、その未亡人を慰めたのである。それだけではなく、アミッシュコミュニティは、寡婦となったロバーツの妻に、先々の経済的援助の基金設立を申し出た。
ドナルド・クレイビル(Donald Kraybill)は、このアミッシュコミュニティにほど近いエリザベスタウンカレッジの社会学者で、”Amish Grace: How Forgiveness Transcended Tradgedy”の著者であるが、アミッシュコミュニティのこの驚くべき行為についてこう語った。 「アミッシュの赦しの最もパワフルなのは、この殺人者の埋葬にその墓地へ、彼らが赴いた点です。。。その中には、犠牲者の家族もいて、前日に娘を同じ墓地で葬ったばかりでした。そして彼らは、殺人者の未亡人を抱き、他の家族の人々をも抱いて、慰めたのです。」
アミッシュの人々についての神話の一つは、アミッシュは悲劇を早々に越えてしまうという事である。そして二つ目は、アミッシュは、電力を使わず、電化製品を使用しないから、精神医学の恩恵さえ受けつけない、という事である。
しかしながら、地域にカウンセリングセンターを設立したジョナス・ベイラーは、37年前乳児だった我が子を殺害され、当時そうした悲劇や怒りやその他諸々の感情を内面に秘めるのがアミッシュの慣習であったと言う。しかし、その為に妻との間に溝ができ、それが深まり始めた時、勇気を持ってカウンセリングを受けたところ、夫婦の関係は、修復したそうだ。
ベイラーは、カウンセラーになる決心を固め、大学へ行った。その間の家計の助けに、妻のアンはアミッシュプレッツエルを手作りし、合衆国の郊外で夏よく見かける子供達のレモネードスタンドのように、コミュニテイのスタンドで売った。そのプレッツエルが評判を呼び、全米で売られるようになった。アメリカの空港で、あなたも見かけた事があるかもしれない、アンテイアニーのプレッツエルが売られているのを。
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- 誰かはあなたの神経にとても触るーその人の長所を書き出してみてから、神がどのようにその人を見るか想像してみる
- あなたの家族の誰か、あるいは友人はあなたを嫌な目に合わせたかーその人に電話をかけて、あなたと彼・彼女の考え方や感じ方や思い方の相違を改善してみる
- 解決できていない問題を誰かとあなたは持っているかー怒りや後悔で心にわだかまりを残さず、解決に持ち込めるように、行動を起こす