子供たちと私はクリスマス休暇以来、いくつかのジグソーパズルをこなしている。当初は次男が送ってくれたストックホルム風景画(1000ピース)、次はクリスマスクッキーの写真画(500ピース)、ピーナッツ(1000ピース)、そして現在始めたのは1500ピースのディズニー画。同じピーナッツで3000ピースのパズルがあり、誘惑されるが、長男はこの箱を開けたばかりの1500ピースをまず終えよう、と賢い判断を下す。
これは手こずった、というより私が飽きた。雪の地面は同色。最後は長男がひとりで仕上げていた。そして下のような画面が一部ある。
この真ん中の土星のような形。
この部分周辺は末娘の夫がさっと数秒で組み立てた。
これが土曜日から挑戦している1500ピース。
このパズルは簡単なようでなかなか手強い。ご覧のように額縁が二重になっているし、その中に丸い囲みがいくつかある。エッジのピースを拾い集めている時、まるでごった煮のようなものだわ、とため息をつき、そうだ、クラブボイルを作ろう!と思い立った。パズル画が食べ物ならず、ディズニー画なのに。
早速コスコで甲殻類などのシーフードを揃えようと、向かうと、大きめのエビも、ダンジョネス・クラブも、それにロブスターも驚くほどの低価格で、魚はパスして、これまた安いカラス貝のパッケージをカートに入れる。
材料のひとつ、レモンは横庭の柑橘果樹から、今年農夫且つ園丁となると決心した孫たちが鈴鳴りのマイヤーズレモンをもいでくれた。長女は前日丸いサワードゥブレッドを焼き上げて届けてくれてあった。
クラブボイルにはいつもこの調味料パックを使用。
甲殻類とカラス貝の下処理を終えて、ストックポットに水、塩、上記の調味料パック、縦に四つ切りにしたレモン数個、四つほどの輪切りにしたトウモロコシ数個、赤いポテト数個を入れて沸騰させる。沸騰後、スパイシーソーセージをぶつ切りにしたものを入れてから、2、3分毎に、まずカラス貝、ロブスター、ダンジョネスクラブ、エビ、と入れていく。
その後エビが煮えていれば、それで完成。ポットから材料を引き上げて大皿や長方形のケーキ型や大きめのボールによそい、ガーリックブレッドの輪切りサワードゥブレッドとレモンを添えて、さぁ召し上がれ。わいわい子供たち家族とより集まって、愉快に過ごせた晩だった。
2月4日日曜日は亡夫の誕生日。土曜日日曜日は、閉園するここの市立墓地。週明けに花束を持って都合のつく子供達と夫に会いに行こう。未亡人7ヶ月目の私は、夫も好きだった年一回ほどのクラブボイルを子供たちと楽しくすませ、案の定さまざまな家族の思い出を笑顔で話し合った。生きるということは、ある意味残酷で、美しくも、また希望さえ不思議に湧いてくるのだ。
クラブボイル
日本で言うならば、コタツに入ってお鍋を家族で囲むようなことでしょうか。子供たちや孫たちにさえ、父親の祖父の性格や性質が伝えられているのを垣間見ることができるのは、本当に面白く、感謝しています。
〜ままちゃんより。
美味しいご馳走を創って家族と食べられる幸せ・・最高ですね。ご主人の笑顔も浮かんで来ます。
私は子供たちや孫と離れていたので、「いいなぁ」と思いました。